【マレーシア】ピンクでレトロな世界遺産都市“マラッカ”の歩き方

【マレーシア】ピンクでレトロな世界遺産都市“マラッカ”の歩き方

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マレーシア旅行をするなら、600年以上もの時が凝縮され、「マラッカを知ることはマレーシアを知ること」とも称されるほどの歴史ある世界遺産都市「マラッカ」をぜひ訪れてみてください!14世紀末に誕生した悠久の古都には、文化を堪能できるスポットがたくさんあります。今回は、中華風だったりすこし西洋風だったり、いろんな文化が交差する6つのスポットを、歩きやすい順番でご紹介します。

Summary

マラッカを象徴する広場/オランダ広場とその周辺

街歩きの起点となるのは「オランダ広場」です。写真のスポットはそんなオランダ広場から徒歩5分、セントポールの丘の頂上にある教会。ポルトガル支配時代の1521年にキリスト教布教の拠点として建造されたものです。自由に見学できるので気軽に訪れてみてください。

■セント・ポール教会
住所:Bukit St.Paul

「オランダ広場」とは、1753年創建のマラッカ・キリスト教会をはじめ、赤茶色に彩られたオランダ建築様式の建物が集まる広場。ヴィクトリア女王即位60周年を記念して1904年に建造された噴水と時計塔が目印になっています。

広場の片隅には小型の風車もあり、ヨーロッパ風の雰囲気が漂います。歴代スルタンの肖像画などが飾られ、マラッカの歴史を学べる博物館「スタダイス」も徒歩すぐなので、時間があれば覗いてみてください。(入場料はRM12)

■オランダ広場
住所:Jl. Kota


川岸の景色と風情を楽しむ/マラッカ・リバー・クルーズ

オランダ広場から近い船着場からマラッカ川の上流方面を一周する、所要時間45分の遊覧船も、マラッカを楽しむのにぴったりです。運河のような川を進むのんびりとした時間を過ごせます。

リバーサイドの街並みやウォールアート、伝統家屋が集まるカンポン・モートン(集落)などが船上から眺められます。カンポン・モートンの集落は折り返し前の地点になっています。

■マラッカ・リバー・クルーズ
住所:Melaca River Square Jetty, Jl.Laksamana
TEL:06-281-4322
営業時間:9~23時(30分ごとに乗船)
休み:なし
料金:RM30(子供RM25)


日本にも縁がある美しい教会/聖フランシス・ザビエル教会

オランダ広場から徒歩5分の場所にある「聖フランシス・ザビエル教会」は、日本に来る前にマカオで布教に努めた宣教師フランシスコ・ザビエルの偉業をたたえ、1849年に建てられた教会です。

内部には色鮮やかなステンドグラスやマリア像などもあり、見ごたえがあります。庭には日本行きのきっかけを作ったヤジロウ(弥次郎)とザビエルの像もあります。

■聖フランシス・ザビエル教会
住所:Jl. Laksamana
TEL:06-282-4770
営業時間:9~17時
休み:なし
料金:なし


ランチは大人気の名物料理を/和記鶏飯園

そろそろ街歩きにも疲れてくる頃。名物グルメでエネルギーをチャージしましょう。マラッカ名物のランチで外せないのが、定番人気のチキンライスボール。1人前5個入りのライスボールはペロッと食べられちゃいます。お替わりもOKです。

店内は常にお客さんで満席状態なほどの人気ぶりです。古いショップハウスが使われている建物のレトロな雰囲気も味わってみてください。

■和記鶏飯園
住所:468 Jl. Hang Jebat
TEL:06-283-4751
営業時間:9時~売り切れ次第終了
休み:不定休


インスタ映えする川沿いをおさんぽ/リバーサイド・ウォールアート

満腹になったら、川岸に並ぶゲストハウスのオーナーたちが、壁面をアーチストに開放して絵を描いてもらったのが始まりという「リバーサイド・ウォールアート」を歩いてみましょう。個性的な作品がいたるところにある、とっても楽しい散歩道になっています。

約45mの川岸の建物の壁にはマラッカやマレーシアをモチーフとした作品が多く飾られ、インスタ映えする撮影スポットとして有名になっています。マラッカ川のリバーサイドの遊歩道の雰囲気も楽しみながら歩けるのがうれしいポイントです。

■リバーサイド・ウォールアート
住所:Malacca River Side


観光もショッピングも楽しい/ジョンカー・ストリートとチャイナタウン

オランダ広場から歩いて2分ほどの場所にあるチャイナタウンのメインストリートは、古い街並みと繁華街の賑いが魅力の「ジョンカー・ストリート」。マラッカの魅力が凝縮しているエリアです。

ヒンドゥー教のスリ・ボヤタ・ビナヤガル・ムルティ寺院も日本にはない配色やデザインの建築が魅力的です。カラフルなショップハウスが連なる通りにショップやカフェが並ぶ街並みも異国感たっぷりです!


掲載した情報をはじめ、マレーシアについてもっと知りたい方は、『るるぶマレーシア クアラルンプール・ボルネオ』をご覧ください。

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。
●この記事は『るるぶマレーシア クアラルンプール・ボルネオ』の過去に掲載した記事をもとに作成しています。

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