バター香る♪香ばし焼き芋ようかん【kyoko_plusのレシピ&テーブルコーデvol.26】
芋栗南瓜がおいしい季節到来!鹿児島在住ということもあって、さつま芋には人一倍思い入れがあります(笑)ほくほくのお芋も好きだし、ねっとり甘いお芋も捨てがたい…。焼き芋やスイートポテトを作ったり、豚汁に入れたり(鹿児島ならではでしょうか)、さつま芋ごはんにしたりと、いろいろ使えるさつま芋。今回は、ちょっと洋風の、焼き芋ようかんに仕立ててみました。バターの香りが食欲をそそる芋ようかん、ぜひ作ってみてくださいね。
お芋の王様、種子島産安納芋
今回のメイン食材は、種子島産の安納芋。この時期、県産の安納芋もたくさん出回るのですが、種子島産の濃厚さ、甘さには太刀打ちできません。
送っていただいたこちらのお芋は、加工しやすく食べやすい、小ぶりなサイズ。
さつま芋は南国生まれ。冷蔵庫などで保存すると、低温障害を起こしてしまうので、10℃~15℃の冷暗所で保存するのがベスト。
我が家は鹿児島といえどもなぜか寒いので、発泡スチロールの中に籾殻を入れ、その中で保存しています。
【レシピ】焼き芋ようかん
材料/
【焼き芋ようかん】
さつま芋…正味400g 上白糖…50g~70g(お芋の甘さによって加減してください) 塩…ひとつまみ 粉寒天…4g 水…200cc 片栗粉…適量 有塩バター…適量 |
①
さつま芋は洗って、水気を拭かずに、ベーキングペーパーを敷いた厚手の鍋に入れます。
弱火で約1時間、火にかけます。
炊飯器で作る場合は、洗ったさつま芋と水1カップを入れ、そのまま炊飯します。
②
焼き芋のいい匂いがしてきたら竹串をさしてみて、スッと通ればできあがりです。
このまま食べたいところですが、皮を剥いてボウルに入れます。(やけどに注意してくださいね)
③
なめらかに潰したさつま芋に、上白糖と塩を入れ、よく混ぜます。
粒が残っていてもおいしいですが、フードプロセッサーなどで潰すとよりなめらかになります。
④
小鍋に水と粉寒天を入れ、沸騰後1分ほどよくかき混ぜて、寒天液を作ります。
③のボウルに加え、よく混ぜます。
⑤
濡らした流しかんに入れて、表面をならし、冷蔵庫で冷やし固めます。
流しかんがなければ、牛乳パックやパウンドケーキ型などを利用しても。
⑥
固まったら、お好きな大きさに切り分け、片栗粉を薄くはたいて、バターを溶かしたフライパンでじっくりと焦げ目をつけて完成です。
追いバターであつあつを召し上がれ
バターで焼いただけでも十分香ばしくておいしいのですが、ぜひ追いバターしていただきたい!(笑)
とろりと溶けたバターとねっとり濃厚なお芋が絡まって、至福の味わいです。
今回は、和風のスタイリングで。
祖母の形見分けでもらった風呂敷は、表も裏もすてきなデザインで、撮影にもお役立ちです。
今回は赤い柄を表にして撮影したので、華やかになりました。
芋あんは、トーストにのせたり、アイスに添えたりと、いろいろな食べ方もできます。
おいしいお芋があるうちに、ぜひ作ってみてくださいね!
photo:kyoko_plus
●掲載の内容は記事制作時の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。