ライフスタイル
2020.10.29
簡単レシピ！インドネシア料理で南国リゾートランチ ＃海外気分でおうちごはん
思うように海外旅行ができない日々が続きますが、おうちごはんに世界各国の料理を取り入れて、海外旅行気分を味わってみては？基礎からしっかり学べる料理教室「ABCクッキングスタジオ」で教えてもらう、世界一周レシピの連載。10月は、旅ガールに屈指の人気を誇る南国リゾート・バリ島を擁するインドネシアのレシピをお届け！
Summary
エスニックチャーハン、サテ、アボカドとりんごのスムージーに挑戦
何千もの火山島からなる多民族国家のインドネシアは、実はバリやジャワなどの地域によって料理の個性も異なります。「サンバル」というチリソースがよく使われ、揚げ物のレシピも種類が豊富なのが特徴。今回は、インドネシア料理を代表するメニューの一つ「サテ～インドネシア風チキン～」を中心に、南国らしいランチパーティーを楽しみましょう！
【レシピ】ナンプラーと豆板醤で味付け！「エスニックチャーハン」
ケチャップやチリパウダーなど、日本でも手に入りやすい材料で作るエスニックチャーハン。ナンプラーと豆板醤で味付けします。ライムを最後に絞りかければ、爽やかな香りと酸味が広がりますよ！
＜材料＞ 4人分
海老 4尾
酒 小さじ2
オリーブオイル 小さじ1
鶏もも肉 80g
おろしにんにく 小さじ1/2
ナンプラー 小さじ1/2
玉ねぎ 60g (約1/4個)
ピーマン 1個
オリーブオイル 小さじ1
米 220cc
水 220cc
（合わせ調味料）
ナンプラー 小さじ2
ケチャップ 小さじ4
豆板醤 小さじ1
黒こしょう 少々
卵 4個
オリーブオイル 小さじ1
ピーナッツ（塩味付き）15g
カシューナッツ（塩味付き）15g
パクチー 10g
ライム 1/4個
〈下準備〉
・海老は洗い、殻・尾を除く。背中に包丁で深さ1/2位まで切り込みを入れて背ワタを除く〈★ポイント1〉。 もう一度洗い水気を除き、酒で下味をつけておく。
・鶏もも肉は余分な水気・脂肪を除き、ひと口大に切り、おろしにんにく・ナンプラーで下味をつけておく。
・米を炊いておく。
・玉ねぎ、ピーマンは7～8mmの角切り。
・合わせ調味料は合わせておく。
・ピーナッツ・カシューナッツは粗みじん切り。
・パクチーは葉と茎に分け、葉の部分はそのまま、茎は長さ1cmに切っておく。
・ライムは塩でこすり洗いし、くし形切りにし、さらに斜め半分に切っておく。
★ポイント1
海老の背腸は汚物がまたっている腸管なので、包丁でまるごと除去していきます。まずは、背中上部にグサリと包丁を突き刺して、切り込みを入れて。
次に、背筋にそって包丁を下げていきます。
出てきた黒い背腸を、包丁で削ぐようにしてすべて除去。背中に切り込みを入れると、海老の背中がくるんと丸まり、可愛らしいビジュアルになります。
〈作り方〉
①鍋にオリーブオイルを熱し、海老に火を通し、取り出す。
②オリーブオイルを足し入れ、玉ねぎを加え、しんなりとするまで炒める。
③鶏肉を下味ごと加えて炒め、鶏肉に火が通ったら、ピーマン・ごはんを加え炒める（中火）。
④具材が全体になじんだら、合わせ調味料を加えて炒める。
⑤海老を戻し、温める。
⑥フライパンにオリーブオイルを熱し〈★ポイント2〉、卵を1個ずつ入れて焼き、好みの火通り具合になったら火を止める。
〈盛り付け〉
①エスニックチャーハンを皿に盛る。中央から手前にずらして目玉焼きをのせる。
②上にピーナッツ・カシューナッツをちらし、パクチー・ライムを飾る。
★ポイント2
チャーハンにのせる「目玉焼き」の卵黄を美しいイエローに仕上げるには、弱火での“じっくり加熱”がコツ。強火だと、卵黄に白い膜が張ってしまいます。日本の朝食は目玉焼きに蓋をして蒸しがちですが、ここは蓋をせず卵黄がプルプル揺れる状態（写真参照）でフィニッシュ！
【レシピ】甘いピーナッツソースも簡単！「サテ～インドネシア風チキン～」
一見、日本の焼き鳥によく似た「サテ」ですが、味はピーナッツソースとナンプラーを使ったエスニック風。甘い香りがクセになること間違いなしです。インドネシアの定番「ピーナッツソース」もおうちで簡単に作っちゃいましょう！
＜材料＞ 4人分
鶏もも肉 320g
塩 小さじ1/8
黒こしょう少々
トマトケチャップ 小さじ4
ガラムマサラ 小さじ1/8
（ソース）
ピーナッツバター 20g
玉ねぎ 20g
レッドペッパー 少々
砂糖 小さじ2
ナンプラー 小さじ1
竹串 8本
〈下準備〉
・鶏もも肉は水気と余分な脂肪を除き〈★ポイント1〉、ひと口大に切り（1人6切れ）、下味を付けておく。
・玉ねぎはみじん切り。
・オーンの予熱を入れておく（電気230℃12分～/ガス220℃10分～）。
・ボウルにソースの材料をすべて入れ、よく混ぜておく。
★ポイント1
肉の水分にはクサみがあるので、キッチンペーパーでよく押さえて水気を切ります。
皮と身の間のブヨブヨした部分が脂肪です！
脂肪もクサみの原因なので、事前に包丁で除去しておきましょう。
〈作り方〉
①クッキングシートを敷いた天板に鶏肉を並べ、オーブンで焼く（電気230℃12分～/ガス220℃10分～・2段焼き上段）。
②サテの粗熱を取り、串をうち、皿に盛り付ける。
③ソースを塗る。
【レシピ】レモン汁で味を引き締めて！「アボカドとりんごのスムージー」
インドネシアでは濃厚なアボカドスムージーが人気。豆乳とアボカドのまろやかさがマッチした腹持ちのよい一杯です。ぼんやりしがちなアボカドの味を、レモン汁でシャキッと引き締めて。ほんのり感じるりんごの甘みも美味！作るだけで、南国リゾート気分がアップしますよ。
＜材料＞ 4人分
アボカド 1/2個
りんご 1/4個
塩少々
はちみつ 小さじ1
レモン汁 小さじ1
無調整豆乳 100cc
〈下準備〉
・アボカドは皮・種を除き〈★ポイント1〉、ひと口大に切っておく。
・りんごは塩でこすり洗いし、ヘタを除き、皮つきのままいちょう切り。
★ポイント1
アボカドをパカっと二つに割ると、大きな種が出現。包丁のアゴ部分を種の真ん中に突き刺します。
そこから包丁をクルッと回転させれば、種が丸ごとキレイに抜き取れます。
〈作り方〉
①ミキサーにすべての材料を入れ、なめらかになるまで撹拌する。
②グラスに注ぎ入れる。
【テーブルコーデ】バリ島・ウブドの森で楽しむリゾートランチ
熱帯雨林溢れるバリ島の田園地帯・ウブドで満喫するリゾートランチをテーマに、グリーンを基調としたスタイリング。お皿の上に現地のバナナリーフに似た葉っぱをのせ、南国リゾート感を演出する小技を効かせました。プロテアのドライフラワーのピンクを差し色に、かわいらしい女子会らしさもプラス。
グリーンの布と麦わら素材の敷物をベースに、落ち着いた雰囲気に。東南アジアをイメージした白黒のシックな敷物は、ブランケットを活用。
現地の伝統工芸品店に売られていそうな置物や籠を置いたら、もうそこはバリ島⁉アジア旅で買った小物はテーブルコーデで大活躍！
この「世界一周レシピ」連載ではすっかりお馴染みの手作りネームピック。今回もPinterestで「インドネシア」と検索し見つけた絵柄をプリントアウトして貼り付けました。民族舞踊を踊る女性がカワイイでしょ？
SNSで募集中！おうちでインドネシア料理＆テーブルコーデ写真
るるぶ&more.では本記事のレシピをおうちで再現された写真をSNSで募集中！手作りインドネシア料理やテーブルコーデのアイデアをハッシュタグ「#旅好き女子のための世界一周レシピ」「#rurubuandmoreレシピ」をつけてシェアしてください！
素敵なご投稿お待ちしております！
今回レシピ提供のご協力をいただいたABCクッキングスタジオでは体験レッスンを開催中！初めての方は500円で体験レッスンに参加できます。詳しくはこちら！
【インドネシア旅行情報】バリ島の絶景ブランコとライステラスへ！
バリ島にあるヤシの木とロープで作ったワイルドすぎる「ジャングルブランコ」は、SNSでも超話題。ウブド郊外の渓谷沿いで体験でき、亜熱帯のジャングルに向かって飛び出していくインパクトのある写真が撮れます。
渓谷の斜面に広がるライステラスは、稲作が盛んなバリ島ならではの原風景。ウブド郊外の森の中にあり、比較的アクセスがよいのが「トゥガララン棚田」です。南国ムード満点のグリーンを眺めならゆっくりくつろげる、レストランやカフェもあります。
レシピ提供 ＝ABCクッキングスタジオ
text＝城リユア（mogShore）
photo＝大塚七恵
Styling=Yuka Eguchi, Masako Ouchi
●記事内のインドネシアの旅行情報は『るるぶバリ島’21』に掲載した記事をもとに作成しています。
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