「and café」styleのフルーツメニューがクセになる、街に欠かせぬ場所はここ。【きょん。のあの日この日のカフェダイアリー。】
次から次へと新しいメニューが生まれる昨今。他店と被らないための個性の追求よりも、一層ハードルの高いものになりつつあるのかな、なんて余計な心配を他所に、次から次へと独創的なメニューを発案・提供し続けるカフェが、大阪のディープな街にあります。
ディープな場所からカフェカルチャーを発信。
大阪屈指の繁華街・難波エリアから、電車に揺られること約10分。地元民以外、なかなか訪れることがないであろう新深江というディープな場所に、開店前から行列が生まれる日も少なくない「and café(アンド カフェ)」があります。
無骨で落ち着いた一面と、アンティーク調の華やかな一面とが調和した空間で提供されるメニューは、幸福と口福に満ちた個性全開なものばかり。
たとえ数時間待つことになっても、「待っててよかった!」と感じられるはず!
ちなみに、入店を待つ際は事前に整理券が配布されるため、ある程度離れた場所で待っていても問題なしです。
待ちたいとすら思わせてくれる魅惑のメニュー3選
喫茶ドリンクの大定番、クリームソーダがとんでもなく愛らしい姿となって登場!
アイスの上にクッキーとソーダさしを添えた、まさにand café style。
ラインナップは、写真の”みどりいろ”と”だいだいいろ”以外に、”あおいろ”や"むらさきいろ"など計7種類。
ちなみに”だいだいいろ”にだけクマがトッピングされているのですが、そのストーリー性を込めた壮大な理由は、店主さんにお尋ねを。
先ほどのクリームソーダにもびっくりだけど、こちらのソーダのダイナミックさにも驚きを隠せなかった…。
旬の果実をグラスの上にどーんとのせた姿は、まるでパフェ。潤い×潤いという、飲む前から癒されちゃう、みずみずしさ200%の一杯です。
レストランを訪れたとき、"シェフの気まぐれ○○"ってメニューと出会うことはたびたびあるけど、ここではフルーツを使った創作焼き食パンをわがまま仕様で提供。
どんな形で提供されるかは、頼んでみてからのお楽しみというサプライズ。
いずれも、使用する素材は”果物のポテンシャルを邪魔しないように”と極力シンプルに。
メニューの受け取り場所がフォトスポット!
人によっては、自然光が入る席を選んで"より良い写真を撮りたい!"と考えている方もいるでは。ですが、例え光の届かない店奥に座ることになっても、そんな心配はご無用。
なぜなら、オーダーしたメニューを受け取る際、カウンターに向かうことになるのだけど、そこが既にフォトスポットだから。
ここであれば、スマートファンであってもカメラであっても、この写真のようなスタジオで撮影しているかのような写真を撮影することができます。もちろん、自由に撮影してOK!
※感染症拡大防止のため、提供方法が変更となる場合があります。
関西に住んで30年を超えたわたくしきょん。でも、and cafeが生まれるまで訪れることがなかった新深江。そもそも、新深江という場所を知らなかった人もきっと多いはず。
これってつまり、今までこのエリアを知らなかった人に、訪れるきっかけを作ってくれていると言っても過言ではなくて。というのも、最寄駅である新深江駅を下車したあと、スマートフォン片手にキョロキョロしながら、同じ方角を向いて歩いている人を見ると”あ、きっとand cafeを探しているんだろうな”って直感的に分かっちゃうのですね。(自分もそうだったので...)
しかもそれがやっぱり当たっていたりして、前後で開店を待っている、という経験が何度かありました。
開店して1年を過ぎたこのお店は、地域にとって欠かすことができないお店になっていることは間違いないと思うのです。
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