「みかげ山手ロール 御影本店」に行ってきた!スイーツ激戦区の神戸で愛されるロールケーキ
「みかげ山手ロール」は、1964年創業の洋菓子店「ボックサン」の福原敏晃オーナーシェフがプロデュースするロールケーキ専門店。2009年に神戸・御影の山手幹線沿いにオープンしました。厳選した素材で作る匠ロールをはじめとする定番ロールや月替わりの限定ロールなど、選り好みしてしまうものばかりなのです。
フレッシュな生クリームが絶妙!ナンバーワン人気の定番ロール
みかげ山手ロールを代表する味、「匠(たくみ)ロール」の特徴は北海道産の生乳のさわやかなコクが感じられる生クリーム。生地は百花蜜を加えて上品な甘さに。この二つが合わさった時のバランスの良さがたまらないのです。
スポンジ生地はふんわり弾力があって、カステラのようにしっかりと食べ応えがあります。一人のおやつならカットを、おもたせには1本を買うと相手に喜ばれますね。
お茶、チョコ、フルーツ、多彩なロールケーキを味わおう!
和素材を組み合わせた、甘くて香り高い「茶(ちゃ)ロール」は、京都の抹茶を使った生地にオリジナルクリーム、そして甘く炊いた粒あんが入った和風ロールケーキです。上質な抹茶を選んでいるだけあって、口中に染み渡るような旨みと香りを感じ、抹茶好きにはたまらない味です。
濃厚なチョコレートの生地に、高級なインペリアルチョコレートをコーティングした「輝(かがやき)ロール」は、甘さをおさえた生クリームと一緒に食べるとちょうどいいバランスに。金箔のトッピングでいっそう豪華な贈り物になります。
ロールケーキをクレープで包んだ「蓮(れん)ロール」は、ハスの花をイメージしたもの。イチゴやキウィなど、いろんなフルーツを加えて見た目も華やかです。柑橘系が入っているので、季節を問わずさっぱり食べることができます。
とろ~りとろける郡家(ぐんげ)ぷりん
奈良時代から続くといわれる地元・郡家をイメージした「郡家ぷりん」も人気です。とろけるようななめらかなプリンの濃厚な味は、厳選した牛乳と奥丹波の卵を使っているから。瓶の底のカラメルと混ぜ合わせて、ほのかな苦みとプリンの甘さを楽しみましょう。
小さなサイズで食べやすい「郡家ちーず」と「郡家ちょこ」。どちらもスフレタイプで口に入れるとしゅわっととろけて、濃厚な味が広がります。郡家ちーずはオーストラリア産ナチュラルチーズ、郡家ちょこはベルギー産の高級チョコレートを使用。冷蔵庫で3日間もつので、手みやげに重宝します。
「御影スタイルマドレーヌ」は、甘すぎず、バターが香ばしく香り、中に入った栗のダイスのせいか、なんとなく和の風味を感じます。焼き菓子の種類も豊富で、「サブレ」は形や厚みがいろいろ。国産バターを使ってしっかりした味に仕上げています。サクサクやしっとり、それぞれに違う食感と味を楽しめます。
閑静な街・御影山手幹線沿いにある高級感あふれる店舗は、駐車場も広くてマイカー利用者も多く訪れます。ガラス窓越しにパティシエの手元を見ると、美味しそうでつい中に入ってしまう近所の散歩族も。作りたてのフレッシュなロールケーキ、目指して来る価値アリです。
text:松田きこ(ウエストプラン)
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