食・グルメ
2020.09.09
【パリ】これがパリジェンヌの朝活◎パリのマルシェでおいしいもの探し
パリでは、街のいろいろなところで早朝からマルシェが開かれています。 店頭に新鮮な野菜や果物、乳製品、パン、お惣菜などが並び、見ているだけでワクワク！お店の人とやりとりも楽しめるのもうれしいポイントです。3つのマルシェをめぐりながら、おいしいものを探しにいきましょう。それぞれのマルシェのおすすめフードもあわせてご紹介します。
Summary
【火～日曜開催】イートインコーナーが充実／マルシェ・デ・ ザンファン・ルージュ
他のマルシェに比べて営業時間が長く利用しやすいのがうれしいマルシェ。北マレ地区で最も古い屋内食品マーケットです。飲食スペースが多く、レバノン、モロッコ、アフリカなど各国の料理が味わえます。気軽に立ち寄れるので、ランチタイムにおすすめ！
■マルシェ・デ・ ザンファン・ルージュ
住所：39 Rue de Bretagne 3e
営業時間：9～20時（日曜は～15時）※季節や飲食店によって異なる
休み：月曜
話題のガストロノミー「レ・ザンファン・デュ・マルシェ」は、日本人の生田政英シェフとオーナーのミカエルによるお店です。写真のメニューはタコのグリル（€26）。タコの足がお皿からはみ出るほどの大きさ！
ゴルゴンゾーラソースがかかったムール貝（€18）も人気メニューのひとつ。新鮮な食材で作る料理と自然派ワインのマリアージュを市場でいただきましょう！
■レ・ザンファン・デュ・マルシェ
TEL：01 40 24 01 43
営業時間：9～17時（木～土曜は～22時30分）
休み：月曜
「トレットゥール・イタリアン」は、カフェ感覚で本場のイタリアンを楽しめる穴場。ナポリ、ヴェネツィア、シチリアなど地方の名物料理も揃っています。
やわらかく煮込んだタコが丸ごと入ったパスタ（€16）は見た目のインパクトも大！ついついカメラを向けたくなってしまいます。
新鮮な食材をたくさん食べたら、甘いものも欲しくなってしまいますよね。こちらの自家製ティラミス（€4.90）は、甘さ控えめで食べ歩いたあとにもペロリと食べられちゃいます！
■トレットゥール・イタリアン
営業時間：10～18時
休み：月曜
「トレットゥール・マロカン」では、現地の雰囲気で伝統的なモロッコ料理を食べられます。鮮やかなモザイクテーブルにもうっとり…！量が多いのでお腹を空かせてから行くのが◎です。カードは€14からのみ使用できるのでお気をつけて（VISA、Mastercardのみ）。
もちろんモロッコ料理の代表格のひとつ「タジン」も楽しめます。羊のタジン（€11.50）はじっくり煮込んだ肉と野菜がたっぷり！
日本でもたまに見かける「クスクス」ですが、こちらもモロッコ料理の定番なんです。クスクス・ロワイヤル（€12）には、羊・鶏・メルゲス（ソーセージ）が入っていて満腹に！
■トレットゥール・マロカン
営業時間：10～19時（食事は11時～）
休み：月曜
【日曜開催】オーガニック専門のマルシェ／マルシェ・ビオ・ラスパイユ
こちらは1989年に始まったオーガニック専門の「マルシェ・ビオ・ラスパイユ」。有機と認証された「AB」ラベルの商品を扱い、無農薬栽培の野菜や保存料無添加の食品、手作り化粧品などが並んでいます。
■マルシェ・ビオ・ラスパイユ
住所：Bd. Raspail 6e
営業時間：日曜9～15時
休み：月～土曜
ローヌ国際ワイン祭で金メダルを受賞したビオワインの醸造元「シャトー・ド・コクシネル」の直売店も要チェックです。
シャンパンと同じ製法で作られた発泡酒は€11とお手頃価格！お土産にはもちろん、持ち帰って現地のホテルで楽しむのもおすすめです。
フランスといえばやっぱりパン！天然酵母を用いた、多様なパンやお菓子をラインナップしているお店もあります。
こちらはレーズン、イチジク入りパン（€18.10/㎏）。長い行列ができているお店もあるので、少し時間に余裕をもって訪れるのがベターです。
こちらはスープとタルトを扱うお店。スープと言えば冬のイメージがありますが、旬野菜たっぷりの温かいスープだけでなく、夏は冷製トマトスープが人気なのだそう。
写真のシナモン香るリンゴのタルト（€3.80）など素朴なタルトもおすすめです。買ってすぐに食べられるので腹ペコの方はとにかくGO！
【火～日曜開催】下町にある庶民派マルシェ／マルシェ・ダリーグル
こちらのマルシェでは価格設定が良心的で、特に露店で売られる野菜や果物はびっくりするほど安いんです！アフリカ系の地元客も多く、異国情緒たっぷりですよ。屋外市場は昼過ぎまで、屋内市場は午後も営業しています。
■マルシェ・ダリーグル
住所：Rue d'Aligre 12e
営業時間：屋内は9～13時、16時～19時30分（土曜は9～13時、15時30分～19時30分、日曜は 9 時～13時30分のみ）、屋外は 7時30分～13時 30分（土・日曜は～ 14時30分）
休み：月曜
ひき肉パイの「フリアンド（€3.95）」など、ブルターニュ地方オーヴェルニュ産の精肉と肉系惣菜を販売しているお店も人気ショップのひとつ。瓶詰ソースや調味料も豊富なので要チェックです。
ヨーロッパ各国の地ビールを約200種類集めるお店もあります。ブルターニュ産地ビール（€2.80）など、日本ではなかなか手に入らないものもたくさん！パッケージは変更されることもあるので、お店の方との会話も楽しみつつ、お気に入りを見つけてみてください。
掲載した情報をはじめ、パリについてもっと知りたい方は、『パリ完全版』をご覧ください。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。
●この記事は『パリ完全版』の過去に掲載した記事をもとに作成しています。
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