旅インフルエンサーに聞きました!旅行術、おすすめ旅先、映え写真のコツ
『るるぶ&more.』ではおでかけや旅に関する情報を発信しておりますが、今回は旅インフルエンサーとして知られるkaoriさん、SHINYAさん、Yukoさんに旅にまつわるあれこれをインタビューしてきました。3人のそれぞれの旅の楽しみ方やおすすめのスポットや写真撮影のコツなど、より旅行を楽しめる旅行術も!
OLトラベラー kaoriさんのお洒落旅のコツ
インスタグラムでは海外の可愛いお写真をたくさん発信し、旅好き女子から絶大な人気を誇る、kaoriさん。小学生の頃を3年間メキシコで暮らし、「経済的な貧富の差」を肌で感じたことから広い世界に視野を広げようと思われたのだそうです。旅好きのご家族の中で育ったkaoriさん目線の旅の魅力について、また、お仕事と旅行の両立のコツなど、お話しを伺っていきます!
ーとてもお洒落で可愛い、ふんわりとした世界観で、素敵な投稿を楽しみに拝見してます!旅先で写真や動画を撮影する際に何かテーマにしていることやこだわりはありますか?
感覚的に素敵だと思った瞬間を写真や動画に残しているのですが、ストーリーを感じる瞬間/空間が好きなので、写真や動画もそのようなシーンが多くなっていると思います。また、その時自分が感じた気持ちを、写真や動画に詰め込めたらいいなと思っています。
―なるほど!まさにkaoriさんならではの「センス」とそれを伝える「スキル」があってこその作品なのですね…!kaoriさんのような素敵写真を撮りたい!という女子はとても多いと思うのですが、撮影のポイントはありますか?
被写体だけを撮影するというよりは、そこに広がる空間を切りとるように意識しています。その結果、余白のような空間が生まれ、ごちゃごちゃしていないものになることが多いです。
それから、自分が写る時は前からではなく後ろ姿が多いので、後ろ姿が素敵だと思う洋服を選ぶことが多いです。あまりこの場所でこういう風に写真を撮る!と決めていくタイプではないのですが、その季節や国にあったアイテムを選ぶようにしています。黒やネイビーのお洋服なども好きなのですが、やわらかい色合いの写真が好きなので、ほとんど登場していないと思います。(笑)
―たしかに、ダークカラーのお洋服を着ていらっしゃるイメージが無いです!ところで、kaoriさんはかなり頻繁に旅行されていらっしゃいますが、OLさんなんですよね…?年に何回くらい海外に渡航されているんですか?どうやってお仕事しながらそんなにたくさん旅に行けるんですか?
コロナ前は毎月海外旅行に行っていました。2019年は海外14か国、22都市、国内は5都市という旅ばかりの1年。3分の2がプライベートで、3分の1はご招待頂いた取材旅行でした。旅について発信を続けていたらそのような機会を頂くようになり、本当に光栄です。
スケジューリングのコツは、連休を活用する事です。アジアや国内旅行には有給を使わず、金曜の仕事終わりの夜便で出発し月曜の早朝着の便で帰国してそのまま出社するなど、かなり体力勝負な生活を送っていました。
―2019年の1年だけで海外14か国、22都市、国内5都市?!すごい数ですね…!!それだけたくさん旅されていると選ぶのが難しいかもしれないですが、今までの旅で一番の思い出を教えていただけますでしょうか?
もう6年以上前の事になりますが、パリで結婚式を挙げたことです。エッフェル塔に近いセーヌ川沿いの教会で、家族だけで挙式をし、挙式後はパリの中でも特に好きな場所で写真を撮りにでかけました。
自身で教会のWebsiteから直接挙式を申し込んだり、色々と調べた中で見つけた素敵な写真を撮るフランス人女性カメラマンに写真をお願いしたりなど、準備に力をいれたこともとても思い出深いです。その時が初めてのパリであった夫もパリが大好きになってくれて、挙式以来何度も一緒に訪れています。
―セーヌ川沿いの教会なんて素敵すぎです…ご自身で教会やカメラマンを手配するなんて、さすが海外旅行慣れされているkaoriさん!いつもブログを拝見して、こんな素敵な場所どうやって探すんだろう~と思ってます!海外でお洒落なカフェやショップを巡るならここはオススメ!という場所はありますか?
私にとっては毎日がいつかの旅のための準備期間で、InstagramやPinterestなどで素敵な場所/ホテル/カフェなどに出会ったら、実際に行く予定がなくても、国や街別にアルバムに保存するようにしています。
カフェがオシャレな場所といえば、オランダのアムステルダム、韓国のソウル、フランスのパリがBest3だと思います!ショップはパリのAstier de Villatteというハンドメイドの陶器のブランドが大好きで、パリに行く度に少しずつ集めており、もう10年以上になります。お皿やマグカップ、花瓶やペンダントライトなど、少しずつアスティエのものが増えていくのが嬉しくてたまりません。日本でも購入可能ですが、お値段がかなり違うので、パリを訪れたときがおすすめです。
旅フォトグラファーSHINYAさんの写真旅のコツ
旅好きな奥様の影響で旅に出始め、インドア派からアウトドア派になったというSHINYAさん。いつも臨場感のある素敵なお写真や動画を投稿されていますが、なんともともとは会社員で、フォトグラファーに転身されたのはたった2年前なんだとか。初心者も楽しめる写真旅についてなど、極意を伺っていきます!
ー旅フォトグラファーということで移動しながら機材を運ぶのはちょっと大変そうですが…旅のマストアイテムは何ですか?
普段使いのカメラだけでなく、予備のカメラと超広角レンズも必須です。最近では車載動画を撮るのが好きでgoproと車載マウントもマスト入りです。それから、PCやバックアップ用のHDDもマストで延長コードも必ず持っていきます。
…ちなみに、カメラ関係以外で唯一のマストアイテムは龍角散のど飴です。機内など乾燥している場所が意外と多いので、乾燥対策に常にバッグに入れています。
―予備カメラまで持って行くとは、かなり重くなりそうですね?!車載動画も始められたとのことで、今後の旅動画がますます楽しみです…!アイテムとは逆に、構図のポイントやこだわりはいかがですか?SHINYAさんの写真は息をのむような絶景にモデルさんが上手に溶け込んでいる画が印象的です。
色で遊ぶのが面白いので、カラーコーディネートにはいつも念入りにリサーチし必要であれば新たに服や小物など購入しています。例えば、風景写真では空の色+花の色+服の色で考えたり、メインとなる被写体と同じカラーで合わせるのも楽しいです。多彩な色がある場所ではシンプルに一色の服であれば風景に溶け込みやすいです。
―配色をすごく計算されているのですね!もはや芸術…!というか、プロの領域ですよね。初心者にとっては、ちょっとハードルが高いかも…?カメラ初心者でも上手に風景や食べ物が撮影できるおすすめの方法はありますか?
三分割構図を意識すれば簡単にバランスのとれたいい感じの写真を撮ることができます。三分割構図は画面の縦横ともに三分割し、その交点にメインとなる被写体などを配置するテクニックです。スマホでも”グリッド”を表示させると簡単に三分割構図を使えるようになるので試してみてください。
―スマホでも使えるテクニックがあるとは…次の旅先で早速チャレンジしてみます!ちなみに、読者や視聴者の皆さんに是非おすすめしたい!という場所はありますか?
オススメの旅先はドイツのローテンブルクです。おとぎの国といわれているだけあって街全体がかわいく、また中世にタイムスリップした感覚になれます。そして、山口県の角島大橋は大好きな絶景ポイントです。好きすぎて、地元福岡にいた頃は何度も足を運んでいました。ちなみに、福岡方面から199号線沿いを走ると、海岸沿いのドライブもできるのでオススメです!
―すごく奇麗な場所ですね…!私も行ってみたいです!ローテンベルクは何か思い入れのある場所なんですか?
昔、妻がドイツに住んでいたこともありドイツで結婚式を挙げることを考えた時期がありました。しかし来れない親戚が多いのと他にも色々な問題があり、結果日本で挙げました。そんな経緯があり、せめて絵の中で結婚式をと父がサプライズで私たちにローテンブルクでドレスとタキシードを着た絵をプレゼントしてくれました。そしてこの絵がローテンブルクへの憧れを増し、2年後・・・お仕事でドイツに行けることとなり、この絵を持ってローテンブルクに行くことができました。だから、今まで言った旅先の中でも一番の思い出の地なんです。
ヨガ旅トラベラー Yukoさんのリラックス旅のコツ
中学生時代のカナダ留学をきっかけに海外の人とコミュニケーションをとることが好きになったというYukoさん。新しい文化に触れるのが楽しいと気付いてからは大学時代にたくさん海外旅行に行くようになったのだそうです。プランニングを組み立てるのが楽しい!と言うYukoさんならではの、旅の楽しみ方やオトナ女子旅のコツを伺います!
―旅先のヨガは普通のヨガとどんな違いがありますか?
私が旅先でヨガをするのは自然の中が多いので、いつもと違う空気で自然を感じながらできるところが良いです。空が広いところ、海が見えるところ、緑が多いところ、空間が広いところ…そんな気持ちの良い場所ではヨガをしたくなりますね。ヨガをしっかり練習したい!という時はいつものスタジオなどの方が良いかもしれませんが…(笑)
―開放感のある場所でのヨガ、本当に気持ちが良いですよね。とくに海外旅行中だと、長旅の疲れも癒されます。とはいえ、まだまだ日本のヨガ市場は海外と比べると小さいようにも感じます。海外旅行をされているときに、素敵なヨガグッズやウェアを見けられたことはありますか?
LAのヨガウェアブランドAVOCADO。韓国・釜山の新世界百貨店センタムシティー店の中にも入っていました。新世界百貨店の中のスポーツウェアフロアは日本にはないブランドや商品などめちゃくちゃ良かったです!!
それから、ニューヨークで見つけたオランダ?かどこかのブランドで、ritualsというコスメブランド。ボディソープがフワフワで気持ち良いのと、ヨガウェアも売ってます!
―どれもおしゃれで素敵ですね!!いろいろな場所へ旅されているかと思いますが、海外で旅行の中で忘れられない旅エピソードは何かありますか?
サンフランシスコ~ニューヨークまでのフライトで寝坊してしまい、さらにスーパーボウル(アメフトの大会)による空港封鎖、追い打ちをかけるように東海岸の猛吹雪で飛行機に乗れず、空港でたらいまわしに… 乗継の空港で11時間荷物を待ち、その後荷物は出てこず次のフライトがなんと3日後になってしまいました。でも、飛行機をおろされたのがアリゾナのフェニックス空港(グランドキャニオンの最寄り空港)だったので、念願のグランドキャニオンツアーに参加できました。
―それは大変でしたね…!でもそんな体験をしてもその場でツアーを予約してポジティブに変換してしまうなんて、生粋の旅人ですね!旅をする時のジンクスや自分ルールみたいなものはありますか?
日常生活の中でもそうだけど、旅先での出会いは特に一瞬だったりするのでその時に出会った人、出会った言葉はその時の自分に必要な出会いなのでそこからインスピレーションを感じてその先の生き方や考え方のヒントを得るようにしてます。
写真や動画の撮影ひとつにしても、とにかくときめいたり、ワクワクしたり、おもしろい!と思ったその瞬間を撮影しているので、気づいたらたくさん撮っています。(笑)
―なるほど、旅って本当に一期一会ですよね。私は旅先ではなぜかいつも感覚がいつもより研ぎ澄まされて普段は見過ごすようなものに気付いて感動したり、新しい発見に気付きやすくなる気がします。Yukoさんにとって、これまでの出会いで人生観や考え方に変化はありましたか?
生きるのが苦しくなっているときは、狭い価値観の中だけで生きようとしているからだと気付きました。旅をして新しい人や文化に触れると、その狭い価値観を客観的に見れるので、「まー、いっか!」と自分を締め付けていたものを緩めることができます。
text:奥村美里 Photo協力:kaori、SHINYA、Yuko
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。