レトロ喫茶は乙女の聖地。京都で味わってほしい喫茶店メニュー7選
京都には、一度は訪れたいおしゃれでレトロな喫茶店がたくさんあります。いまや喫茶店の定番メニューであるクリームソーダや、老舗喫茶の名物おやつまで、京都を訪れたらぜひ味わってほしい喫茶店メニューをご紹介します。ノスタルジーな雰囲気に、乙女心がくすぐられてしまうはず。
Summary
胸キュンまちがいなし。こだわりがぎゅっと詰まったクリームソーダ
昔ながらの喫茶店を愛する店主がその雰囲気やメニューを再現し、居心地のいい空間を提供する「やまもと喫茶」。焼たまごサンド(650円)なども人気メニューです。
こちらのお店のオススメメニューは、クリームソーダ。注文ごとにソーダ缶を開けるためシュワ~感が強めです。レトロかわいいグラスと実は2個入りチェリーにキュンとします。バニラアイスがすぐ溶けないよう、大きな氷を使うのもポイントです。
■やまもと喫茶(やまもときっさ)
住所:東山区白川北通東大路西入ル石橋町307-2
TEL:075-531-0109
営業時間:7~17時
定休日:火曜
ラブコール多数のふわっふわフレンチトースト
昭和7年(1932)創業の「スマート珈琲店」。自家焙煎後に2日間寝かせた豆を使うコーヒー500円のほか、ホットケーキ650円など喫茶メニューも充実しています。木の温もり漂う空間も素敵です。
外側をカリッと焼き上げたぶ厚いフレンチトーストは、初代が考案。シロップをたっぷり染みこませて味わってくださいね。ふわっふわの食感はココならでは、とラブコール多数!
赤と白の対比がキュート!老舗喫茶の名物ムース
戦後の京都で初めてウインナーコーヒーを提供したことで知られる老舗喫茶「築地」。家具や置物など、初代店主の貴重な調度品もみどころです。
こちらでぜひ食べてほしいのが、「ムースケーキセット(1050円~)」。口に入れた瞬間、ふわっと溶けてしまいます。赤と白の色の対比と濃厚なムースにチェリーの赤がなんとも愛しいケーキです。
店主の奥様お手製ドーナツで気分は常連さん
京都のコーヒー好きに聞けば必ず名前が上がる地下喫茶「六曜社 地下店(ロクヨウシャ チカテン)」。4種の厳選豆をブレンドした店主こだわりのハウスブレンド500円は、ぜひ注文して欲しい1杯です。
店主の奥さまお手製のドーナツはコーヒーとの相性抜群で、さっくりとした食感が◎。
コーヒーにつけながら食べるのが、おすすめ。思わず常連さんを気取りたくなってしまいます。
雰囲気たっぷりの老舗サロンで味わう濃厚レアチーズケーキ
数々の知識人が集まる名曲喫茶が始まりのサロン「フランソア喫茶室」。『モナ・リザ』のレプリカなどの名画が彩る重厚感たっぷりの建物は国の登録有形文化財です。
名物喫茶メニューは、コーヒー又は紅茶付きの「レアチーズケーキ」です。ほどよい酸味のレアチーズに、甘酸っぱいブルーベリーソースが相性ばっちり。お店の雰囲気にマッチする、クラシックで濃厚なケーキです。
行列ができることも!全部で24種類のカラフルクリームソーダ
アンティーク調のノスタルジックな空間のカフェ「SHIN-SETSU(シンセツ)」。カラフルな外観が素敵なこちらのお店は、カフェタイムには行列ができることも!
看板メニューは色とりどりのクリームソーダ。定番のメロンソーダをはじめ、パイナップルやピーチ、ブルーキュラソーなど、目でも舌でも楽しめる多彩なフレーバーがスタンバイしています。全部で24 種類!おもちゃみたいなカラフルソーダは、おいしくてSNS映えもバッチリ。パンケーキ(土・日曜、祝日のみ)800円なども人気です。
乙女スイーツの代表格。必ず一度は食べたいカラフルなゼリーポンチ
レトロ喫茶が数多く残る京都のなかでも、根強い人気を誇るのが「喫茶ソワレ」。昭和23年(1948)創業の喫茶店の名物は、ソーダ水の中で5色のゼリーが泳ぐカラフルなゼリーポンチです。
土・日曜は売切れになることもあるのだとか。見るだけでうっとりできちゃうゼリーポンチは、”乙女スイーツ“の代表格です。ゼリーポンチ以外にも、ゼリー入りのコーヒーやヨーグルトのメニューも楽しめます。
2階席は、緑の革張りソファに青い照明が映えます。幻想的なブルーの照明に照らされ、BGMのない静かな店内でじっくり味わってくださいね。
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●この記事は『京都で食べたい100のもの』の過去に掲載した記事をもとに作成しています。