山形県おすすめ美術館10選!展覧会&イベント情報ほか営業再開状況もチェックしよう

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大自然と広い土地を生かした美術館が多い山形県で、ゆっくりと芸術鑑賞してみませんか。3階建て多層民家風の建物で国内外の巨匠の絵画・彫刻を常設展示する美術館、光をいっぱいに取り込む大きなガラス窓が美しい美術館など、展示作品のみならずその建物にも注目したい個性的な施設があります。編集部おすすめの10件をご紹介します。

Summary

土門拳記念館

酒田市出身で昭和を代表する写真家・土門拳の写真美術館。『古寺巡礼』『筑豊のこどもたち』『風貌』などの気迫のこもる名作、約7万点を収蔵し、保存を図りながら順次公開しています。周囲の自然を生かした谷口吉生設計の建物は、建築から30年以上経った今でも斬新。庭園は勅使河原宏、銘板は亀倉雄策によるものです。中庭にあるイサム・ノグチの彫刻もみどころの一つ。また、周囲の飯森山公園では、毎年4月下旬には八重桜が、6月下旬~7月初旬にはアジサイやアヤメが見ごろとなり、散策が楽しめます。所要1時間。
※主要展示室「古寺を訪ねて 東へ西へ」2021年2月5日~4月18日
※企画展示室Ⅰ「日本の風景」2021年2月5日~4月18日
※企画展示室Ⅱ「日本人の原像」2021年2月5日~3月5日
※企画展示室Ⅱ「第26回酒田市土門拳文化賞  受賞作品展」2021年3月6日~4月18日

山形美術館

3階建て多層民家風の建物の美術館。モネやルノワールなどの印象派の作品をはじめ、ピカソ、シャガール、与謝蕪村など国内外の巨匠の絵画・彫刻を常設展示しています。さまざまな企画展も開催。所要1時間。

広重美術館

『東海道五十三次』で知られる江戸時代の浮世絵師、歌川広重。江戸詰めの天童藩士らと交遊があり、財政難の天童藩に「天童広重」と呼ばれる肉筆画を描くなど天童とゆかりがあります。この美術館では錦絵・版本・肉筆画など、毎月テーマを替えて展示しています。所要50分。

■広重美術館(ひろしげびじゅつかん)

住所:山形県天童市鎌田本町1-2-1
TEL:023-654-6555
営業時間:9時~17時30分(11~3月は~16時30分)
定休日:火曜、展示替え期間(毎月末・月初3日間)
料金:入館600円

天童市美術館

天童市の芸術文化の発展基地として平成2年(1990)に開館した公立美術館。日本画の巨匠今野忠一、天童市出身の実業家故・村山祐太郎氏のコレクションの中から寄贈された油彩画の熊谷守一、彫刻の豊田豊など郷土にゆかりのある作家の作品を約900点以上収蔵しています。子供向けのイベント「体験美術館」や絵本原画展、ミュージアムコンサートなども開催し、大人から子供まで楽しめる美術館となっています。

鶴岡アートフォーラム

(C)篠澤裕
(C)篠澤裕

平成17年(2005)開館。独自のコレクションをもたず、芸術文化活動のための場として市内の芸術文化団体などが主催する市民ギャラリーのほか、特別展覧会や郷土ゆかりの企画展など国内外の芸術作品を展示しています。また、陶芸や絵画などの美術講座やワークショップ、親子で自由に創作活動を体験できる「キッズアトリエ」など、大人から子供まで誰もが楽しめる教育普及事業にも力を入れています。建物の周囲はガラスのカーテンウォールで覆われ、隣接する鶴岡公園との親密度の高さが感じられるのも魅力。

展示室内観
展示室内観

酒田市美術館

平成9年(1997)年に開館。広大な敷地にゆったりと立つ近代的な建物が印象的です。洋画の森田茂、酒田市出身の高橋剛と斉藤長三を中心とした作品を収蔵・展示。特別展を年6~7回開催しています。所要30分。※新型コロナウイルスの影響により、営業時間など変更があります。

本間美術館

(公財)本間美術館
(公財)本間美術館

昭和22年(1947)に本間家が清遠閣[せいえんかく]とよばれていた書院造2階建の別荘を美術館として開放し、本間家に伝わる東北諸藩からの拝領品や美術品を展示しています。別荘として築造した庭園・鶴舞[かくぶ]園と本館、企画展を開催する新館があります。毎年2月下旬~4月上旬に開催される雛祭古典人形展では、貴重な雛人形を展示します。所要40分。

出羽桜美術館

出羽桜酒造の旧母屋を利用した美術館。朝鮮半島最後の王朝、李朝期の陶磁器コレクションは本国でも希少なもの。ほかに日本六古窯、桜の美術品、酒器などを展示しています。所要1時間。

山寺後藤美術館

16世紀のバロック期から19世紀後半のバルビゾン派の風景画に至る多様なヨーロッパ絵画。また、アール・ヌーボーのガラス工芸品、ロダンなどの彫刻、さらに、19世紀ドイツ絵画の画風を伝えているベルリンKPM窯陶板画などの歴史に育まれた作品を多数収蔵しています。作品は約200坪の展示室でゆっくりと見られるのも特徴です。施設エントランスからは、正面に見える立石寺を眺めることができます。名作鑑賞と四季折々に変化する自然に囲まれ、心豊かなひとときを過ごしましょう。音声ガイドは英語のほか、中文(繁体字)があります(音声ガイドは、コロナ禍のため休止中)。

■山寺後藤美術館(やまでらごとうびじゅつかん)

住所:山形県山形市山寺2982-3
TEL:023-695-2010
営業時間:9時30分~17時(10~4月は~16時30分)
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)
料金:入館大人800円、大学生700円、高校生500円、中学生以下無料、障がい者手帳等持参の方・付添いの方1名無料

長沼孝三彫塑館

長井市出身で、昭和初期のモダニズムを表現した現代具象彫刻家、長沼孝三の作品を紹介しています。『愛の女神』、『インテリゲンチャ』などから清新な人間愛が感じられます。ほか、郷土玩具のコレクションもあります。所要40分。

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