北陸新幹線に乗って新潟へ!アクティビティをがっつり満喫できる日帰り週末旅へ
こんにちは。るるぶ&more.編集部員のえみーるです。今回は北陸新幹線で2時間。えみーるの地元・新潟県にある糸魚川市、上越市、妙高市を1日で巡る弾丸旅へ行ってきました♪この週末は、どこへ行こうかな?そんな風に考えている方にぜひおすすめしたい、アクティビティはもちろん、グルメも写真映えもばっちりな日帰り旅行をご紹介します。
Summary
東京から北陸新幹線で2時間!糸魚川駅の「ジオパル」からスタート
今回は、新潟県にある糸魚川市、上越市、妙高市の3市をめぐるプチトリップに参加してきました。東京から北陸新幹線に乗車して約2時間。東京から新幹線に乗車して、糸魚川駅へ!
まず、糸魚川駅に到着して最初に訪れたのは「糸魚川ジオステーション ジオパル」。糸魚川市が北陸新幹線糸魚川駅高架下に建設した「糸魚川世界ジオパーク」の魅力発信基地になっていて観光案内所としての役割はもちろんのこと鉄道好きにはたまらないスポットになっています。
館内は大きく「ジオパーク観光インフォメーションセンター」「キハ52待合室」「ジオラマ鉄道模型ステーション」の3つのコーナーに分かれていて、各コーナー入場料無料です。
「糸魚川ジオステーション ジオパル」の魅力はなんといっても日本の豪華寝台特急のさきがけでもあった「トワイライトエクスプレス」の再現車両を見学できるところ!車両はすべて木で再現されていて、装飾品はすべて本物。レトロで高級感のある空間になっています
そして1日1組限定で「トワイライトエクスプレス」の車内を貸し切ってお食事がいただけるスペシャルなプランも販売中。糸魚川市内にある人気のレストラン5店舗が提供するお料理(1食4500円)から選べて、最大6~7名様で利用が可能のプランになっていて、とっても人気なんだとか。
窓がスクリーンになっていて、お食事中は海を中心にした車窓の映像が流れます。こんな雰囲気のなかでお食事ができるなんて、魅力的ですよね!
さらに、2010年までJR大糸線で活躍していた「キハ52-156」の実車も展示されています。車内に一歩踏み入れれば、レトロな雰囲気にタイムスリップしたかのよう。こちらは待合室になっているので、地元の学生さんなどは、放課後はここで過ごしたりもしているのだとかこんな素敵なところで、おしゃべりしたり待ち合わせしたり…、「素敵すぎる~!羨ましい~!」と感動してしまいました笑。
そして、「ジオパル」には日本一大きいプラレールの展示や、糸魚川駅周辺や東京を再現した大きなジオラマも展示されていて、自分で持ち込んだ鉄道模型を走らせて運転することもできます。鉄道好きさんにはたまらないですよね。
行き先表などの鉄道部品も展示されています。「鉄道が好きな人向けの展示が多くて、ついていけるかな…」と思っていたのですが、カラフルなプラレールやジオラマ、レトロな色合いの鉄道部品などが、写真映えして意外とgood◎!鉄道についてあまり詳しくない私でも、写真を撮る手が止まらずとっても楽しめました。糸魚川駅アルプス口にあるので、アクセスも抜群。ぜひふらっと立ち寄ってみてくださいね。
■糸魚川ジオステーション ジオパル(いといがわじおすてーしょん じおぱる)
住所:糸魚川市大町(糸魚川駅1階アルプス口)
TEL:025-555-7344
営業時間:キハ52待合室 1月~6月, 10月~12月8:30~19:00(1月1日休館)7月~9月8:30~19:30
ジオラマ鉄道模型ステーション 1月~6月, 10月~12月【平日】10:00-18:00 【土日・祝日】9:00-18:30(1月1日休館)
7月~9月【平日】10:00-18:00 【土日・祝日】9:00-19:00
定休日:無休
「高浪の池」でデイキャンプを楽しもう!
糸魚川駅から車で50分ほど。標高540mの白馬山麓国民休養地内にある深さ13mの「高浪の池」へやってきました。実は、「高浪の池」には4mの巨大魚伝説があったりして…。本当かどうかは、みなさんの目で確かめてみてくださいね!笑
「高浪の池」を訪れるのならば、やはりキャンプがおすすめ。テントや椅子、バーベキューの簡単なセットも貸し出しているので、キャンプ道具は少なめでもOK!気軽に楽しめるのも魅力的ですよね。意外とソロキャンプを楽しむ方も多いのだとか。
ちなみに「高浪の池」は電波が通っておらず、無料のWi-Fiがとんでいるのみ。都会の喧騒を離れて、のんびり過ごすのにぴったりです。普通に生活していると、なかなか電波断ちってできないですよね。
残念ながら2020年度の営業は終了してしまったのですが、2021年4月下旬から営業を再開予定。夏季営業中は、セグウェイやマウンテンバイクの貸し出しも行っていて、アクティビティの充実度も◎。来年はデイキャンプデビューしてみようか~という方には、とってもおすすめですよ。
■高浪の池(たかなみのいけ)
住所:新潟県糸魚川市大字小滝19336
TEL:025-556-2327
営業時間: 9時~16時(食堂は11時~15時)
施設使用料:キャンプ利用1人1泊100円、BBQ等の日帰り利用:1人1日100円
営業期間:4月下旬~11月中旬。
2021年4月25日(土)オープン予定。
2020年11月8日(日)に高浪の池高原交流センターの営業終了予定。
地元っ子からも大人気!妙高に来たらこの味噌ラーメンを食べるべし!
糸魚川市から車で約50分。お昼ご飯を食べに、妙高市にある「道の駅 あらい」にやってきました。こちらの「道の駅 あらい」では、地元の野菜や山菜、近港でとれた新鮮な魚介なども販売しているので、こちらで新潟土産を購入してもいいかも。
おいしいお昼ご飯を食べるべく、今回は「ごはん処 食堂ミサ」へ。店内に入ってみると、地元の人がたくさん。期待が高まります…!
「ごはん処 食堂ミサ」は、地元っ子も毎日行列をつくるほど大人気の老舗ラーメン店。こちらのお店でぜひ食べていただきたいの「味噌ラーメン」(並860円)。
ニンニクやトウガラシをブレンドした白みそベースのスープに、たっぷりとトッピングされた玉ねぎが特徴的なラーメン。ニンニクにたっぷり玉ねぎって結構ヘビーそう…と思う方もいると思うのですが、これがとってもおいしいんです!
まろやかな味噌とあま~い玉ねぎが絶妙なバランスで、意外にも優しいお味。並盛りでもなかなかのボリュームなのですが、あっという間に食べきってしまいました…!ちなみに「ごはん処 食堂ミサ」は、「道の駅 あらい店」の他に、「ごはん処 食堂ミサ本店」、「食堂ニューミサ」、「食堂ミサ はまや店」という同経営のお店が2店舗あるのですが、味噌ラーメンのお味が若干違うのだとか…!食べ比べてみるのもいいですね。
■ごはん処食堂 ミサ(ごはんどころしょくどう みさ)
住所:新潟県妙高市猪野山58-1
TEL:0255-72-1133
営業時間:11時~20時(19時30分L.O.)
定休日:無休
はじめてでも安心!妙高市の自然を大満喫できるEバイク体験
おなかがいっぱいになったところで、次はアクティビティ体験で体を動かしましょう♪
妙高高原駅に隣接する「妙高高原観光案内所」では、Eバイクのレンタサイクルを行っています。貸出時間は、9時~17時。半日(4時間)2000円、1日(8時間)3000円でレンタルすることができます。
ヘルメットを装着して、いざ試乗!今回はじめてEバイク体験ツアーに参加したのですが、そもそも乗ることができるのか…。
そんな私みたいな方に、ぜひぜひおすすめしたいのが妙高の自然を知り尽くした観光ガイドさんに案内してもらう「サイクリング 半日ガイド付き」(6000円)。乗り方のコツから、初心者さんにはどのコースがおすすめか…、すべて案内してもらえるので安心して参加することができます。最初はうまく漕ぐことができずふらふら~っとしていたのですが、ガイドさんにコツを教えてもらい、あっという間に乗れるようになりました!ある程度乗れるようになるまで、しっかり教えてくれるので安心です。
おおよそ1時間ほど、妙高高原駅周辺をEバイクで回りました!私が参加した時には、秋だったので青空と紅葉が映えていてとってもきれいでした。
そしてEバイクなので、漕ぐのも楽ちん。私は意外にも疲労なしでした!アクティビティ重視の女子旅にもぴったりです。観光ガイドの方が、その都度丁寧に見どころを教えてもらえるので、いろんな角度から妙高市を楽しむことができるのが嬉しいポイント。大満足のツアーでした。
■妙高高原観光案内所(みょうこうこうげんかんこうあんないじょ)
住所:新潟県妙高市田口309-1
TEL:0255-86-3911
営業時間:9時~17時
定休日:無休
日本海の魅力が盛りだくさん!上越市の水族館「うみがたり」へ
妙高高原観光案内所から、車で45分ほど。本日の旅の最後は、2018年にオープンした「上越市立水族博物館 うみがたり」。日本海沿岸にある水族館ならではの展示が魅力の水族館です。
「うみがたり」のロゴマークは、オレンジ色が夕焼けの空、水色が日本海、青色が水族館の大水槽を表されています。ロゴマークからとってもかわいいですよね…!
館内は3階建てになっているのですが、上から順番にみていくのがおすすめ。3階にもいくつか展示があるのですが、中でもおすすめは「日本海テラス」。
大水槽と日本海の水面が一体となっていて、雄大な日本海と夕やけの空を一望することができます。目の前に現れたこの景色に思わず「うわあ~!!」と感動。この大水槽にも海の生き物たちがたくさん泳いでいて、ときどき魚がはねたり…、ヒレがゆらゆらと見えたり…。「うみがたり」に訪れたらまずはここで、日本海を感じてみてくださいね。
水族館といえば、やはりみんな大好きドルフィンパフォーマンス。こちらも日本海と繋がっているかのようなプールになっているので、まるで日本海を泳いでいるかのようなイルカたちを見ることができますよ。
そして、ぜひぜひ体験して欲しいのが、ペンギンの餌やり体験「ペンギンフィーディング」。マゼランペンギンの一大生息地であるアルゼンチン共和国のプンタ・トンボを再現した「マゼランペンギンミュージアム」内で1日2回開催されています。
実は、「うみがたり」はマゼランペンギンの飼育数が日本一で、春頃にはヒナが10羽以上生まれるのだとか。今回は、私も「ペンギンフィーディング」を体験してきました!
優雅に泳いでいるマゼランペンギンたち…。ここに私があじを1匹投げ入れると…
一気にマゼランペンギンたちが集まってきました!ちょっ…ちょっとこわいかも…笑!でもなかなかできない貴重な体験。何回か餌をあげていくうちに、私にはどのペンギンがたくさん餌を食べたのかわからなくなってしまったのですが、飼育員さんはちゃんと見分けて餌をあげているんだとか。すごい!
※「ペンギンフィーディング」の開催時間は、事前にご確認ください。
みどころが盛りだくさんで時間が足りないくらいでした。日本に水族館はたくさんありますが、上越の海で採れた生き物を展示していたり、日本海にフォーカスした展示方法をとっていたりしているので、他の水族館とは一味違った視点で楽しめる!という点が、とっても魅力的でした。本当におすすめなので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
今日1日で、糸魚川市、妙高市、上越市を満喫できたので東京へ戻りましょう!今回ご紹介したエリアは1日で回ることもできますし、もちろん気になるところだけ組み合わせておでかけするのもOK。新潟が地元のえみーるは、魅力再発見のとっても素敵な旅になりました!これから冬になりますが、雪国・新潟は冬の魅力もたっぷり。この週末はぜひ新潟へ!
Text&photo:小倉笑香(えみーる)
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