街なかに現れた森の中で、素敵なスイーツタイム。『マールブランシュ』の新店に注目!

街なかに現れた森の中で、素敵なスイーツタイム。『マールブランシュ』の新店に注目!

京都府 食・グルメ クロワッサン オープンテラス モーニング カフェ
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京都みやげの代表格、お濃茶ラングドシャ「茶の菓」で有名な「京都北山 マールブランシュ」が、京都市郊外にあった工房直売店をおよそ2年間かけて大改装。2020年10月、緑に囲まれた『マールブランシュ ロマンの森』が誕生しました。マールブランシュで初めて、かつ、ここだけでしか提供されない焼きたてクロワッサンが登場し、オープン3日目にはやむなく購入制限されるほどの人気ぶり!さっそく潜入調査してきました!

Summary

駅から10分歩いても行きたい、緑に囲まれた『ロマンの森』

世界中の人から愛される京都のお菓子といえば、お濃茶ラングドシャ「茶の菓」ではないでしょうか?その「茶の菓」を販売する「京都北山 マールブランシュ」の店舗は、北山本店をはじめ、京都駅など主要駅の近く、または清水寺や嵐山などの観光地などに出店されていますが、新しくオープンした大型店舗『ロマンの森』の出店場所は、運営会社「株式会社ロマンライフ」の礎の地でもある京都市山科区。

広大な敷地は2年間近く工事中でしたが、2020年10月2日(金)、工房・物販・カフェの集合した『ロマンの森』として待望のグランドオープンとなりました。入り口には森の妖精「ロマンくん」が、行き交う人々の様子を見守っています。

車ならば、名神高速の京都東インターチェンジからすぐ。現在29台の駐車場を完備していますが、さらに駐車スペースを増設中とのこと。取材日は平日。9時オープンのところ30分前に到着しましたが、すでに開店待ちの人で行列ができていて、びっくり!

9時ちょうどに開いた扉の前には、ガラス張りの大きなショーケース。季節のフルーツをたっぷりとのせたショートケーキやスペシャリテのモンブランなどがずらりと並びます。

華やかなケーキが揃う「マールブランシュ」ですが、近所の人たちに愛される“町のケーキ屋さん”の気持ちを大切に、100円のシュークリームなど毎日のおやつにぴったりなお手頃価格のケーキも用意されています。

「マール ザ チーズケーキ」など『ロマンの森』限定の商品もあります。プライスカードに「ロマンの森限定」と書かれているので、チェックしてみてくださいね。

そして、ケーキの横にありました。みんなのお目当て、クロワッサン!実はオープン当初は計7種類のクロワッサンが用意されていたのですが、あまりの人気ぶりに、2種類のみに絞り込み、さらに1人2つまでの数量限定で販売されています。テイクアウトもできますが、できれば焼きたてをイートインで!

筆者は以前に工場見学をさせていただいて衛生管理の厳密さに驚いたのですが、店舗もオペレーションがすばらしく衛生的・機能的です。

燦々と光の差し込む店内席と、風と緑を肌で感じられるテラス席。どちらも開放感と清潔感に溢れています。

晴れた日は、テラス席が気持ちよさそう~!

上質なバターとマロンクリームのペアリングがたまらない!焼きたてクロワッサン

モンブランバタークロワッサン350円 クロワッサン200円
モンブランバタークロワッサン 350円 クロワッサン 200円

さて、こちらが“新名物”の地位を不動のものにした「モンブランバタークロワッサン」。外はパリッ、内からは溢れるバターとミルクのまろやかさが広がるクロワッサンで、ラム酒の香るモンブランクリームと塩気の効いたバターをサンド。クロワッサン生地、上品なモンブランクリーム、バターの絶妙な塩分のバランスが最高です。

提供はバーガー袋で。皮がこぼれるのを気にせずにかぶりつきましょう!

モンブランクリーム450円
モンブランクリーム  450円

こちらは、まだ店頭に並んでいない新商品「モンブランクリーム」!「マールブランシュ」創業当時からのスペシャリテ、モンブランクリームを、日持ちするレシピにアレンジして、チューブ入りで販売。お家で、キャンプで、好きなタイミングで楽しめるようになりました。(2020年11月下旬頃~販売予定)

プレーンのクロワッサンにかけて、食べ比べ。クリームはとろりとしていて、芳醇なラム酒の香りが濃厚です。ビスケットやアイスにかけても良さそう。おうちのティータイムが楽しくなりそうな一品です。

まだまだある『ロマンの森』のみどころ

ここからは少し『ロマンの森』の中をご紹介。まずは、外からも見えていた森の妖精「ロマンくん」。全身に植栽されていて、高さはなんと7メートルもあります。

テーブル席の足は、白樺の木をそのまま使っていたり、柱には樹皮を模したデザインがされていたり、店内も森の風景。

本棚には、京都市左京区にある絵本と児童書の専門店「絵本屋きんだあらんど」が、“森、食、家族”をテーマに選書した約380冊の本が並びます。かわいらしい表紙に、大人が見てもワクワク。

ショーケースに並ぶお菓子を作るのは、ガラス張りの工房の中。クロワッサンもここで焼かれています。工房横の席に座れば、ちょっとした工場見学気分。

店内のいたるところにロマンくんがかくれんぼ。

たとえば、「茶の菓」の中にも。『ロマンの森』で販売している「茶の菓」にのみ、ロマンくんの焼印が入っているので、いつもの京都みやげにちょっとした特別感を演出できますよ!

茶の菓缶 1112円   ロマンの森限定3枚入箱 417円
茶の菓缶 1112円 ロマンの森限定3枚入箱 417円

『ロマンの森』オープン記念の「茶の菓缶」はマールブランシュ全店で販売。「茶の菓」が3枚入った、ロマンの森限定パッケージも3種類用意されています。

コスパにびっくり!おみやげに一押しの「ロマンくんのタルト」

ロマンくんのタルト  1200円
ロマンくんのタルト 1200円

もうひとつ、『ロマンの森』のおみやげにオススメなのが、新名物の「ロマンくんのタルト」。直径21㎝(7号サイズ)の大きさでなんと1200円!通常7号サイズといえば7~10人でシェアするサイズ。厚みはないとはいえ、ボリューム満点です。

「ロマンくんのタルト」はテイクアウトオンリー。ざくっとしたタルト生地に配合を変えた2種類のカスタードクリームと生クリームを重ねたシンプルで飽きのこない味のタルト。下のタルト地がほどよい硬さで、カットしやすい点もポイントです。

本社所在地だけあって、ショコラトリー「加加阿365」やうま味調味料専門店「京都祇園 侘家古暦堂 うま味さん」など、同社ブランドの商品も集まって華やかな品揃え。ショッピングするだけでも楽しめますよ。

おいしいお菓子の魅力がぎっしりと詰まった『ロマンの森』。オープンテラスでモーニングを食べたり、お茶したり、お菓子の作られる様子を見学したり、はたまた京都みやげを買いに行ったり。用途にあわせていろいろな楽しみ方ができそうです。

Photo:瀬田川勝弘
text:小西尋子


●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更、消費税率変更に伴う金額の改定などが発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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