撮影テクも伝授!人気インスタグラマーが教える、おいしくて映える東京カフェ&ダイニング8選【後編】
おいしそうでおしゃれなフード写真は、やっぱりSNSでも注目度抜群!どうせなら、イイネを集める写真をたくさん投稿したいですよね。そこで、おいしいのはもちろん、フォトジェニックな写真まで撮れちゃう都内のカフェ&ダイニングをご紹介。人気インスタグラマー・mayuさんに撮影テクと合わせて教えてもらいました!
Summary
人気沸騰中の“硬めプリン”に舌鼓!【DIXANS JIMBOCHO/神保町】
武蔵小山の人気パティスリー「de bon coeur(ドゥボンクーフゥ)」が手がけるカフェ「DIXANS JIMBOCHO(ディゾン ジンボウチョウ)」。
「流行中の硬めプリンにたっぷりのほろ苦カラメルソース。お客さんが絶えない理由は、そのひと口目で分かります。 じゅわっと塩バニラアイスが溶けるサクふわデニッシュトーストも一緒にぜひ!」
カウンター席の奥行き感を活かしたこちらの写真。奥に人の手を覗かせることで、決まり過ぎてない動きのあるカットに仕上がっています。
今、神保町でおすすめなのが、この期間限定の「ジャスミンティーゼリーと2種類のアイスがのるパフェ(価格はお店にてご確認ください)」。透明感ある涼しげなゼリーの色合いがとってもキレイ!思わずシャッターを押したくなること必至です。
他にも、姉妹店のパティスリー「ドゥボンクーフゥ」のケーキなど、決めきれないほど魅力的なスイーツがたくさん。レトロモダンな落ち着いた店内で、絶品スイーツを心ゆくまで味わってみてください!
■DIXANS JIMBOCHO(ディゾン ジンボウチョウ)
住所:東京都千代田区神田神保町1-24 1F・2F
TEL:03-5244-5618
営業時間:月〜金曜 8〜19時、土・日曜、祝日 11〜18時
定休日:不定休
美しすぎる、大人が楽しむ至福のパルフェ【PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI/等々力】
等々力のパティスリー「PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI(パティスリィ アサコ イワヤナギ)」。生菓子から焼き菓子、パルフェまで上品かつ美しいスイーツたちに魅了される、人気店です。
「コンクリート打ちっぱなしの無駄がない洗練された空間に、宝石のようなパルフェの圧倒的な存在感が際立ちます。
季節の果物をメインにキラキラのジュレやザクザクのパイ生地、カリカリのキャラメル…世界観がギュッと詰まっていて口の中が宇宙!」
白っぽい店内に、美しいパルフェが映えたステキな1枚。シンプルな店内を背景として活かすことで、大人っぽく上品な写真に。さりげなく後ろに入ったシャンパンが、よりリッチな雰囲気を演出しています。
シーズンごとに、様々なパルフェが楽しめる「パティスリィ アサコ イワヤナギ」。
見ても味わっても、思わず感嘆のため息が漏れる、ここでしか出会えないスイーツに会いに行きませんか?
あの老舗の味をもっと気軽に!“あん”の魅力を再発見。【トラヤカフェ・あんスタンド北青山店/表参道】
老舗和菓子屋「とらや」が「自由で新しいお菓子の世界の提案」をコンセプトに展開する「トラヤカフェ」。とらやのあんを使ったドリンクやお菓子が楽しめるお店です。
「特別なイメージだった老舗のとらやをもっとライトな感覚のカフェで気軽に味わえます。あんを使ったメニューも“トラヤカフェ”ならでは!あんペーストが入ったカフェオレも層になっていて美しい。和の味わいにホッとできます。」
シンボルとも言えるタイル画を背景に、ドリンクを撮影。シンプルながらも、どこか老舗の品格を感じさせる「トラヤカフェ」でしか撮れない写真が出来上がりました!手で持たずに置くことで、しっかりと美しい層も見えています。
あんスタンド北青山店でしか食べられない、限定のベジボックスもおすすめ!ハーブで香りづけしたロースト野菜にあんペースト入りのドレッシングをかけていただきます。蒸したてのバンには、ひよこ豆ペーストをサンド。
さらに、期間限定の夏季メニューもお見逃しなく!白あんにレモンとホワイトチョコレートを合わせて、しっとりと焼きあげた「あんケーキ レモン」。いちごの甘酸っぱさとあんペーストの優しい甘さがベストマッチする「あんペーストかき氷」は、真夏の暑い日にぴったりです!
「トラヤカフェ」で、“あん”を日常生活の中でも楽しんでみませんか?
大人の街のオープンテラスで優雅に昼飲み【オーバカナル 銀座/銀座】
「フランスの大衆食文化を伝える」をコンセプトに、気取らずカジュアルにフレンチを楽しめるお店「オーバカナル」。今回紹介するのは、そのなかでも洗練された大人の街“銀座”にある「オーバカナル 銀座」。
「“銀座のパリ”と呼ばれるこちらのおしゃれなカフェはオープンテラスになっていて、サクッと軽めのブランチにもちょうどいい。
サーモンマリネや生ハムがのった見た目にもおいしい『美食家のサラダ(1980円)』は昼飲みの白ワインにとてもよく合います。」
開放的なオープンテラスを背景にすることで、明るい光が降り注ぐ、おしゃれで優雅な昼飲み写真に。さりげなくお皿のお店ロゴを見せるのもポイントです。
内装やカトラリー、料理からサービスまで、フレンチスタイルに溢れた「オーバカナル」。
まるでフランスにいるかのような感覚で、優雅に昼飲みを楽しんでみませんか?柔らかな光の中でいただくアルコールは格別です!
■オーバカナル 銀座
住所:東京都中央区銀座6-3-2 ギャラリーセンタービル1F
TEL:03-3569-0202
営業時間:●Cafe 月〜木曜:11〜23時、金曜:11〜23時30分、土曜:9〜23時30分、
日曜・祝日:9〜23時
※ラストオーダーは閉店時間の1時間前
●Boulangerie 9~21時
定休日:年末年始
mayuさん直伝!フード撮影で大切な“アングル”の使い分けとは?
①フラットレイ(真上から)撮影
「アングルの使い分けで大切なのは、見せたいものが一番魅力的に見えるアングルを探って撮影すること。
平面で見て世界観の仕上がっているフードは真上からのアングルでしっかりおさえたい!」
華やかなオープンサンドやデコレーションが可愛いドーナツなど、上から見てステキなものは、このアングルで撮るのがおすすめだそう。
さらに、こんなポイントも!
「テーブルや床の模様がおしゃれならそれも背景として写るように撮ります。」
フードだけに寄るのではなく、あえて空間を活かして背景を入れることで、より雰囲気のある写真に仕上がるようです。次から撮影する際は、ぜひ背景にもしっかりとこだわってみてください!
②斜めから撮影
「断面が美しいなと思うフードは、真横や斜めから撮った方が伝わりやすいと思います。向かい側に座る相手の洋服やアクセサリーも背景の一部として断りを入れつつ、使わせてもらったりもします(笑)」
背景に人が入ることで、より奥行き感を感じる写真に。その際、全てにピントが合ってしまうと、何を見せたい写真か分からなくなってしまうので、スマホであればポートレート機能などで背景をぼかすようにしましょう。
③横から撮影
「その場所からの景色やお店の雰囲気も一緒に伝えたい時に活用する手法です。さらに、手で持つことで一番見せたいフードに視線が集まります!」
お店のロゴ前などで使えるアングル。ネイルやアクセをすることで、よりおしゃれ度もアップします!
ぜひこのポイントを押さえて、mayuさんおすすめのスポットで「イイネ」を集めるステキなフード写真をたくさん撮影してみてくださいね!
Text:伊藤香澄(vivace)
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