国分寺の路地裏カフェで見つけた!レトロでかわいいプリンにうっとり
2019年3月に国分寺駅から徒歩5分の場所にオープンした、カフェ「スズメノツノ」。駅前の喧騒から逃れた路地裏にひっそりとたたずむお店にも関わらず、平日も週末も女子たちが通って来ます。そんな彼女たちのお目当ては、昔なつかしい焼きプリンをはじめとするレトロなスイーツたち。写真を撮らずにはいられない映えるスイーツをご紹介します!
小鳥ファンにもジワジワきてる! スズメのモチーフを探して
カフェ「スズメノツノ」は、坂道の途中にあります。青い扉が口を開け、入り口のランプが手招きしているような、まるで宮沢賢治の世界にでも迷いこんだかのよう。スズメのイラストが印象的な看板を見たら最後、そのかわいさに誰もが足を踏み入れてしまうのです。
店内は、外観の期待を裏切らないほっこりとやさしい木のぬくもりに満ちています。席は程よい距離感で配置され、隣の人が気にならないのがうれしいですね。
カウンター席に好んで座るおひとりさま女子が多いそうで、電源&Wi-Fi完備のカフェなのにスマホを見つめる人は少なく、本を読みながらお茶を楽しむ人が目立つとか。
また、店内のお楽しみのひとつが、店名にちなんだツノ付きスズメの作品鑑賞です。「スズメノツノ」というユニークな店名にインスパイアされた作家さんたちが、作品を作っては持って来てくれるのだかとか。
カフェの近くに小鳥を販売するショップがあり、そちらのお店から噂を聞きつけた作家さんやお客さんが自作して持って来てくれるようになったという、なんともいい話なのです。
ねんどやフェルトで作った人形から水彩画まで、多種多様なスズメモチーフの作品があるので、そのかわいさにトキメキながら時間を過ごすのもおすすめです。
フォトジェニック&無添加でうれしい! 焼きプリン
ここでいただくべきは、お店人気No.1の「クラシック焼きプリン」(440円)でキマリ! 昭和生まれにはなつかしく、平成生まれには新しい固めプリンです。「このガラスの器を見つけた瞬間、焼きプリンを作って提供しよう!と決めました」と笑うオーナーの小見山さん夫妻。
きれいな器に盛られた姿を想像しながら開発したプリンは、無添加できび砂糖を使っているので安心安全にいただけます。卵の濃厚さをしっかり味わうことができ、甘すぎず苦すぎないカラメルソースにお母さんの愛情を感じてしまう、そんな正統派の焼きプリンです。
こちらの焼きプリンは、もちろんテイクアウト(430円)もOK! お店の看板と同じ、ちょこんと小さなツノが生えたスズメのシールがかわいすぎて、こんなプリンをもらったら小鳥好きでなくても大よろこび間違いなしですね。
まだまだある! レトロスイーツを召し上がれ
焼きプリンのほかにも、写真を撮らずにいられないのがこちらの「イニシエノババロア」(550円)。取材した夏はチェリーソースがたっぷり添えられていましたが、季節メニューにつき、取り扱いがない時期もあるそう。
酸味のあるチェリーソースと程よい甘みと弾力のババロアが好相性すぎて、すぐに食べきってしまうほど。このほか、「ほうじ茶ババロア」(440円)もおすすめです。
ケーキ系スイーツが食べたい! そんな女子におすすめしたいのが、こちらの「ツノレモン」(300円、季節メニュー)。スズメのツノのように、ちょこんとレモンの皮がのったキュートなレモンケーキです。口に入れた瞬間、口中に爽やかなレモンの香りが広がり、コーヒーとの相性抜群です。
見た目にレトロでかわいく、食べてみればどれもなつかしい味がする。そんなコンセプトがイマドキ女子に刺さり、気づけばSNS上にスイーツ写真が投稿されるようになったとか。
「お客さんが撮る写真の方が、断然きれいなんですよね~」と笑顔の小見山さん。SNSで写真を見た女子たちが、またSNSに写真を投稿する。そんなプラスの連鎖が続いています。
ふとラジオから聞こえてきた言葉の響きがかわいいと、店名を「スズメノツノ」に決めた小見山さん夫妻。やさしい笑顔の夫婦が出迎える居心地のいいカフェで、レトロなスイーツにうっとりしてみませんか?
●掲載した情報をはじめ、「プリン」のお店についてもっと知りたい方は、『プリン愛』をご覧ください。 ●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。
●この記事は『プリン愛』の記事をもとに作成しています。