京都で世界に一つ、フルーツ8種入り900円の高コスパ日替りパフェ発見!
高級住宅街といわれる京都市左京区の北白川エリアにあり、文化人やセレブマダムたちに長年愛されるパティスリーカフェ「一善や」で1000円以下の高コスパパフェを発見!しかも旬のフルーツを8種類以上入れるという驚きの内容です。打って変わって人気のお取り寄せ菓子は超高級品。振れ幅と懐の大きいカフェ「一善や」の魅力に迫ります。
リピート確実!毎日が世界に一つだけの日替わりパフェ
ラッピングが風呂敷包みのパウンドケーキ「北白川夫人」など昔から“京都みやげを買うならこの店”と、雑誌などに取り上げられることの多い「一善や」。
2車両、ワンマン運転の路面電車「叡電」の茶山駅が最寄り駅で、街中からは少し外れていることからカフェの情報が乏しかったのですが、実は最高にコスパの高い隠れメニューがあるのです。(ちなみにバスの停留所は目の前)
それが、この「フルーツパフェ」。佇まいすら美しいパフェグラスからのぞくのは、フルーツばかりのように思いませんか?
この日は、巨峰・いちぢく・スイカ・メロン・オレンジ・キウィ・ブルーベリー・マンゴー・パイナップルの計9種類のフルーツがグラスの中にin。撮影のためだけではなく、毎日だいたい8〜9種類のフルーツを使っているそう。そんなことができる理由は、パティスリーを併設しているから。
毎日、何種類ものケーキを作るときに使うフルーツを、あるだけパフェにも入れてしまうそうです。ショーケースにシュークリームがあるときは、つぶしてカスタードクリーム入りのパフェに。シュー皮もトッピングします。
他にもマカロンやスポンジ生地、ガナッシュなど、あるもので組み合わせるから毎日内容が違うだけでなく、友達同士で注文したパフェの中身が微妙に違うなんてこともあるそう。だから同じものは二度と食べられない、ある意味、世界にひとつだけのパフェ。
しかも、このゴージャスな内容で、値段が900円。パティスリーをメインに据えたお店だからこそできる最高のサービスメニューです。
数々の賞を受賞、京都のお取り寄せ菓子の最高峰
ステイホームの楽しみのひとつにお取り寄せがあります。出かけない分、普段だったら手を出さないような、とびきりゴージャスなお菓子でおうちカフェしたいですよね。
そこで、いろんなスイーツを食べ尽くしたという人に試して欲しいのが「一善や」のスペシャリテ「干柿と胡桃と無花果のミルフィーユ」。農林水産省主催の「フード・アクション・ニッポンアワード2017」で10選に選ばれた京都のお取り寄せ菓子の最高峰ともいえる商品で、その贅沢な味わいは批評家から“五味一体”と評されています。
なんでもこのお菓子のためだけに国産のフレッシュな「無花果」を年間数トン単位で仕入れるのだとか。赤ワインで煮た無花果をちょうど良い加減にセミドライにするには機械任せでは無理で、人の手で調整しながら。ソフトな食感に仕上げたセミドライの無花果。そして「胡桃」を添えて「ホワイトチョコレート」で挟みます。
さらに、カカオ高配合のビターなチョコレート「クーベルチュール」、天然の甘さを凝縮させた国産「干し柿」の“五味”でミルフィーユ仕立てに。余分な添加物が入らないから、保存も発送も要冷蔵です。冷蔵庫から出したらすぐに溶けはじめるので、できるだけ早く口に運んで、舌の上で5つの味覚が混じり合う至福の“五味一体”を味わってみて。
最近、獅子柚子(鬼柚子)という皮の厚さが3㎝以上ある大ぶりの柚子の品種を使った新商品「獅子柚子のミルフィーユ」も登場。分厚い皮の食感は最高なのですが、アクが非常に多いのが難点。開店から閉店時間までアクを取り続ける作業を3日間繰り返すという丁寧な下処理がうみだした贅沢な逸品です。
「干柿と胡桃と無花果のミルフィーユ」と「獅子柚子のミルフィーユ」を4個ずつセットにした箱には、オーナー自らが1つずつ筆をとって描いたイラスト付き。細やかなおもてなしの心が、パッケージからも伝わります。
「一善や」があるのは、人混みから外れた京都の高級住宅街。3密から離れて、ゆったりとした空間で贅沢スイーツに溺れませんか?
Photo:瀬田川勝弘
text:小西尋子
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