京都・嵐山を、アウトドアブランド「スノーピーク」と着物で紅葉さんぽ!

京都・嵐山を、アウトドアブランド「スノーピーク」と着物で紅葉さんぽ!

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スタイリッシュで実用的な人気アウトドアブランド『スノーピーク』が2020年8月、京都・嵐山にオープンさせた体験型施設「スノーピークランドステーション京都嵐山」。アウトドアグッズの販売はもちろん、おしゃれなカフェや、嵐山を楽しむツアーも用意されているとのことで必見!この秋、風光明媚な紅葉の名所、京都・嵐山を、スノーピークのアウトドアグッズとともに着物で散策しませんか?

Summary


築100年の老舗料亭をリノベーションした空間に、アウトドアブランドがずらり!

最近のキャンプブームで注目を集めるお洒落なアウトドアブランド『スノーピーク』が、2020年8月京都・嵐山に店舗をオープン。出店の場所として選ばれたのは築100年以上、90余年に渡って料亭が営まれていた、立派な伝統建築です。

上質な梁や欄間などの建材、レトロな照明器具などはそのままの姿で残しつつ、屋根までの天井は取り払い、スケルトンで開放的な姿へと生まれ変わっています。古木を露わにした内装とアウトドアグッズの取り合わせがマッチし、ショップとは思えないほどの居心地のよさです。

入り口付近にはアウトドア小物、靴を脱いで小上がりになった座敷には、スノーピークのアパレルやアウトドアギアが並びます。たくさんある商品の中から、筆者が個人的に気になったモノを3つピックアップ!

たねほおずき 4000円(ゆき、つち、もりの3色展開)
たねほおずき 4000円(ゆき、つち、もりの3色展開)

ひとつ目は、乾電池で灯りが点く「たねほおずき」。マグネット接着で、いろんな場所につけることが可能です。

キャンプ場で、テントにぶら下げてもいいし、木に何個かぶら下げてクリスマス気分を演出するのも素敵。服やベルトに装着したら、夜、トイレに行くときや夜道を歩くときの目印にもなります。

焚火台Lスターターセット2万4800円
焚火台Lスターターセット2万4800円

2つ目はこちら。火気使用のokな場所さえあれば、これ1つでアウトドア気分になれる「焚火台Lスターターセット」です。寒い日には暖炉代わりに、上に網を置いて肉や魚をグリルすることもできますし、お湯を沸かしてコーヒーを淹れたり、野点をしたり。ほんの数時間でアウトドア気分を満喫できそうです。

HOME & CAMP バーナー 9980円(黒、シルバー、カーキの3色展開)
HOME & CAMP バーナー 9980円(黒、シルバー、カーキの3色展開)

最も気に入った3つ目は、こちらの「HOME & CAMP バーナー」。一切の無駄を削ぎ落としたスタイリッシュなフォルムは、使用時以外はバーナー(ゴトク部分)を折りたたんで収納でき、リュックサックにすっぽり入るコンパクトさ。冬以外は鍋料理をしないご家庭でも、場所をとらずにスタイリッシュに収納できます。

「人生に、野遊びを。」のメッセージとともに味わう青空が似合うカフェメニュー

入り口カウンターはカフェスタンドです。コーヒーや抹茶ドリンクなどのソフトドリンクのほかに、新潟のクラフトビール、新潟の酒、ウィスキーなどのアルコール類も揃っています。注文したフード&ドリンクは店内や店外のお好きな場所でどうぞ。

ドリンクのカップには1つずつスタッフが手書きで、「スノーピーク」のコーポレートメッセージ“人生に、野遊びを。”と書いてくれます。この小さな心遣いが嬉しい!

長野県白馬村のポークフランクのホットドッグ800円、マルゲリータのホットサンド850円
長野県白馬村のポークフランクのホットドッグ800円、マルゲリータのホットサンド850円

写真左は長野県白馬村のポークフランクのホットドッグ。右はホットサンドクッカー「トラメジーノ」でカリッと焼き上げたマルゲリータのホットサンド。白馬にレストランを持つ「スノーピーク」が地域の生産者と深く繋がり吟味した素材を使った味が、京都でもいただけます。

紅葉の名所、京都・嵐山を上品な着物で散歩

広い建物の奥には、きもの専門店「やまと」が展開する「YAMATO Tsunagari gallery 京都嵐山店」が同居しています。100年の伝統をもつ「やまと」の着物を見て・触れて・感じられ、新たなつながりが生まれる場所で、「スノーピーク」と商品コラボもしているんです。

コラボライン「OUTDOOR KIMONO」には、焚火の火の粉の飛散にも強い難燃性、雨風に強い撥水・防水加工、通気性を備えたモデルも。着物でぶらりと街歩きすれば風情があり、アウトドアを楽しめる機能性もあり。この姿でキャンプ場にいれば、目を引くこと間違いなしです!

事前にレンタル予約をすれば、「やまと」の着物で嵐山観光を楽しむことができます。こちらの特徴は、用意されている着物がシックな装いのものが多いこと。女の子同士で楽しむカラフルな着物もいいですが、シックな色合いの着物は、落ち着いた大人の女性でも違和感なく着られそう。

OUTDOOR着物 体験プラン1人3000円
OUTDOOR着物 体験プラン1人3000円

さて、着物に着替えたら、嵐山の歴史や文化、自然を感じる体験プラン「Snow Peak GO(スノーピークゴー)」の、“のんびり嵐山散策体験”へ。地元の人たちが、「嵐山に来たらここは見ないと」という外せないポイントや、観光ツアーではあまり行かない穴場なスポットを取り込んだお散歩コースを紹介してくれます。圧倒的な嵐山の自然に触れる散策の途中で出会ったお気に入りのスポットで、「スノーピーク」特製デリのランチとコーヒーを楽しんで。

電動レンタサイクル+ランチセット+足湯付 奥嵯峨サイクリング体験1人5000円 ペアで8000円
電動レンタサイクル+ランチセット+足湯付 奥嵯峨サイクリング体験1人5000円 ペアで8000円

もっと嵐山の景色を楽しみたい方は、“奥嵯峨サイクリング体験”を。電動レンタサイクルにケトル・ドリッパー・マグカップなどを積んでフィールドワークへでかけましょう。紅葉が広がる青空の下で味わうご飯は最高!こちらのコースには最後に足湯もついていて、ほっこりリラックスできますよ。京都観光&紅葉狩りに「野遊び」がプラスアルファされて、最高の思い出ができそうです。

オープンが待ち遠しい!隈研吾デザインのモバイルハウス「住箱-JYUBAKO-」でアウトドア感覚な宿泊も

ここ「スノーピークランドステーション京都嵐山」の敷地は想像以上に広く、店舗の裏に隠された広場に、3棟のモバイルハウス「住箱-JYUBAKO-」があります。もともとこの場所は、料亭の建物があった場所。建物を道路側まで移築してできた奥のスペースに「住箱」を設置したそうです。設計は、現代日本を代表する建築家の隈研吾氏。タイヤが付いていて、移動することもできる“旅する建築物”です。

「住箱」大人2名1泊素泊まり38000円〜
「住箱」大人2名1泊素泊まり38000円〜

白馬にも「住箱」はありますが、畳敷などの和室仕様になっているのは京都にある「住箱」だけ。木の香りに癒されます。

特徴的なのは、大きく開く壁がテラスになること。まるで野外と家の中がひと続きのような不思議な感覚!一風違った宿泊をしてみたい方、モバイルハウスの購入を考えている方の試泊にもいいかもしれませんね。

「人生に、野遊びを。」の言葉にハッとしたみなさま、嵐山観光の行程のひとつに「スノーピークランドステーション京都嵐山」を加えてみては?

Photo:瀬田川勝弘
text:小西尋子


●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更、消費税率変更に伴う金額の改定などが発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。


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