素朴な王道定食と、センスの光る日用雑貨。吉祥寺の「四歩」でのんびりランチ
センスの良いカフェや雑貨店が並ぶ、吉祥寺エリア。そのどちらも同時に楽しめるのがお食事と日用品と古道具のお店、「四歩 吉祥寺店」です。どこかなつかしさを感じさせるような日用品雑貨を取り扱うお店で食べられるのは、栄養士さんが栄養面にまでこだわった王道の定食ランチ。早速、お店へ行ってみましょう!
まるでタイムスリップ!なつかしさを感じさせる日用雑貨、古道具店
にぎわう吉祥寺の商店街「サンロード」を抜け、住宅街まで歩くこと10分。五日市街道から、一本入った道に「四歩」はあります。お店の前には、古道具が並べられ、まるで昭和にタイムスリップしたよう。
一歩お店に入ってみると古道具・雑貨を扱うスペース、お食事スペースと、入り口からは想像できないほどのかなり広い空間が広がっています。
どこかなつかしさを感じさせながらも、センスあふれる雑貨が所狭しと並んでいる様子は、見ているだけでもテンションがあがります。自分好みの雑貨がきっと見つかるはず♪カフェでのお食事前に、ぜひチェックしてみて。
シンプルな王道を追求!日替わりごはんセット
そんな「四歩」で人気なのが、日替わりごはんセット。この日のメニューは、「ぶりのガーリックバターソテー」です。メインは2種類から、ご飯は白米、玄米、十五穀米の3種類から選べるのがうれしい!そこに小鉢が3つ、卵焼き、お漬物、ご飯、お味噌汁がついて1,100円とコスパも抜群!
口にしてみると、どれも素材を活かしながら、しっかりとしたダシの深みが感じられ、丁寧に作ってくれているスタッフの姿まで浮かんでくるような味わい。メインはもちろん、とくに感動したのがお味噌汁!体にしみこんでいくようなダシの味に「はあ…」と思わず声がもれてしまうほどのおいしさです。この味を求めて多くのお客さんが訪れ、連日満席なのも納得!
店主にこだわりを聞いてみると、こだわらないことがこだわりというから、その意外さにびっくり。雑貨や古道具店からスタートしている「四歩」では、どこかなつかしさを感じさせる素朴な日用雑貨を揃えているので、そのお店の雰囲気に合うように、素朴でシンプルな、いわば「どこにでもある味」を追求しているのだそうです。
さらに栄養士の資格をもつスタッフが、栄養面もしっかりと考えて献立を立てているそうで、1年間に同じメニューの日はないんだとか。どんなメニューに出会えるかはインスタグラム、Twitterでチェックを!
卵たっぷりでぷるぷる。かため食感の「なつかしプリン」
「四歩」の魅力は定食だけでなく、充実のデザートにもあります。どれも1つ1つ店内で手作りされているんです。今回は、なかでも人気のプリンをオーダーしてみました。その名も「なつかしプリン」。運ばれてきたプリンを見ると、うすく張られたカラメルにきちっと立った昔ながらのプリンです。シンプルで素朴なたたずまいも、このお店の雰囲気にぴったり。
かためのプリンをすくいあげると、ぷるぷる。一口食べれば、しっかりとした食感がありながら、卵の味と優しい甘みが舌のうえで溶けて広がります。ゆるくたてられた生クリームと一緒に食べると、さらになめらかに。これは絶品です!
「四歩」で雑貨を見たり、のんびりとランチやスイーツを食べていると、ゆったりと流れる時間に癒やされます。せわしなく動く毎日に疲れたときは、ぜひ立ち寄ってみてくださいね!
Text:上野郁美(エフェクト)
●記載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。