【2020-2021ヨーロッパ】憧れの絶景&驚きの奇景ベスト５

るるぶ&more.編集部

絶景インスタインスタ映えカメラ女子

海外旅行に行きたくてうずうずしているこのごろだからこそ、古くからの街並みや有名な建築にあふれるヨーロッパに思いをめぐらせてみませんか？ 2020年4月発売の『るるぶいま見ておきたい！ヨーロッパの絶景』から、王道の絶景4つと、珍しい奇景1つをピックアップしてみました。

ガウディの夢が詰まった華麗なる聖堂「サグラダ・ファミリア」

1882年に着工され、2026年の完成を目指す「サグラダ・ファミリア」。“世界で唯一、入場料が必要な工事現場”といわれています。18本ある尖塔や無数の彫刻、内部を埋める光の洪水まで、世界で唯一無二の存在です。

サグラダ・ファミリアを訪ねるなら、外から見るだけでなく、絶対に中にも入るのがおすすめです。中に入ったら、天井を見あげながら歩いてみてください。柱や天井の装飾の美しさは、息をするのも忘れるほど！

■サグラダ・ファミリア　Sagrada Familia
国・都市：スペイン・バルセロナ
ベストシーズン：4～6月、9～10月

壮大な建築が点在する花の都・パリ「エッフェル塔と街並み」

19世紀半ばのフランスで、パリを美しい街にしようと、当時の国王と県知事が知恵を集めて「都市大改造計画」を行いました。それにより、「エトワール凱旋門」があるシャルル・ド・ゴール広場から放射線状に延びる、パリの街路が完成。その一つが、有名なシャンゼリゼ通りです。

シャルル・ド・ゴール広場のエトワール凱旋門展望台に上ると、「エッフェル塔」とパリの街全体が見渡せます。

■エッフェル塔と街並み　La Tour Eiffel et Paysage
国・都市：フランス・パリ
ベストシーズン：5月中旬～10月

古代ローマの市民たちが熱狂した円形闘技場「コロッセオ」

2000年ほど前、古代ローマ帝国の時代に建てられた「コロッセオ」。4層ある外層は周囲527ｍ、高さ48.5mもある巨大な円形闘技場で、5万人も収容したといいます。紀元80年に完成してから約300年にわたって剣闘士の戦いや猛獣狩りなどが行われ、人々の娯楽の場になっていました。

外から眺めるだけでなく、円形闘技場内の客席や動物の檻があった地下にも足を運べる、現地ツアーに参加するのがおすすめです！

■コロッセオ　Colosseo
国・都市：イタリア・ローマ
ベストシーズン：3～5月、9～11月

“アドリア海の真珠”とたたえられる美しさ「ドブロブニク旧市街」

中世以来、周辺の国に攻められながらも、自立して繁栄していたドブロブニク。1979年に「ドブロブニク旧市街」が世界遺産に登録された後の1991年、旧ユーゴスラビアからの独立宣言で内戦へ。街の7割が破壊されてしまいましたが、のちに市民の手で、破壊前と同じ石材を使うなどして元の姿を取り戻したという歴史があります。

オレンジ色の屋根とアドリア海の青、周囲の緑の３色のコラボは、ひと目見る価値ありです！

■ドブロブニク旧市街　Stari Grad Dubrovnik
国・都市：クロアチア・ドブロブニク
ベストシーズン：5月～9月中旬

高さ984mに浮かぶ“天空の特等席”「シェラーグボルテン」

ノルウェーには、氷河に浸食されたフィヨルドが多くあります。自然のスケールを感じられる地形に満ちていますが、シェラーグ山にある「シェラーグボルテン」はとくに目を見張る奇景。崖の間に岩がはさまれていて、かつて一帯が氷河に覆われていた時代の堆積物がこのようになったといわれています。

近くに川が流れているので、そこから岩を正面に眺められます。この岩の上に乗るのは命の保証ができません……。

■シェラーグボルテン　Hjeragbolten
国・都市：ノルウェー・リーセボトン
ベストシーズン：6～8月

『るるぶいま見ておきたい！ヨーロッパの絶景』では、絶景スポットをまだまだ紹介中！

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●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は、2020年4月発売『るるぶいま見ておきたい！ヨーロッパの絶景』に掲載した記事をもとに作成しています。