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おうち時間に楽しみたい!  イラストレーター津田蘭子さんが教える古着リメイクの魅力

おうち時間に楽しみたい!  イラストレーター津田蘭子さんが教える古着リメイクの魅力

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おうち時間にクローゼットの整理をしようと思っている人も多いはず。着なくなった洋服、皆さんはどうされますか? サイズ問題で着れなくなった洋服や、柄は気に入っているけど形に飽きてしまった洋服など、捨てるにはもったいない洋服ってありますよね? 今回は、『その服捨てるのちょっと待った! リメイクしたらオンリーワンができました。』(JTBパブリッシング刊)の著者・津田蘭子さんに、洋裁初心者向けに着なくなった洋服をリメイクして蘇らせる楽しみについて教えてもらいました。

Summary

ミシンが苦手な洋裁初心者こそ、リメイクから始めるべし

――リメイクするときに必要な道具は何ですか?

「何をリメイクするかにもよりますが、小物を作るにしても洋服を作るにしても、ミシンはあった方がよいと思います。ミシンが苦手という方も多いですが、慣れてしまえばそんなに難しくありませんよ。家庭科3だった私ですら、洋服を作れるようになったのですから(笑) 。ミシンを持っていない人は、多機能なミシンではなく、単機能の買いやすい値段のミシンを購入するところから始めてみてはどうでしょう?」

クッションカバーやデニムジャケットアレンジからチャレンジ!

――初心者はどのようなアイテムからリメイクするのがよいですか?

「ワイシャツとスカーフを利用したクッションカバーや、デニムジャケットにワッペンやボタンをはりつけるアレンジなどから始めるのがよいと思います。写真のクッションカバーはスカーフとワイシャツの前身ごろのボタン部分を組み合わせて作ったものです。手持ちのクッションの中綿のサイズにワイシャツとスカーフを切り出して周りを縫い合わせれば完成。30分程度で作れます。デニムジャケットのアレンジも、着れなくなった洋服のボタンや壊れてしまったアクセサリーのチェーンを縫い付ければできあがり。ボタンや飾りをつける位置を悩むのも楽しいものです。」

型紙を使って洋服を作るより、リメイクの方が実は簡単

――洋服を型紙から作るより、リメイクの方が手軽にできるって本当ですか??

「いちから洋服を作る場合、布を買って型紙を作り、型紙を使って布を裁断するなど、洋裁に慣れていない人には行程が複雑に感じるかもしれません。でも、リメイクなら、型紙は不要。元はプロが作った洋服を部分的に利用するので、いちから洋服を作るよりもずっと簡単なんです。また、この洋服を使ってどんな物ができるか、あれこれ考えるのも楽しいもの。それこそTシャツを組み合わせてリラックスパンツやマルチカバーを作ったり、スカートからバッグを作ったり、元の形からは想像できないような形になればなるほど、作る楽しみも倍増します。」

旅先のおみやげや思い出の品こそ、額装やアートピースに♪

――旅先で見つけたおみやげや思い出の品もリメイクできますか?

「例えばおみやげに頂いたスカーフで、柄が派手で使いづらいものなどは、額装にして飾って楽しんでみてはどうでしょうか? 写真はスカーフやネクタイを使って額装したものです。シルクなど、上質な素材であれば、額装して飾るだけで空間がぐっと素敵になります。旅先で見つけた流木は、着なくなったブラウスを割いて結ぶだけで写真のようなアートピースに! 殺風景な白い壁にかけるだけで、お部屋が一気に華やかになりますよ。」

リサイクルからアップサイクルへ。サステナブルにも貢献

――ずばり、津田さんが考えるリメイクの楽しみとは?

「リメイクはいわゆる「お裁縫」ではなく「工作」気分で楽しめる点でしょうか。捨てる予定だった不用品が想像できないような面白い物に生まれ変わる可能性がありますし、なによりゆるやかなサステナブルに貢献できるのもリメイクの魅力です。コロナの影響でおうち時間が増えていますが、要らなくなった物をただ捨てるのではなく、捨てるつもりの物にぜひラストチャンスを与えてあげてください。」

今回ご紹介した簡単にできるリメイクレシピを30以上紹介した津田蘭子さんの著書『その服捨てるのちょっと待った! リメイクしたらオンリーワンができました。』が発売中。リメイクレシピをわかりやすいイラストで解説するほか、アイテムの使い方やコーデ例も多数収録。おうち時間にワードローブを整理しながら、着なくなった洋服を華麗によみがえらせませんか?

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