なめらかプリンの先駆け的存在! 「バニーユ」を買いに二子玉川へ

なめらかプリンの先駆け的存在! 「バニーユ」を買いに二子玉川へ

食・グルメ プリン スイーツ カフェ 東京都 るるぶ&more.編集部
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二子玉川駅から徒歩7分の場所にあるパティスリー、「SUCREPERE(シュクレペール)」。2020年に20周年を迎え、今なお地元客にも遠方客にも愛される名店です。駅前の大型商業施設には目もくれず、ここ「SUCREPERE」を目指してやってくるスイーツファン。彼女たちのハートをぎゅっと掴んで離さない、王道のなめらかプリンとケーキをご紹介します。

Summary


駅前の喧騒から離れた町なかパティスリー

二子玉川駅の北側、並木が美しい花みず木通りに立つのがパティスリー、「SUCREPERE」です。「ケーキは特別なものでもありますが、いつでも気軽に立ち寄れる“普段使いのケーキ屋”として利用してほしい」と店長の佐藤さん。取材中も多くの子連れママが立ち寄っていました。

2020年1月には、店イチ押しのバニラプリン「バニーユ」を昇華させた「幸せのプレミアムバニーユ」(2020年11月時点:新型コロナウイルス感染症の影響で販売休止中)が、「世田谷みやげ」に認定され話題に。

中に入ると、カラフルなケーキが並ぶショーケースがお出迎え。常時10数種以上を揃え、その半分は旬のフルーツを使った季節限定ケーキなので、リピーターにはうれしいですよね。なかでも、夏に登場する桃を丸ごと1個のせた「桃のタルト」(毎年時価で販売。700~800円ほど。)は大人気です!

「東京で一番おいしいプリン」と話題になった「バニーユ」

こちらでまずいただくべきは、バニラプリンの「バニーユ」(330円)です。20年前に店を開いた父親が開発したというこちらのプリンは、“なめらかプリン”の先駆け的存在のひとつといえます。

なめらかプリンのトレンドを牽引した「バニーユ」は、某有名誌のグルメ特集で「東京で一番おいしいプリン」と称されたこともあるほどです。ブランド卵のひとつであり、黄身の濃厚さで知られる「御養卵」を使用。この卵のおいしさをそのまま味わってほしいと、あえてカラメルを使っていません! プリンって卵をおいしく食べるためのスイーツだったんだぁ……と改めて教えてくれる、そんな逸品です。

エントランス部分には、テーブルが並ぶテラス席も用意。しかも、ウォーターサーバーとティーサーバーが設置されていて、商品を購入したお客さんなら誰でも無料でいただけます! 開店当初からずっと続けている無料ドリンクサービスだそうで、なんという太っ腹。長年のファンが多いのも頷けます。

プリンだけじゃない! おすすめケーキも要チェック

おすすめのケーキを厳選して2つご紹介します。1つ目は、ケーキの定番「ミルフィーユ」(500円)。きれいに食べるのが難しいミルフィーユですが、横に寝かせることで食べやすくしています。カスタードクリームを挟んだパイ生地部分はしっかり甘く、トッピングは生クリームでさっぱりと。この甘さの対比でペロリといただけますよ。

2つ目は、スマイルフェイスが愛らしい「コパン」(390円)。スポンジ生地の上にカスタードクリームといちごと生クリームをのせ、モチモチの求肥で包んだケーキは、まるでいちご大福のよう。いろんなパティシエが表情を描くので、日によって、ものによって微妙に表情が違うのだとか。

ママと一緒にやってきた子どもがホールケーキやフルーツタルトを指差して「これがほしい!」と言っても、大抵のママは許してはくれません。シュークリームにしておきなさいとか、単価が安いケーキをあてがわれ、泣き出す子どももたくさん見てきたという店長の佐藤さん。

泣き出したり、しょんぼり帰っていく子どもを少しでも減らしたいと、この「コパン」を開発しました。

普段使いができる“町のケーキ屋さん”であり続けたいという「SCUREPERE」。愛情がたっぷり詰まったケーキを求めて二子玉川へ出かけてみませんか? ひと口頬張れば、きっと幸せの味がするはずです。

Text:山田裕子(editorial team Flone)
Photo:斉藤純平

●この記事は『プリン愛』の記事をもとに作成しています。
●掲載した情報をはじめ、「プリン」のお店についてもっと知りたい方は、『プリン愛』をご覧ください。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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