天に掛かる橋を歩いて渡ろう!海を望む京都・天橋立で絶景めぐりプラン
京都の北側、日本海に面する宮津湾にある「天橋立」は、日本三景のひとつ。対岸まで続く砂浜が、まるで天に架かる橋のように見える絶景スポットです。地上から、高台から、見る場所によって違った景色が見ることができ、眺望自慢のカフェやレストランがあります。ぜひ、いろいろな場所から「天橋立」を観賞してみましょう。
天橋立ワイナリー
天橋立を望むブドウ畑がステキ!自然の恵みたっぷりのワイン&ランチをいただこう
ランチは、阿蘇海のほとりに建つワイナリーへ。バイキングレストランには、地元丹後産の食材を使い、一品一品手作りした自慢の料理が30種類以上並びます。丹後の山・海・陸の恵みがたっぷりつまった料理は、そのおいしさについつい食べ過ぎてしまいそう。食事のあとは、おみやげのワインをチェックしましょう。このワイナリーは、ブドウ畑から天橋立を眺めることができるロケーションも魅力的。無料で見学できるので、ブドウ畑からの景観を楽しんでみてはいかが?
※営業時間:10~17時
天橋立ビューランド
回廊から眺めたり、股の下からのぞいたり!天に舞い上がる龍の姿はここから拝もう
天橋立の南側に位置する文珠山の山頂にある「天橋立ビューランド」は、天橋立随一のビュースポット。「飛龍観」と呼ばれる、天に舞い上がる龍の姿を思わせる絶景を見ることができます。遊園地で遊ぶのもいいけれど、とにかく絶景ポイントをめぐるのが醍醐味。まずは、飛龍観回廊へ。高さ約8.5m、長さ250mの曲がりくねった回廊には360度パノラマの景色が広がっています。「股のぞき台」もぜひチャレンジ。逆さからはどう見えるのかは、チャレンジした人のみのお楽しみです。
廻旋橋
スタンバイはOK?アクロバティックな橋の動きは動画で撮影するのがおすすめ
絶対チェックしたいのが、90度旋回するユニークな橋、文殊エリアと天橋立をつなぐ「廻旋橋」。船が通るたびに旋回するため、多い日には50回ほども動くというから驚きです。橋が動き始め、船が通り過ぎるまでの時間はせいぜい数分。けれど、その数分間がとてものんびりしていて情緒的な雰囲気を楽しむことができます。撮影はぜひ動画で。回旋の始まりを逃さないように、しっかりスタンバイして望みましょう。
ちりめん問屋
丹後ちりめんの小物はおみやげに!地酒やワインなど特産品もそろうショップ
天橋立駅の周辺には、みやげ物屋や食事処、カフェなどが充実しています。「ちりめん問屋」は、丹後ちりめんを使った小物のほか、古代米の赤米・黒米、地酒、天橋立ワインなど幅広いアイテムを扱うみやげ物屋。丹後や天橋立の名物がそろっています。
Cafe du Pin 千歳 CHITOSE
眺望がステキな海側のテーブルを狙おう!開放的なカフェでリラックスタイム
「Cafe du Pin 千歳 CHITOSE」は、廻旋橋のそばにある絶景カフェ。海側は一面ガラス張りになっていて、廻旋橋や天橋立の松並木を間近に眺めることができます。カフェタイムのおすすめは、こだわりのコーヒーと自家製のケーキ。とくに丹波産の黒豆をふんだんに使ったタルトは自慢の一品です。廻旋橋を眺めながら、のんびりとコーヒータイムを楽しみましょう。
天橋立
松並木をぶらぶら歩きたい!浜辺やパワースポットにも立ち寄ってみよう
最後は、実際に天橋立を歩いてみましょう。約5000本もの松が立ち並ぶ並木道はすがすがしい雰囲気が漂い、アーチを描きながら延々と続く砂浜は海辺の景観を美しく演出します。松並木の中にたたずむ「天橋立神社」など、歩いてこそ見られる隠れスポットがたっぷりです。高所から眺めているだけではわからなかった天橋立の景色は新鮮でおもしろい!天橋立の全長は約3.6kmあり、端から端まで歩くと所要時間は約50分。歩いてみたいという人はぜひ挑戦を、体力に自信がない場合は途中で引き返すようにしましょう。
天橋立エリアはサイクリングするのもおすすめ。周辺にはレンタサイクルのお店が点在しているので利用してみましょう。行動範囲も広がって、また違った景観を楽しめます。北側の絶景スポット「傘松公園」があり、右肩上がりに勢いよく天へと龍が昇っていくように見える「昇龍観」と呼ばれる景観も必見です。
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