日本初の沖縄純黒糖専門カフェへ!黒糖づくしの豪華な「鍋パフェ」
JR茅ヶ崎駅南口から徒歩約8分の場所にある「和cafe 黒糖茶房」は、沖縄純黒糖を使った日本初の専門カフェ。沖縄の純黒糖に魅せられたオーナーご夫婦が作り出す黒糖料理の数々は、一度食べたらやみつきに。土鍋を使った「黒糖パフェ」をはじめ、沖縄の8つの島で作られた純黒糖の「食べ比べセット」など魅力的なメニューが充実!
希少価値の高い“沖縄純黒糖”が楽しめる和カフェ
JR茅ヶ崎駅南口から徒歩約8分。駅から海へと続く「雄三通り」沿いのレンガ調の建物が、今回の目的地「和cafe 黒糖茶房」です。実はここ、沖縄の純黒糖を使った料理が楽しめる“日本初”の純黒糖専門カフェなんです。
メニューは100種類以上。段々と増えてしまった……と笑顔で話してくれたオーナーの大森健司さん。そこには“何度足を運んでもらっても、飽きさせないように!”との思いが込められているそうです。
おおまかな内訳は、モーニング&ランチで20種類、スイーツが30種にドリンク40種類。季節限定メニューも豊富で、その数約20。
確かに!これなら何度訪れても楽しめますよね。
ここで少し黒糖の専門的な話を。“沖縄黒糖”というのは、沖縄の8つの離島(伊平屋島・伊江島・粟国島・多良間島・小浜島・西表島・波照間島・与那国島)で製糖されたものを指すのですが、中でも年末から年明けに収穫した、一番糖度の高いサトウキビを煮詰めて作ったものを“純黒糖”と呼ぶのだそうです。この“純”がポイントで、黒糖の中でもとりわけ希少価値の高いものなんですって!
お店で使用しているのは、多良間島産の“純黒糖”。「黒糖茶房」では、年間で約400kgも消費するそうですよ。
一口に“沖縄純黒糖”といっても、島によって味や香り、風味や食感がまったく異なるそう。そんな純黒糖の個性の違いを楽しめるのが、この「黒糖8島食べ比べ」なんです。ほろほろ系やしっとり系など、島によってタイプはさまざま。
「黒糖8島食べ比べ」で好みのタイプを見つけたら、物販ゾーンでおうち用に購入してみてはいかがでしょう。
物販ゾーンでは、こちらもチェック!「タンナファクルー」という黒糖を使った沖縄伝統の焼き菓子です。実はこれ、オーナー夫妻が純黒糖専門店を開業するきっかけとなったお菓子。「黒糖のおいしさに感動できるひと品なので、ぜひ体感してみてください!」とのことです。
土鍋の中は黒糖だらけ!「黒糖茶房鍋パフェ」
マストで食べておきたいのが、コチラの「黒糖茶房鍋パフェ」。土鍋の蓋は閉じたまま運ばれてくるので、開いた瞬間の驚きがこれまたスゴイ!
黒糖で炊いた餡をはじめ、黒糖のシフォンケーキ、和風仕立ての特製きなこ生クリーム、ぷるぷるの白玉、季節のフルーツなどボリューム満点の贅沢なパフェです。
沖縄純黒糖100%の自家製黒蜜をかけていただきます!黒糖と水だけで作る濃厚な黒蜜は、一度口にしたら忘れられない味。
鍋の底には艶やかでふるふるっとした、やさしい甘さの黒糖ゼリーが!ここに先ほどの自家製黒蜜をかけて食べるのもおすすめです!
黒糖・生姜・スパイスの絶品ハーモニーをカレーで!
最後にご紹介するのは、イエローカレーをベースに生姜と数種類のスパイス、そして黒糖で味付けをした「焼き野菜たっぷりの黒糖生姜カレー」です。小鉢は日替わりですが、黒糖で作る「シリシリ」や黒糖で漬けたピクルスなど、専門店ならではのこだわりが随所に!
最初に黒糖のやさしい甘みがきて、次にスパイスの辛さで味をしめる。甘さと辛さの絶妙なバランスのみならず、黒糖が醸す奥深さに魅了されるカレーです。地場産にこだわった旬の野菜も美味。
今回ご紹介したメニュー以外にも、さまざまな黒糖グルメで訪れる人を虜にする「和cafe黒糖茶房」。日本茶アドバイザーの資格を持つオーナーが選び抜いた煎茶や、黒糖に合うようにと備長炭で焙煎したオリジナルブレンドのコーヒーなども要チェックです!沖縄純黒糖との新しい出合いをぜひ堪能してみてください。
text:清沢奈央
photo:櫻井めぐみ
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更、消費税率変更に伴う金額の改定などが発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。