今も昔も鎌倉の中心!鶴岡八幡宮の境内で見ておくべき歴史スポット8選【後編】

今も昔も鎌倉の中心!鶴岡八幡宮の境内で見ておくべき歴史スポット8選【後編】

神社 神奈川県 るるぶ情報版(国内)編集部
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源頼朝が現在の地に遷し、鎌倉の街づくりの中心に据えたといわれる鶴岡八幡宮。境内には、源氏とのゆかりが深く、歴史上の人物の逸話が残るスポットが散在しています。『るるぶ鎌倉’21』から、鎌倉の歴史を肌で感じられる鶴岡八幡宮の歴史スポットをご紹介します!

Summary

政子石(まさこいし)

柵から手を延ばせばふれることもできる
柵から手をのばせばふれることもできます

源氏池に浮かぶ島に立つ旗上弁財天社の社殿裏手に置かれた祈願石。頼朝公と政子の夫婦仲のよさから、夫婦円満のご利益があると信仰を集めています。
頼朝公が政子の安産を祈願してこの石を置いたという逸話も残っていて、子宝や良縁を願う多くの女性が訪れるパワースポットとしても知られます。

段葛(だんかずら)

雨が降ってもぬかるみにくいように、一段高く作られています
雨が降ってもぬかるみにくいように、一段高く作られています

若宮大路の二の鳥居から一の鳥居まで約500m続く参道。道の両脇に桜が植えられており、春には桜と鳥居とのコラボが楽しめます。
政子が第2子(頼家)懐妊を機に、養和2年(1182)に頼朝公が安産を祈願して整備した参道でもあります。頼朝公が自ら指揮を取り、有力御家人たちに造らせたと伝えられています。

太鼓橋(たいこばし)

創建当時は朱塗りで、「赤橋」と呼ばれていたそう
創建当時は朱塗りで、「赤橋」と呼ばれていたそう

源氏池と平家池の間に架けられた橋で勾配が30度もある弓状に。現在の橋は昭和2年(1927)に架け替えられたもので、通行はできません。

源平池(げんぺいいけ)

周囲は散策できるようになっています
周囲は散策できるようになっています

境内入口近くに広がる池。本宮に向かって右手が源氏池、左手が平家池で、総称して源平池と呼ばれています。周囲には季節ごとの花が咲き四季折々の景色が楽しめますよ。

お参りの途中にひと休み!和カフェ「茶寮 風の杜」

白を基調とした明るい店内の大きな窓からは境内を見渡せます
白を基調とした明るい店内の大きな窓からは境内を見渡せます

平家池や鎌倉文華館 鶴岡ミュージアムを望むモダンな和カフェ。300年以上続く葉山の老舗料理店・日影茶屋が手掛ける自慢の甘味を味わいながらひと休みを。

厳選した素材を使った「黒豆かん(1100円)」。足柄煎茶はプラス300円

散策の休憩には和スイーツを!厳選した素材を使った「黒豆かん(1100円)」。足柄煎茶はプラス300円。

掲載している「鶴岡八幡宮」についてもっと詳しく知りたい方は発売中の「るるぶ鎌倉’21」をご覧ください。


●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は「るるぶ鎌倉’21」の過去に掲載した記事を元に作成しています。

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