シンガポールの母の味!夏にぴったりの栄養満点料理「ポピア」のレシピ

シンガポールの母の味!夏にぴったりの栄養満点料理「ポピア」のレシピ

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多民族国家として有名で、活気あふれるシンガポールは、シンボルともいえるマーライオンをはじめ、ユニバーサルスタジオや高級リゾートホテル、マリナーベイ・サンズなど見どころがたくさん!自粛が明けたら行ってみたいですね♪ 今回は、お家で楽しめるシンガポールの家庭料理のレシピを、マイバス シンガポール支店のスタッフさんに教えてもらいました。

Summary

「ニョニャ料理」って?

今回ご紹介する「ポピア」は、代表的なニョニャ料理です。
…「ニョニャ料理」とは、いったい?

シンガポールの食文化を語る上で、切っても切り離せない言葉「プラナカン」。
マレー語で「この土地に生まれた子」という意味を持つ言葉ですが、主に15世紀頃に中国からマレー半島にやってきた中国人たちの子孫を指します。
その「プラナカン」の文化の中で、「ニョニャ」という言葉は女性を意味します。このニョニャたちに受け継がれる手間暇かけた秘伝の料理を「ニョニャ料理」と呼びます。
「ポピア」は、日本の手巻き寿司ように好みの具を包んで食べる家族料理で、代表的なニョニャ料理のひとつです。

ポピアの作り方

ポピアは漢字では「薄餅」と書き、薄いモチモチした皮に包まれています。
「ポピア」は一言で表現すると「ニョニャスタイルの生春巻き」という感じです。
「ポピア」の具材は、ストール(屋台)や家庭ごとに異なります。
主な具材としては、ターニップ(Turnip)、もやし、揚げ豚脂、レタス、キュウリ、卵、スイートソース、チリソース、等です。
ポピアの具材として外せないのが「ターニップ」という名のカブです。
現地ではこれを甘く煮付けたものがポピアのメイン具材になりますが、
今回は日本でも手に入りやすく、食感や味付けが一番近い「切り干し大根」を代用して作ってみます。

■材料
【材料1】
・小麦粉 ……… 125g
・水 ……… 300cc
・卵 ……… 5個

【材料2】
・ゆで卵………2個
・切り干し大根………20g
・にんじん………1/4本
・もやし……… 100g
・キュウリ ……… 1本
・レタス………2枚
・塩………少々
・こしょう………少々
・マヨネーズ………適量
・バターピーナッツ(砕く)………適量
・香菜 ……… 10g(お好みにより)

【A】
しょうゆ………大さじ1
酢………大さじ1
はちみつ………小さじ1

お好みで、エビを入れるのもおすすめ!
お好みで、エビを入れるのもおすすめ!

■作り方
1.皮を作る。【材料1】の卵を軽く溶いておく。小麦粉に卵、水を少量ずつだまにならないように混ぜ合わせ生地の元を作る。
2.フライパンの全面にサラダ油(分量外)を薄くひき、作り方1の生地を2mmほどの厚さに流して中火で焼き、片面に火が通ったらひっくり返して両面に軽く焦げ目が付くまで焼き揚げる。皮は重ねて置いておき、粗熱を取っておく。
3.具を作る。材料2の切り干し大根は水で戻し、水気をしっかり絞って食べやすく切る。にんじんは皮をむいて細切りにする。
     ボウルに【A】 を混ぜ合わせ、切り干し大根、にんじんを加えて和える。
4.キュウリは千切りにする。モヤシは沸騰したお湯に一瞬だけ通して火を通し、水気を切っておく。ゆで卵は千切りにする。
5.皮の上に作り方4の材料とレタス、香菜(お好みにより)を敷き、その上に作り方3の具を盛り付けて円筒状に丸める。
   食べやすく切って皿に盛り、マヨネーズをのせ、上からバターピーナッツを散らして完成!
   ※チリソースがあればよりGOOD!

■ポイント
実際の具は好みでアレンジしてみてください。
お好みによって、甘辛い味付けの豚そぼろ(または鶏そぼろ)、玉ねぎ、エビ、唐辛子、ニンニク、豆腐、白味噌、等を加えるともっと風味やボリューム感が増す一品になりますよ。

チリソースの作り方

■材料
酢………大さじ1
砂糖………小さじ1
ハチミツ………小さじ1
塩………少々
豆板醤………小さじ1/2

■作り方
1.材料を全部合わせる。
2.フワッとラップして、500Wで1分で完成!


●この記事は「マイバスJTB」で過去に掲載した記事をもとに作成しています。




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