お昼寝&フリービールも満喫!コワーキングスペース「.andwork」でお得なワーケーション【宿泊ルポ】

お昼寝&フリービールも満喫!コワーキングスペース「.andwork」でお得なワーケーション【宿泊ルポ】

東京都 ライフスタイル ホテル ビール 体験 るるぶ&more.編集部
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リモートワーク人口が急増した2020年。旅先で仕事(Work)をこなしながら、休暇(Vacation)もきっちり楽しむ「ワーケーション」が注目を集めています。今回は、ホテル併設型だからこそパワーナップ(お昼寝)やシャワー利用ができ、夕方には1時間限定でフリービールまで満喫できちゃうコワーキングスペース、「.andwork」に潜入!快適すぎるワーケーションを体験してきました!

Summary


渋谷、京都、福岡など全国7拠点。旅人もジモティも「仕事 ✕ 旅」を満喫

今回お邪魔したのは渋谷PARCOから徒歩約2分の好立地にある「.andwork Shibuya」。ミレニアム世代向けのホテル「The Millennials Shibuya」に併設されており、京都、福岡にも拠点があります。
もちろんホテルに宿泊せず、コワーキングスペのみ利用することが可能です。

近未来的なデザインの「エントランス」
近未来的なデザインの「エントランス」
入館時に体温チェック
入館時に体温チェック

気軽に1時間からドロップインできるのが「.andwork」の魅力ですが、マンスリー会員なら、10%割引で併設ホテルに宿泊できるため、旅しながら仕事をしたい女子にはぴったり! コロナ禍の今なら、今回取材した「The Millennials Shibuya」の場合、通常の半額の4000円で泊まれるそうで、つまり会員なら3600円という格安っぷり(しかも、後述しますがフリービールまで付いてくる……最高!)。

感染症対策はしっかり
感染症対策はしっかり

コワーキングスペース「.andwork」は「The Millennials」以外にも、ラグジュアリー路線の「THE LIVELY」やテクノロジーを駆使した「/slash」など、計4つのホテルブランドとコラボ。東京から福岡、那覇まで日本各地に全7拠点あります。
気分に合わせてワークスペースを変えてみると、仕事もさらにはかどるかも。というわけで、自宅でのリモートワークに飽きてしまった方にもとってもオススメなのです。

1日3名まで同伴者無料!カフェみたいなコワーキングスペース

「3階ロビーラウンジ」。館内のテーマはカオスな渋谷。さまざまな素材をミックスしたごちゃごちゃ感が渋谷っぽい!
「3階ロビーラウンジ」。館内のテーマはカオスな渋谷。さまざまな素材をミックスしたごちゃごちゃ感が渋谷っぽい!

「.andwork Shibuya」でゲストがお仕事できるスペースは、「3階ロビーラウンジ」と「4階コワーキングスペース」。一般的にコワーキングというと「静かにしなきゃ」というイメージですが、特に「3階ロビーラウンジ」はホテル宿泊者も談笑しているので、気軽におしゃべりできるカフェのような雰囲気でした。

コーヒーマシーン発見。コーヒーお茶、ココアなど、何杯飲んでも無料なのはかなり嬉しい!
コーヒーマシーン発見。コーヒーお茶、ココアなど、何杯飲んでも無料なのはかなり嬉しい!

「オープンキッチン」には、冷蔵庫とIHコンロ、製氷機、コーヒーマシーン、トースターや炊飯器がそろっています。ここでランチや夕食を自炊し食費を節約するゲストも多いのだとか。もちろん、渋谷は魅力的な飲食店の宝庫なので、外に食べに行くときもヨリドリミドリ!

トースターと炊飯器は名機と名高い『BALMUDA』ではありませんか。く〜、ここに住みたい!
トースターと炊飯器は名機と名高い『BALMUDA』ではありませんか。く〜、ここに住みたい!

「.andwork」のマンスリー会員になれば、1日あたり3名の同伴者を各2時間まで無料で誘うことができ、コーヒーマシーンも一緒に使えるので(フリービールは対象外)、仕事仲間や友達からも喜ばれそう。

本棚には国内外の旅人たちが残していったガイドブックがズラリ
本棚には国内外の旅人たちが残していったガイドブックがズラリ

「.andwork Shibya」はマンスリー会員2万円、京都は月1万5000円、全拠点使えるプランは2万5000円。ドロップイン料金は渋谷なら1時間800円~、1日2500円~利用でき、お手軽感もうれしい!

人に聞かれたくないオンライン会議や電話は「Phone Booth」で

「4階コワーキングスペース」
「4階コワーキングスペース」

中央にワークデスクがある「4階コワーキングスペース」は、「3階ホテルロビー」より仕事に集中しやすい環境。とはいえ、おしゃべり禁止ではないので、仲間とソファ席でひそひそ声でミーティングするのは全然アリな様子です!

カフェ顔負けのオシャレな空間!センスのいいネオンのアートも素敵です。

「Phone Booth」は予約不要
「Phone Booth」は予約不要

Zoomなどを利用したオンライン会議も今年一気にメジャーなりましたが、多くの人の耳があるコワーキングスペースでは話しづらいのが正直なところですよね? そんなときは、一人用の個室「Phone Booth」へGO!周囲に聞かれたくない会議も、ここなら気にせず集中できました。

1時間3000円で4名まで入室可能な「貸し会議室」
1時間3000円で4名まで入室可能な「貸し会議室」
「ロッカー」。コピー機もあります
「ロッカー」。コピー機もあります

「ロッカー」はドロップインゲストは無料、マンスリー会員は1ヵ月2500円で借りられます。近隣のスポーツクラブに通うゲストもちらほらいるそうで、確かに、ここからシューズやスポーツウェアを取り出して仕事の息抜きに運動すれば、ヘルシーなワークライフが送れそう!

「.andwork」コンセプト「Think Outside The Box.」の文字が書かれたソファを発見。箱(ホテル)の中で寝ながら、箱以外(新しい領域)のことを考えよう!という意味が込められているんだとか。この空間でゆったりするだけで、新しいアイディアがどんどん浮かんできそうです。

「スマートポッド」でお昼寝!寝過ごさない驚きの仕掛けとは?

ドロップインゲストは1時間1000円〜、マンスリー会員は3時間1000円〜利用できる「パワーナップ」
ドロップインゲストは1時間1000円〜、マンスリー会員は3時間1000円〜利用できる「パワーナップ」

無料のココアを何杯か飲みつつコワーキングスペースでお仕事をしていると、やってまいりました……“おねむアワー”。PCのキーボードを打つ上半身が、気づけば舟を漕いているではありませんか。
「いっそのこと潔くお昼寝して、集中力を取り戻したい!」。
リモートワークでありがちなこの願望を叶えてくれるのが、「パワーナップ」サービスです。
実は、一般的なコワーキングスペースは旅館業法でお昼寝スペースの提供は禁じられていますが、「.andwork」はホテル併設だから実現可能。男女共有に加え、女性専用フロアがある点も安心です!

カプセルホテルでもホステルでもない新感覚の「スマートポッド」
カプセルホテルでもホステルでもない新感覚の「スマートポッド」

しかもお昼寝する併設ホテル「The Millennials 渋谷」の部屋は、IOT型宿泊ユニット、その名も「スマートポッド」!

幅120cm、厚さ23cmのポケットコイルマットレスの寝心地のいいベッドが入ったミニマムな個室で、しっかり横になってお昼寝ができる
幅120cm、厚さ23cmのポケットコイルマットレスの寝心地のいいベッドが入ったミニマムな個室で、しっかり横になってお昼寝ができる

「スマートポッド」の中に入ったらスクリーンを引き下げて外側からの視線をシャットアウト。一部の部屋にはプロジェクターがあり、スマホの動画を映し出せる80インチのスクリーンとして使うこともできます。
自分のスマホ画面を投影すればYouTubeや、NETFLIXなどの動画配信サービスを大画面で視聴できるというわけ。

ルームキー代わりに受け取るiPod
ルームキー代わりに受け取るiPod

「スマートポッド」はすべて、部屋専用のiPodでコントロール。目覚めたい時間をアラーム設定しておけば、ベッドのリクライニングが少しずつ立ち上がり照明も明るくなるので、寝過ごす恐れはナシ! 目覚まし時計のうるさい音で、周囲に迷惑をかける心配もありません。

部屋の調光もiPodでコントロールできるので、眠りやすい暗さに調整しました
部屋の調光もiPodでコントロールできるので、眠りやすい暗さに調整しました
ベッドの下にはスライド敷きのキャビネットも。L型スーツケースも開いたまま収納可能で便利
ベッドの下にはスライド敷きのキャビネットも。L型スーツケースも開いたまま収納可能で便利

ということで、おやすみなさ~い……。

「スマートポッド」の中には宿泊者にはありがたいお着替えスペースも
「スマートポッド」の中には宿泊者にはありがたいお着替えスペースも

……眠りに着くこと45分後……、時間設定していたベッドのリクライニングがやさしく起き上がり、自然に目覚めることができました。

あー、スッキリした!

ベッドのリクライニングが上がりソファーモードに戻ると、ベッドとスクリーンの間に、鏡の前で身支度できるスペースが出現。ボサボサになった髪の毛を整えて、再びコワーキングスペースに戻りましょう!

ホテルならではの「TELEWORK BOOTH」で集中

「スマートポッド」というこのホテルならではの環境を活かしたリモートワーク専用の「TELEWORK BOOTH」もあります。ベッドを取り払った半個室スペースに、デスクライト、WiFi、電源を完備。飲食物の持ち込みや、3階、4階の共有スペースの利用もできます。

「TELEWORK BOOTH」は 8時から24時まで、1日3000円、1時間1000円から
「TELEWORK BOOTH」は 8時から24時まで、1日3000円、1時間1000円から

より集中して仕事がしたい方は、事前に電話や受付でオーダーしてみましょう!

仕事の合間にシャワールームでサクッとリフレッシュ

シャワーサービスは、一般会員は基本利用料+300円。マンスリー会員は300円
シャワーサービスは、一般会員は基本利用料+300円。マンスリー会員は300円

併設ホテルには高級感のあるシャワーブースも3つあります。パワーナップのお部屋から階をまたぐことなくシャワーを浴びることができます。アメニティ、タオル、ドライヤーあり。お昼寝で汗をかいてしまったらサクッと浴びるのもよさそうです。

ランドリールームまであります。うん、これはホントに住めちゃいますね……!実際に引越し前などに何週間か滞在するゲストもいるのだとか。

夕方1時間限定のフリービールで、乾杯!

タダほど嬉しいものはない!
タダほど嬉しいものはない!

一日しっかり働いた自分へのご褒美といえば……やっぱりおいしいビール!「.andwork」の全施設では毎日夕方17時30分~18時30分までの1時間限定で、ハートランドの生ビールが無料で飲めるハッピーアワーを実施しています。つまり時間内なら何度飲んでも無料!よっ、太っ腹!
コロナの影響で一時は瓶ビールに変更されていましたが、運のよいことにこの取材日から生ビールのサービスが再開。ありがたくいただくことに!

マンスリー会員と、1日利用のドロップインゲストだけが楽しめる「フリービール」
マンスリー会員と、1日利用のドロップインゲストだけが楽しめる「フリービール」

ハッピーアワーで一緒にビールを飲んだことがきっかけで、隣に座っていた知らない人と話がはずみ、どんな仕事をしているのかを共有しあったりと、新しい出会いにつながることもあるのだとか。
大都会・渋谷の夕暮れを見ながら飲むビールは、黄昏感もすごかった。今日もおつかれ!アタシ!

夜の「3階ロビーラウンジ」はよりムーディーに
夜の「3階ロビーラウンジ」はよりムーディーに

「3階ロビーラウンジ」の棚には物販スペースも。いま話題の男性用スキンケアライン「BULK HOMME」や、ホテルオリジナルのノートやバッチなどが購入できます。

ゲストがらのコメントがたくさん詰まったオリジナルノートも読むことができます
ゲストがらのコメントがたくさん詰まったオリジナルノートも読むことができます
宿泊時にぴったりなサイズ感のスキンケアアイテム
宿泊時にぴったりなサイズ感のスキンケアアイテム
かわいらしいオリジナルバッジ
かわいらしいオリジナルバッジ

知ってる街も、旅人目線で再発見できる「ワーケーション」

朝食はシンプルなパン!
朝食はシンプルなパン!

翌朝目覚めたら、宿泊者だけが食べられるパンの詰め合わせをいただきました。コッペパンやカレーパン、チョコレートパンなどさまざまな種類があり、何が食べられるかは当日のお楽しみ。

おいしいパンをほおばったら、ホテルをチェックアウトして渋谷の朝へ、勢いよく飛び出しました。ホテルに一泊すると、よく知っている渋谷なのに、まるで知らない街を旅しているような気分に!

仕事と旅をドッキングさせたら(たとえそれが近場であっても)、日常がキラキラと輝き出すという実感。クリエイティブな雰囲気のホテルロビーで、知らない人が働く空気を感じながら仕事に集中し、お昼寝とフリービールで一息つくという楽しみに向けて働くだけで、いつもの仕事が“ワクワクする楽しいこと!”に変わったのだから、不思議です。

“知らない街”を旅したい人から、“知ってる街”を旅人目線で再発見したい人、家でのリモートワークに飽きた人まで、いつも心に旅心を忍ばせているみなさんにオススメしたい、コワーキング体験となりました。

■.andwork Shibuya
住所:東京都渋谷区神南1-20-13(「The Millennials Shibuya」内)
電話:03-6824-9410
営業時間:24時間利用可能
定休日:なし
料金:マンスリー会員2万円、全拠点使えるプランは2万5000円
ドロップイン料金1時間800円~、1日2500円~

Text & Photo=城リユア(mogShore)


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