食べ歩きを満喫♪マドリードの2大グルメ市場“メルカド”へ行こう!
スペインでは小さなバルが集まったフードコートのような“グルメ市場”が大人気!いろいろなお店の味を少しずつ、気軽に楽しめるのがメルカド(市場)の最大の魅力です。今回は、マドリードの2大メルカドである「サン・イルデフォンソ市場」と「サン・ミゲル市場」の、おすすめメニューご案内します。食べ歩きを満喫しましょう♪
オシャレなビル型メルカド/サン・イルデフォンソ市場
3階建ての建物に、魚介料理、串焼き料理、ワインなど17の専門店が集まっている「サン・イルデフォンソ市場」。2階に飲食スペースがあり、それぞれのお店で買った料理を味わえます。
トウモロコシ粉を使ったベネズエラのパン、アレパを使ったサンドイッチのお店「ラ・アレパ」で販売しているこちらのサンド。ベネズエラのチーズや鶏肉・魚のグリルなどをサンドしています。食べ歩きにぴったりのミニサイズ4個セットで€10。
魚介を使った料理の専門店「テイスティ・アウェイ」では、シーフード料理や、サラダなどの付合せが購入できます。写真は、ゆでたタコにパプリカパウダーを振った冷製タパス「プルポ・ア・ラ・ガジェガ」。ホールで€15.90。
さまざまな食材をブロチェタス(串)に刺した、オシャレなタパスがいっぱいのお店「ラ・ブロチェッテ」もおすすめです。写真は上から牛肉、鶏肉、野菜の串焼き。盛付けも彩り豊かです。1本€5.90。
スペインの定番メニュー、ピンチョスのお店「ピンチョランド」では、さまざまな種類のピンチョスを味わうことができます。ししとうやサーモン、チェリートマトをのせたピンチョスのセットは3個セットで€10。1個で買う場合は€3.50。
切りたてが味わえるイベリコ豚の専門店「ラ・ブティック・デル・イベリコ」のおすすめは、イベリコ豚の骨なしスペアリブ、プルマ・イベリカ(€10~15)。塩をまぶして食べます。サラマンカ産のチーズも扱っています。
スペイン風オムレツのトルティーリャをはじめ、卵料理がテーマのお店「グランハ」では、2種類のソーセージを使ったスペイン風オムレツ、トルティーリャ・コン・チストーラ・イ・モルシージャ(タパ €5、ハーフ€9.50、ホール€14)を味わえます。
■Mercado San Ildefonso(サン・イルデフォンソ市場)
アクセス:1・10号線TRIBUNAL駅から徒歩3分
住所:C. Fuencarral 57
TEL:91-5591300
営業時間:13~24時(木~土曜は~翌1時)
休み:なし
100年の歴史を持つ老舗市場/サン・ミゲル市場
生ハムやバカラオなどのタパスのほか、スイーツ、ワインを売る店など約30のお店が集まる「サン・ミゲル市場」。中央にテーブル席があり、色々なお店で買った料理をその場で食べ比べもできます。
見た目もかわいい一口サイズのチーズが、ショーケースに豊富に並ぶチーズ屋さん「ミヤ・バルダロス」。写真左半分の3つのチーズは、各種チーズにイチゴ酢、トマトジャムなどをトッピングしたもの。1個€1.80。
カニ好きにはたまらない!サラダやサンドイッチなど、さまざまな料理にアレンジしたカニ尽くしのお店「クラブ・クラブ・クラブ!」。カニの身、ワカメ、キャビア入りのバーガー「アンブルゲサ・デ・カングレホ」は、カラフルなバンズがとってもキュート。€3.50。
「パエーリャ・パワー」という、パエーリャの専門店もあります。エビやムール貝、イカが入った海鮮パエーリャ「アロス・デ マリスコス」は、サイズによって値段が異なり、€12から。
魚介を扱うお店「エル・セニョール・マルティン」では、毎朝、漁港から運んできた新鮮な味わいが楽しめます。エビやタコなど、水揚げされたばかりの魚介をオリーブオイルで味付けしたサルピコン・デ・マリスコス(€5)なら、スペインの海の幸を手軽に味わえます♪
■Mercado de San Miguel(サン・ミゲル市場)
アクセス:1・2・3号線SOL駅から徒歩6分
住所:Plaza de san Miguel s/n
TEL:91-5424936
営業時間:10~24時(金~土曜は~翌1時)
休み:なし
掲載した情報をはじめ、スペインについてもっと知りたい方は、『るるぶスペイン‘21』をご覧ください。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。
●この記事は『るるぶスペイン‘21』の過去に掲載した記事をもとに作成しています。