ほろ苦カラメルソースがどこか懐かしい都立大学前「Little chef」の固めプリン
固めプリン好きの間で密かに話題になっているのが、都立大学駅の近くにあるカフェ「Little chef(リトルシェフ)」のカスタードプリン。材料はシンプルなのに、味や固さのバランスが絶妙で、食べだしたら止まらなくなるほどのおいしさ!? お店の魅力とともにご紹介します。
モザイク壁が女子心をくすぐる、大人かわいい店内
東急東横線・都立大学駅から歩くこと2分。緩やかな坂道の途中に、お目当てのお店「Little chef(リトルシェフ)」はあります。
モノトーンを基調とした清潔感のある外観。シンプルな佇まいに「どんなプリンが食べられるのだろう?」と、入店前からワクワクします!
店内は、茶色と白でまとめられたシックな雰囲気。右側の壁にはモロッコ風のモザイクタイルがカラフルにあしらわれていて、とってもキュート!開放的で心地よい空気が店内に充満しています。
2016年にオープンしたこちらのカフェは、旬の食材をふんだんに使った手作り和定食が人気。お昼どきにもなると、多くのお客でにぎわいます。
ほろ苦カラメル×コクうまプリンにスプーンが止まらない!
和定食と並んで人気なのが、フランス菓子にアレンジを加えた、シェフ自慢のデザートの数々。「どれを食べてもおいしい!」と、スイーツ好きにも大好評。
とくに人気なのが「カスタードプリン」(600円)です。
使用する材料は、卵、牛乳、砂糖、バニラビーンズといたってシンプル。しかし、一つひとつ上質なものにこだわり、なかでもバニラビーンズは高品質として有名なマダガスカル産を使っています。
スプーンですくってみると……“ぷるん”とほどよい固さに、思わずニンマリ。
さっそくいただいてみると、たっぷりかかったカラメルソースがほろ苦く、コクのあるプリンと相性抜群。バニラビーンズの甘い香りもしっかり感じられます。
ゆるめにホイップされた生クリームと一緒にいただくと、プリンの固めの食感が際立ち、ずっと食べていたい!と思ってしまうほどのおいしさです。
「ラムレーズンのチーズケーキ」(700円)もプリンと並んで人気とのこと。
通常、チーズケーキの土台部分にはグラハムクラッカーが使われることが多いのですが、こちらでは粗挽きのアーモンド粉を使用。さらにラムレーズンをたっぷり入れて、香り高いチーズケーキに仕上げています。
土台の部分までペロリといただけるほどしっとり濃厚で、こちらも美味!
シェフのデザートに対する熱い想いがひしひしと伝わってきます。
デザートだけじゃない、アンティーク皿も楽しみの一つ
料理の味だけでなく、器にもとことんこだわるシェフ。とくにヨーロッパや日本のアンティーク皿がお好みで、キッチンの棚には、和洋さまざまな時代の器が並びます。
もちろん、前述のカスタードプリンやチーズケーキに使われていたのも年代ものの貴重なアンティーク皿。テーブルにサーブされたときに感じるどこか懐かしい空気感は、お皿から醸し出されていたのでしょう。
カウンターには愛嬌たっぷりの置物がさりげなく飾られ、とにかく居心地がいい!
駅近とは思えないほど、ゆったり上質な時間が流れるカフェ「Little chef」。この秋、贅沢な空間でゆっくりじっくり、こだわりプリンを堪能してはいかが?
Text:長谷部美佐
Photo:日高奈々子
●この記事は『プリン愛』の記事をもとに作成しています。
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