神戸市おすすめ博物館12選!展覧会&イベント情報ほか営業再開状況もチェックしよう
兵庫県神戸市で、感性を磨ける博物館を見学してみませんか。異国情緒漂う神戸は、遠く汽笛が聞こえるような港町。海や船に関するものなど、神戸カラーが感じられる魅力的な博物館が充実しています。コーヒーやランプといった、ちょっと変わったテーマの博物館もありますよ。
Summary
神戸市立博物館
神戸中心部に立つ、昭和57年(1982)開館の博物館。収蔵品には国宝・桜ヶ丘銅鐸[どうたく]・銅戈[どうか]群をはじめとする考古・歴史資料、南蛮紅毛美術およびガラス工芸などの美術資料、古地図資料の3分野があり、神戸の歴史と文化交流について知ることができます。常設展示は地域の歴史を紹介する「神戸の歴史展示」と、テーマに沿って館蔵品を紹介する「コレクション展示」の2つからなります。
神戸海洋博物館
「神戸とみなとのあゆみ」をテーマに2020年にリニューアルオープンした博物館。2006年からは川崎重工業の企業博物館「カワサキワールド」を併設展開しています。
※企画展「ふねのおなまえ あなたとめぐる日本列島」2022年1月25日~3月6日
神戸らんぷミュージアム
旧居留地にある、明かりの歴史を伝えるミュージアム。原始時代のかがり火やたいまつに始まり、行灯やぼんぼり、提灯、石油ランプを経て美しい電灯に至るまで、やさしい光に包まれながら明かりの変遷をたどることができます。明治時代の旧居留地をイメージした街路「あかりのミュージアムウォーク」は必見。街路の西側にショーウインドー形式であかりにちなんだ展示があり、プロジェクションマッピングにより神戸市や旧居留地の魅力について「あかりの歴史」「神戸のまちの四季」「旧居留地と神戸の風景」といったシーンの映像作品を上映しています。
菊正宗酒造記念館
記念館では、国の重要有形民俗文化財に指定されている「灘の酒造用具」を多数収蔵展示して丹波杜氏秘伝の生もと造りを今につたえています。館内売店では生原酒(非売品)などが無料で試飲でき、さらに興味のある方には有料にていろいろな高級酒も試すことができます。また記念館限定の酒や、オリジナルグッズも販売。平成29年(2017)には樽酒びん詰製品の製造用酒樽を作る工房を隣地に開設しました(見学は要予約)。
竹中大工道具館
日本で唯一の大工道具の博物館。展示室では選りすぐった約1000点の大工道具のほか、吹き抜け空間に7m超の高さでそびえ立つ原寸大の唐招提寺金堂の柱と組物、数寄屋の繊細な仕事が見えるスケルトン茶室など、現代の匠たちの手によって最高の職人技を詰め込んだ特別な模型も展示しています。また、「宮大工がいる博物館」というユニークな特色を活かし、木工室ではプロの技を間近に体感できるプログラムがあります。現在イベント休止中、最新情報は公式サイトを要確認。
白鶴酒造資料館
老舗酒造メーカーのひとつ、白鶴酒造の伝統を紹介する白鶴酒造資料館。御影郷にある大正初期に建てられた本店壱号蔵を利用しています。昔の酒造りの様子を、蔵人姿の人形を用いてわかりやすく再現。しぼりたての原酒を味わえる利き酒コーナーもあります。