食・グルメ
2020.11.24
鎌倉・長谷の大仏通りで発見！生しらすのワンコイン手巻き寿司
江ノ電・長谷駅から徒歩約4分の場所にある「鎌倉 聖敷や（しょうじきや）」は、網元に嫁いだ女将が営む“しらす専門店”。注目は網元直送＆鮮度抜群の朝獲れ生しらす。ワンハンド・ワンコインで食べられる「生しらすの手巻き寿司」は必見＆必食です！
Summary
江ノ電・長谷駅から徒歩約4分のしらす専門店
江ノ電・長谷駅から鎌倉大仏（高徳院）方面に大仏通り商店街を進むこと約4分。「鎌倉 聖敷や（しょうじきや）」に到着です。通りに面しているのは物販をメインに扱う店舗の入口。店内で食事処と繋がっていますが、食事をする場合は通りの右手奥にあるこちらの入口へ。生しらすののぼりと朱色ののれんが目印です。
店内はちょっと小粋な座敷スタイル。壁側には靴のまま利用できるカウンター席もあるので、お好きな席をどうぞ。入口横にはテラス席も完備。天気のいい日には外で食べるのもおすすめです。
“いいもの＆おいしいものを正直に！”をモットーに2013年（平成25）にオープン。店名の“聖敷（しょうじき）”とは、つまり“オーネスト＝正直”のこと。ここに来れば、うそのない本当においしい食べ物に出合えるということなんです！
「鎌倉 聖敷や」での必食は、なんといっても“湘南しらす”。女将の嫁ぎ先である湘南しらすの網元「勇しげ」から直送される、朝獲れの生しらすや釜揚げしらすは絶品のひと言です。
ワンコインで食べられる「生しらすの手巻き寿司」
“新鮮で本当においしい湘南しらすを食べてほしい！”という女将の思いから誕生したのが、この「生しらすの手巻き寿司」です。生しらすをワンハンドで、しかもワンコインで食べられるとは、驚きですよね！
さりげなく持っていますが、実はかなりの重量。握り3貫程の生しらす手巻き寿司は、手軽に＆食べ歩きの合間に……、という気持ちで作ったものの、実際はしらす二色丼と同じくらいの量が入っているそうです。
鮮度抜群の生しらすをアップでどうぞ！今にも泳ぎだしそうなこの透明度と存在感。噛むごとにプチプチと弾ける食感と口の中に広がるうまみは最高です。しらすの透明感と艶やかさの秘密は、水揚げ後に船上で素早く氷でしめるからなのだそう。味付けは少量の醤油のみ。ショウガ・ネギ・ゴマ・ミョウガと酢飯とのバランスも美味です。
「生しらすの手巻き寿司」は、1日限定約50本。その日の水揚げしだいで生しらすがメニューに並ばない日もあるそうです。出合えたらラッキー！の生しらす。これまで“生しらす”を食べたことがない人にも、ぜひ味わってほしいひと品です。
一度口にしたらやみつき！「生しらす釜揚げしらす沖漬け3色丼」
店内でゆっくり食べる派におすすめしたいのは、こちらの「生しらす釜揚げしらす沖漬け3色丼」。しらすのおいしさを知り尽くした網元だからこその、至極の丼です。
生しらす・釜揚げしらすはもちろんですが、この沖漬けがとにかく美味！水揚げしたてのしらすを船上で秘伝の特製タレに漬け込んで作る沖漬けは、それだけ手間のかかるもの。ゆえにとても希少なのだそうです。特製タレが染み込んだとろ～り濃厚なしらす。一度食べたらやみつき間違いなしです。
食後はショップでおみやげ探し！
店内のショップには、ところてんや寒天の原料となる「天草（てんぐさ）」もありました。こちらは神奈川・三浦で獲れたもの。ところてんの作り方も詳しく書かれているので、料理好きさんはぜひチェックを！
地元の作家さんによる1点物のTシャツ。よく見ると……“しらす”と“しらす丼”。作品の入荷は不定期だそうですが、毎回キュートなしらすモチーフが並ぶそうなので、お見逃しなく。
今回ご紹介したメニューだけでなく、日替わりランチをはじめ常時9種類以上のしらす丼を展開する「鎌倉 聖敷や（しょうじきや）」。網元直送だからこその新鮮＆極上しらすを堪能してみてはいかがでしょうか。
text：清沢奈央
photo：櫻井めぐみ
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