Go Toトラベルであり得ないおトク度!「マンダリン オリエンタル 東京」のパッケージプラン体験ルポ
「マンダリン オリエンタル 東京」は、最も権威ある格付けと言われる米国『フォーブス トラベルガイド』によって、2020年で6年連続「ホテル」と「スパ」の両部門で5ツ星を与えられている日本で唯一のホテル。そんなラグジュアリーの代表格のホテルですが、パッケージが実はお得!そのプレミアムな内容をご紹介します。
Summary
アペリティフは1時間半飲み放題でゆっくり楽しむ
ラグジュアリーな「マンダリン オリエンタル 東京」ですが、館内レストラン(鮨 心 by 宮川は除く)でのお食事15%オフに加え、チェックイン時間より最大24時間(1泊あたり)滞在できる「日本橋ステイケーション」などいろいろな宿泊パッケージプランがあり、Go Toトラベルキャンペーンの割引対象にもなります。今回は多彩なプランの中で「プレミアムモーメント」を体験しました。マンダリングランド以上の宿泊、専用スペースでのアペリティフタイム、ザ・スパ・アット・マンダリン・オリエンタル・東京でヒート&ウォーター体験と様々な特典に加え、朝食も込み。それが7万999円~(2名1室、2名分)とこれはかなりお得です!
まずは、照明やインテリアが和の雰囲気を醸しながら、どこか海外にいるような感じもするロビー。チェックインを済ませたら「プレミアムモーメント」の特典であるドリンクとペアリングの冷菜盛り合わせを楽しみに専用の場所へ。午後4時から7時までの好きな時間で90分間、スパークリングワインやカクテルを含むドリンクがおかわりし放題。天空から見下ろす夕景・夜景は抜群の美しさ。非日常な時間を満喫できます。
オリジナルカクテル「日本橋」やスパークリングワインと共に楽しむのは、ミシュランガイド東京1つ星の広東料理「センス」の冷菜盛り合わせから厳選されたもの。アルコールだけではなく、ウーロン茶にベルガモットのほのかに香るオリジナルのお茶もおすすめ。優雅にフルーティなアロマを楽しめます。
自宅より広い?! 夜景一望の部屋でゆったりバスタイム
「プレミアムモーメント」の宿泊プランの部屋は、広さが60㎡のマンダリン グランド以上の部屋。この広さが生む贅沢さを感じます。今回、宿泊したマンダリン グランドは、昼は晴れれば富士山が、夜は東京のきらめく夜景を一望。落ち着いて上品なインテリアの室内にワーク用にも使えるテーブル(クリップやホチキスなど一通りのステイショナリーも)と窓際のソファと使い方は自在です。
バスルームは、シャワーとセパレートの広いバスタブ。バスピローも用意されているのでお湯を張ってゆっくりと入浴も。バスローブだけではなく、専用エレベーターを使うスパにも着ていける浴衣があるのも嬉しい。
センス・オブ・プレイス(その土地の特色)を生かしたマンダリンのおもてなしを感じます。ゆとりの広さとアメニティやステイショナリーなどの細かな心配り。お部屋で過ごす時間が何より贅沢に感じられます。
ディナーは天空のレストランで極上のイタリアンを
プレミアムパッケージで「マンダリン オリエンタル 東京」をじっくり味わうとおこもりステイ。ディナーは、最上階38階にあるイタリアンダイニング「ケシキ」へ。イタリアンなのに店名が「景色」?そう、お料理だけでなくここは景色もご馳走なのです。足元から天井までが窓、外に広がる眺望にまず目を奪われます。東京の夜景はまるで宝石箱のよう。
ダビデ料理長は、イタリアのナポリ出身。その後、ロンドンの「スプーン」やスペインの「エルブジ」で修業をし、イタリアのパルマではオーナーシェフとして経営もしていたという経歴のシェフ。伝統的、家庭的な南部イタリア料理も大事にしながら、モダンクラシックに仕上げています。これは「自家製ラヴィオリのカチョエぺぺ オックステールのラグーソース」。ラヴィオリにはペコリーノ、パルメザン、リコッタの3種のチーズを使い、濃厚なソースには隠し味でモディナ産15年もののバルサミコやカカオも!
メインのお魚は、本日の鮮魚イトヨリを塩釜焼に!パセリやレモンなど共に塩釜に入った魚がそのまま登場。目の前できれいに取り出し、フィレにしてサーブしてくれます。最後に秋野菜を使ったカチュッコソース(魚の出汁を使ったトマトベースのソース)をかけて仕上げ。サービスもフレンドリーで、おもてなしを感じます。
また、奥には「ピッツアバー on 38th」があり、目の前で焼きあがる四角いピザ、“ピッツィーノ”をカウンターで楽しむことができます。ちょっとローマにでも来ているようなインテリアが素敵!カジュアルにディナーを楽しみたい時にぴったりです。
種類の多いモーニングに感激!ヒート&ウォーター体験も
翌朝の朝食、夜景とはまた異なる表情を見せる「ケシキ」で。都心のビル群の向こうにスカイツリー、日本銀行を見下ろす窓も。1986年に建てられた本館は、上から見ると「円」に見えるということに気づかされます。
「ケシキ」おすすめの卵料理としてポーチドエッグはハムとクリーミ―なほうれん草と合わせた“フロランタン”、スクランブルエッグはスモークした鱈にオランデーズとモルネーソースの“アーノルドベネット”にずわい蟹とアボガドの”エッグベネディクト”など、もうどれもおいしそうで迷ってしまいます。また、お好みの具を入れたオムレツや好みのスタイルの卵料理を頼むことも。卵は、南アルプスとや八ケ岳の間にある農場で、大豆、ウコン、唐辛子や海藻、ローズヒップ、天然ハーブをブレンドした餌を与えた平飼いの茶色の鶏が産んだ特選ハーブ卵なのだとか。なんとも贅沢です。
やはり、朝はご飯でという人には和朝食のチョイスもあり、また甘い朝食としてマンダリン オリエンタル 東京 パンケーキやフレンチトースト、ワッフルというのも。厚みのあるパンケーキは、ふわふわでシフォンケーキのよう。生クリーム、ベリー、メイプルシロップが添えられてきます。こんな非日常な朝食付きのプランは本当におすすめ。
チェックアウトが12時なのでゆったり朝を楽しんで、ザ・スパ・アット・マンダリン・オリエンタル・東京でヒート&ウォーター体験へ。37階のこれまた天空の眺めが素晴しいヒート&ウォーターエリアには、ゆったりと浸かれる深さと寝そべることもできる浅いボディジェット付きバス、クリスタルのアメジストが置かれたスチームルーム、スカイビューのドライサウナにレインシャワーが揃います。都心を見下ろしてしばしのリラクゼーションタイムを楽しめます。
1泊2日とは思えない充実した時間が過ごせた「プレミアムモーメント」。チェックアウトで現実に戻るのが残念なほど。帰り際に、上品な味が気に入ったオリジナルブレンドティーを探しに「ザ マンダリン オリエンタル グルメショップ」へ。思い出と共に持ち帰れます。
他にも目的別に選べる多様なステイケーションプランが盛りだくさん。憧れの「マンダリン オリエンタル 東京」でご褒美ステイを楽しんでみてはいかがでしょうか。
■マンダリン オリエンタル 東京
住所:東京都中央区日本橋室町2-1-1
TEL:03-3270-8800
料金:1室あたり6万720円~(税込)
※空室状況により異なる。税サ別・Go To トラベルキャンペーン適用前金額
text:小野アムスデン道子
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