素敵なものを素直に感じよう!愛がいっぱい丸の内【くらたまみとお散歩がてらvol.12】
さぁ、ついに連載最終話となりました。寂しい。あっという間の12回連載でした。連載の最後を締め括るのは、丸の内。クリスマスシーズン独特の雰囲気を味わいたいと思います!わたし、25歳くらいまではクリスマスにあんまり関心がなかったんですが、年々クリスマスが好きになってきて。昔はみんなが好きなものに溶け込めなかった自分がそう思えたのは、周りの人々のお陰でした。みんなが「喜ばせよう」「楽しませよう」ってしてくれたから徐々に心が溶けていって、人の気持ちをストレートに捉えられた時に、心から「幸せ」の意味に気づけた気がします。
愛がたっぷり詰まったクリスマスオブジェ『「LOVE」愛を想う』
わたし、昔の方が心が冷めていた気がします。無意味な真面目さ=見栄とかプライドが強いタイプで、「ミーハーなものが嫌い!」という精神が人一倍強い思春期を送っていまして(笑)。流行った映画とか音楽とか、クリスマスにハロウィン…なんかそういう「みんなが好きで楽しい」みたいな雰囲気に溶け込めない自分に対して、ものすごく“劣等感“もありました。
だけど、歳を重ねるたびにそんな自分の性格に対して「もったいないな」と思うようになったんです。楽しいものは楽しい。嬉しいものは嬉しい。OL時代初めて友達が連れて行ってくれたハロウィンパーティーが楽しかったとか、クリスマスに付き合ってくれた彼が理想のデートをしてくれたとか、そういう優しい周りの人の影響で、素敵なものを素直に好きになることができました。
自分の気持ちって必ず相手に伝わっているんですよ。好きも嫌いも嬉しいも悲しいも怒りも喜びも。「相手」って言えるくらい近くにいる人には良くも悪くも全て伝わっています。だからストレートに気持ちを届けたり、受け取ったり。本当に自分から素直に素直に、年々そうなっていきたいですね。わたしはちっともできてないんだけどね。笑
さぁ、やって参りました。丸の内ブリックスクエア!高感度なショップやレストランが揃うほか、敷地には緑豊かな広場や三菱一号館美術館も隣接し、上質とくつろぎを与えてくれる都会のオアシスです。
まず目に映ったのはこちら…!!
一号館広場にある、『「LOVE」愛を想う』オブジェです!リンゴやオーナメントがハート型に飾られていて、クリスマス感満載!! はーーーーー可愛い可愛い可愛い!!!!(大好きな人に会いたい!一緒に写真が撮りたい!すぐにそう思いました♪)夜にはライトアップもされます。
一人だというのにこの満面の笑み。目がキラキラしてしまいます...!余談ですが、周りのスタッフの皆さんが暖かくて、つい笑みが溢れてしまうのでした。
セルフィースポットがあって一人でも写真が撮れるし、オブジェだけを撮ってもフォトジェニック!クリスマス感が溢れる景色っていいね。一人なのに、暖かい雰囲気にはワクワクしちゃう!
■『「LOVE」愛を想う』
住所:東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内ブリックスクエア 1号館広場
TEL:03-5218-5100(丸の内コールセンター)
展示期間:2020年11月5日(木)~2020年12月25日(金)6~24時
大切なものを次の人へ。セレクトリサイクルショップ「PASS THE BATON」
次にご紹介するのは、オブジェの目の前にあるお店「PASS THE BATON」。こちらのお店のコンセプトは、NEW RECYCLE。「すでにあるものを大切にし、新たな価値を創造する。」ということをモットーに、人から人へ、誰かが大切に使っていたものを次の持ち主へ受け継ぐお手伝いをしているお店です。丸の内のこの店舗2009年にできた1号店で、表参道や京都にもお店があります。
個人から集めた想い出の品物や、以前は愛用していたけれど今は使わない、でも捨てるのは惜しい。そんな品物を、大切に使ってくれる次の方へ、 持ち主の顔写真とプロフィール、品物にまつわるストーリーを添えて販売しています。
店内は開放的な空間に、思い出の品が所狭しと並んでいて、とってもおしゃれ!! 宝物探しをしているような気持ちになれて、本当にお買い物したくなってしまいました。店内に置かれているもの全てに物語があって、それを読んでいるだけで日が暮れそうだったな。
中には「亡くなった最愛の妻が大好きだった石を使ったブローチ」みたいな、悲しいだけではなくて、そんな途方もなく綺麗で、温かくて、“忘れられないもの“じゃなくて、“忘れたくない“想いが乗せられている品があったりして、手にしたもの全てずっと大切に使いたいなと思うようなものばかりでした。
お店でふと思い出したのが、大好きな絵本「Life」という物語。その絵本とお店のコンセプトが、とっても似ているんです。心温まるお話なので、興味あれば読んでみてください♩
ガラスのコップが大好きなので、このレトロな食器スペースにはウキウキしちゃいました。クリスマスにこんなグラスで乾杯したら素敵だなぁ。どっちも欲しい…(ピンクのグラス8000円(税別)、緑のグラスは5000円(税別))!
人の思い、センス、好みが集結した、本当に素敵な場所。ピアスも服も靴も、一つ一つの物語を感じると、よりいとおしく、可愛く思えます。クリスマスプレゼントに買ってもらおうかな…誰かに(笑)!
また、購入者から出品者へ、メッセージを送るサービスもあるんですって。お礼だったり、次にどうやって使うかだったり、様々な思いが届けられるだろうなぁ。人と人とが温かな思いでつながること。人との触れ合いがなかなかできないこんな時代だからこそ、とても大事にしたいよね。
みんなも素敵なクリスマスを…というか、毎日変わらず、毎日少しでも素敵な1日となりますように。クリスマスじゃなくてもケーキを食べて、プレゼントを買って、大好きな人、大切な人と過ごそう。「明日いなくなっても後悔しないか」。考えるのはいつもそんなこと。これって、重いことじゃなくて、実はすっごく当たり前のことなんだよね。みんなに幸あれ!!
*おまけ*最後に一言。
「くらたまみとお散歩がてら。」連載12回読んでくださりありがとうございました。
このタイトルを、頭をひねりながら考えていた半年前のことをとても懐かしく思います。
初めての連載、文章も写真もイラストも。自分の好きがいっぱい詰まった記事を毎回書けることができて、とても幸せな場所でした。周りの皆さんが本当にとても暖かくて、顔のコンディションが最悪な日も、バッチリ可愛く仕上げて、撮ってくださいました(いらない情報笑)。
どんなことを関連づけて書こうか悩むときもあって、いつも本当の気持ちを書くというのはすごく難しいんだけど、誰かに喜んでもらいたい、誰かを救えたら嬉しい、そしてその願いが叶うのが文章でありイラストであり、単純に自分が笑顔でいること。考えているうちにいつもすごくシンプルな幸せに気がつくことができました。
今、これを読んでくださっている皆さん、すごく嬉しい日の人もいれば、すごく悲しい日の人もいると思います。そんな中でもこの言葉を一生懸命読んでくれていて、すごくすごく頑張って生きているのだと思います。頑張りすぎないで、辛い時は逃げていいんだと、最後に皆さんに伝えたいです。連載の中でたくさん好きなことを紹介しましたが、好きなことだけをしていたらダメだ!なんて言う人もいるけど、「好きこそものの上手なれ」です。好きなことをいっぱいしている人は絶対に幸せになるし、周りがついてきます。だからみんなも、自分のことを思っている以上に喜ばせてあげてね。今日もがんばったね!今日もありがとう。
くらたまみ
Text:くらたまみ
Photo:中田浩資
ヘアメイク:アオタマユミ
スタイリスト:遊井美紀
- 【プロフィール】
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くらたまみ(イラストレーター・タレント)
2018年2018年、Amazonプライム「バチェラー・ジャパン シーズン2」出演。
2019年、ゲッターズ飯田著「開運レッスンIII」 の表紙・中共にイラストを担当。また同年、自身の絵の個展「素直展」を開催。
2020年10月~11月、タクフェス第8弾「くちづけ」埼玉(プレビュー)、愛知、東京、札幌、大阪にて出演。その他、イラスト・執筆・芸能で活動中。
リトルトウキョウプロダクション所属(http://littletokyo.jp)
衣装:コート¥31,900、トップス¥16,500、パンツ¥13,200 (税込、全てアッシュ)
問い合わせ:アッシュ(03-3793-7757)
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