【パリ】憧れの世界遺産「ヴェルサイユ宮殿」のハイライトをご紹介します!

【パリ】憧れの世界遺産「ヴェルサイユ宮殿」のハイライトをご紹介します!

おでかけ 世界遺産 フォトジェニック るるぶ&more.編集部
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ヨーロッパを代表する世界遺産のひとつといえばやっぱり『ヴェルサイユ宮殿』!実はパリから電車で約40分あれば行けちゃうんです。宮殿はもちろん、幾何学模様の庭園や離宮まで、見たいところが多すぎるヴェルサイユ宮殿を効率的に回れるように、マストな見どころを5か所に絞ってご紹介いたします!17世紀ヨーロッパの豪華な宮廷文化を、マリー・アントワネット気分で堪能しましょう。

Summary

ヴェルサイユ宮殿とは

ルイ14世が宮廷建設を発令し1661年から約50年の歳月をかけ完成した宮殿は、政治や文化の中心としてヨーロッパ全土にその名を轟かせました。のちにルイ15世が手を加えて現在の姿となり、フランス革命までの約100年間、豪華絢爛な宮廷文化が開花し、今もなお往時の輝きが感じられます。

パリ市内からのアクセスは国鉄SNCFを利用するなど何通りかありますが、RERを利用すれば乗り換えがなく、最寄駅も近くて便利です!

■ヴェルサイユ宮殿
TEL:01 30 83 78 00
営業時間:9時~18時30分(11~3月は~17時30分)※入場は閉館の30分前まで
休み:月曜、公式行事開催日
料金:€18(11~3月の第1日曜は無料)※宮殿、マリー・アントワネットの離宮、グラン・トリアノンなどの共通パスポート(15時まで販売)は1日券€20、2日券€25(噴水ショーまたは庭園音楽祭開催日は1日券€27、2日券€30)

見どころ1:宮殿

当時の一流の芸術家たちが建築に携わった宮殿は、2つの翼棟をもつ左右対称のバロック様式。革命後もほぼ無傷で残った室内装飾には、当時の面影が残っています。見学には所要約2時間を目安にしておけばOKです。写真の、1710年完成した「王室礼拝堂」では国王たちも特別席から参列するミサが行われていました。ここでマリー・アントワネットが婚礼の式を挙げたそうです。

「鏡の回廊」は、超マストな宮殿見学のハイライト!ヴェルサイユ宮殿といえばこの部屋を思い出す方も多いのではないでしょうか。正殿と王妃の居室を繋ぐ73mの回廊には、なんと357枚もの鏡が配されています。

こちらは「戴冠の間」。ダヴィッド作の『ナポレオン1世の戴冠式』が飾られています。この絵の初版はルーヴル美術館にあるそうです。

写真の「王妃の寝室」は、マリー・アントワネットを含む歴代の王妃が利用したとのこと。19人の王の子がここで誕生し、なんと出産は一般公開されていたそうです!

見どころ2:マリー・アントワネットの離宮

こちらは宮殿から徒歩20分の場所にある、王妃マリー・アントワネットのお気に入りだったという別邸。牧歌的な暮らしを楽しんだ離宮の村里にある王妃の館が2018年に全面改装し、完全復元されたばかりです。

■マリー・アントワネットの離宮
TEL:01 30 83 78 00
営業時間:12時~18時30分(11~3月は~17時30分)
休み:月曜、公式行事開催日
料金:€12(グラン・トリアノンと共通)※田舎家の内部見学はフランス語ガイドツアーのみ、所要1時間30分

見どころ3:グラン・トリアノン

宮殿から徒歩20分の「グラン・トリアノン」はルイ14世の離宮で、フランス革命後はナポレオンがこの館の主となりました。バラ色の大理石が美しく、瀟洒な柱廊も必見。貴族気分で歩いてみましょう。

■グラン・トリアノン
TEL:01 30 83 78 00
営業時間:12時~18時30分(11~3月は~17時30分)※入場は閉館30分前まで
休み:月曜、公式行事開催日
料金:€12(マリー・アントワネットの離宮と共通)

見どころ4:大運河

宮殿から7分ほど歩くと、庭園の一部に「グラン・カナル」と「プティ・カナル」とよばれる2つの運河が交差している十字路の運河があります。造営の際にはなんと約10kmも離れたセーヌ河から水を引いたそう!

見どころ5:庭園

「フランス式庭園の傑作」といわれるこちらの庭園もやっぱり見逃せません。100万㎡以上の広大な庭園には、幾何学模様の植栽や古代神話をモチーフにした大理石や青銅の彫刻がいたるところに配されています。

■庭園
TEL:01 30 83 78 00
営業時間:7時~20時30 分ごろ(11~3月は8~18時ごろ)
休み:なし
料金:入園無料 ※噴水ショー開催日は€9.50、庭園音楽祭開催日は€8.50

掲載した情報をはじめ、パリについてもっと知りたい方は、『パリ完全版』をご覧ください。


●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。
●この記事は『パリ完全版』の過去に掲載した記事をもとに作成しています。


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