アートの街ニューヨークで見つける『パブリックアート』7選
メトロポリタン美術館やMoMAなど、世界的にも有名な美術館が多くあるニューヨークでは、もっと日常的にアートを感じられる『パブリックアート』が街なかにたくさんあるんです。メッセージ性の強いものや象徴的なもの、カラフルなものやシンプルなものなど、個性あふれるパブリックアートを7つご紹介します。街全体がまるで美術館のようなアートの街、ニューヨークで新しくて身近なアートを楽しんでみてください。
Summary
社会に向けたメッセージを発信/ゲイ・リベレーション
同性愛者の権利運動の発端となった1969年のストーン・ウォール事件を記念する、ジョージ・シーガルによる作品です。ゲイが集まるグリニッチビレッジの象徴的存在になっています。
■ゲイ・リベレーション
住所:Sheridan Sq.
存在感抜群!数字のオブジェ/ザ・レッド・ナイン
高層ビルの谷間に真っ赤なオブジェが鮮やかなアイヴァン・チャマイエフの作品。ソロー・ビルの所在地である9 W. 57th St.の住所の数字「9」がモチーフになっています。
■ザ・レッド・ナイン
住所:9 W. 57th St.
イタズラ好きな子犬が子どもたちを元気に/スポット
ハッセンフェルト小児病院の前に設置された高さ11.5mの像。ダルメシアンが実物大のイエロー・キャブを持ち上げているのがインパクト大です!夜はライトが点灯し、雨天時はワイパーが動くなど、遊び心満載です◎。
■スポット
住所:住所:434 E.34th St.
街なかアートのアイコン的存在/ホープ
ロバート・インディアナ作。インターナショナル・ホープ・デー(国際希望デー)に合わせて2014年9月に設置されたこちらのオブジェは、見たことがある方も多いのではないでしょうか?記念撮影はマストです!
■ホープ
住所:200 W. 53rd St.
街に突如現れるマイケルの巨大壁画/マイケル・ジャクソンの壁画
建物に描かれた、巨大なマイケル・ジャクソンの壁画。レインボーカラーのダイヤモンドをコラージュして描かれていて、それぞれ幼少期と大人の姿がわかりますね。2018年8月に完成した作品ですが、最近でもたびたび話題に上る名所です。
■マイケル・ジャクソンの壁画
住所:176 1st Ave.
なんと回転も!愛称は『キューブ』/アラモ
トニー・ローゼンタールの1967年の作品。重さ約820kg、約2.50m四方の立方体の鉄鋼彫刻で、回すことができるデザインが斬新です!待ち合わせ場所としても地元でも有名なのだそう。
■アラモ
住所:Astor Pl.
足が生えたような形がユニーク!/ソウリエン
IBMビル横に堂々と現れる真っ赤なアート。モビールの発明でも知られる彫刻家アレクサンダー・カルダーの抽象彫刻で、1975年に作られたものです。
■ソウリエン
住所:590 Madison Ave.
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