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江ノ電長谷駅からすぐ!お寺のカフェの極上「フルーツサンド」

神奈川県 フルーツサンド 鎌倉のカフェ 寺社 カフェ るるぶ&more.編集部
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江ノ電長谷駅から歩いて約1分。鎌倉の大仏と由比ガ浜とをつなぐ道の途中に、隠れ家のようなお寺のカフェ「蕪珈琲(かぶらこーひー)」があるのを知っていますか?お寺の庭を眺めながらゆったりとした時間が楽しめるだけでなく、アートな気分に浸れる芸術性の高い空間も魅力なんです!旬の果物4種類から具を選ぶ「蕪フルーツサンド」やこだわりのコーヒーも要チェックです!

Summary

江ノ電の長谷駅からすぐ!お寺の中のアートなカフェ

「収玄寺(しゅうげんじ)」は、文政年間(1818~30)に創立した日蓮宗のお寺です
「収玄寺(しゅうげんじ)」は、文政年間(1818~30)に創立した日蓮宗のお寺です

目的地の「蕪珈琲(かぶらこーひー)」までは、江ノ電の長谷駅から徒歩約1分。鎌倉の大仏さまと海とをつなぐ道の途中にあります。
あれ?でもここはお寺では……?そうなんです。カフェがあるのは、お寺の境内なんです。

門扉をくぐると右手に本堂、そして左手にカフェへと通じる石畳が。境内を彩る草花を愛でながら、先へと足を進めましょう。

カフェへは境内を通るルートのほか、長谷駅と由比ガ浜をつなぐ大通り(県道32号藤沢鎌倉線)からも向かうことができますよ!
カフェへは境内を通るルートのほか、長谷駅と由比ガ浜をつなぐ大通り(県道32号藤沢鎌倉線)からも向かうことができますよ!

カフェのオープンを知らせる看板。ここまで来たら入口はもうすぐそこです。どんな空間が出迎えてくれるのか、期待値は高まるばかり。

店内の机やイスは、東京藝術大学建築科・藤村龍至研究室の学生たちが作品として制作したもの
店内の机やイスは、東京藝術大学建築科・藤村龍至研究室の学生たちが作品として制作したもの

2019年8月に誕生した「蕪珈琲」。もともとこの場所にあった古民家をリノベーションしたそうで、その指揮をとったのが東京藝術大学建築科准教授であり、建築家の藤村龍至氏。開口や家具の組み合わせによって“庭が眺められる場所”“絵を眺める場所”“街を感じられる場所”“本を読む場所”など、同じ空間にいながらにして雰囲気の違いが楽しめるようにと、設計しているのだそうです。

ウメの花をはじめ、サクラやアジサイ、藤など四季折々の花が楽しめます
ウメの花をはじめ、サクラやアジサイ、藤など四季折々の花が楽しめます

外部の音が一切届かない、静かでゆるりとした時間が流れる店内。どこを切り取っても“アート感”満載なのですが、取材班イチオシの特等席がコチラ。窓枠を介して収玄寺の庭がひとつの絵のように見える、とっておきの場所です。

藍色の壁が印象的なこちらの空間は、なんと押入れを改装したテーブル席。奥行きを生かした半個室風の設えが、これまたとにかく落ち着くんです。
そして注目すべきもうひとつのポイントは、この油絵。前駐日ジャマイカ大使夫人の作品なんだそうです。
実は、オーナーの母であり現在カフェを仕切る片野順子さんは、大使館を通して各国の文化を伝えるジャーナリストであり、大使館コーディネーターとしても活躍されているマルチな女性。そんな順子さんとご夫人との交流から提供された、心のこもったひと品なんです。

絶対はずせない!こだわりの「蕪フルーツサンド」

蕪フルーツサンド 800円 ※内容は季節替わり
蕪フルーツサンド 800円 ※内容は季節替わり

「蕪珈琲」を訪れたらぜひとも食べておきたいのは、旬の果物4種から具が選べる「蕪フルーツサンド」です。

取材時はパイナップル、キウイフルーツ、ブドウ、モモの4種。冬はイチゴが登場!
取材時はパイナップル、キウイフルーツ、ブドウ、モモの4種。冬はイチゴが登場!

この「フルーツサンド」のスゴさは、食パンに挟まれているにもかかわらず、果物のジューシーさが損なわれることなく、口いっぱいに広がって押し寄せてくることなんです!
フルーツの甘みを邪魔しないようにと計算された、無糖マスカルポーネチーズ&生クリームのバランスも美味です。旬の果物を存分に堪能できるひと品。これはおすすめですよ!

大使館推薦!厳選のコーヒー豆をハンドドリップで

ここに並ぶコーヒー豆の中には、大使館コーディネーター&ジャーナリストの順子さんが、各大使館から特別に推薦を受けたものもあります。
コロンビア、ベネズエラ、パナマ、インドネシアなどここでしか味わえない厳選コーヒーをぜひ。

コーヒー豆を選んだら、自分好みのカップをチョイス。“一人ひとりに特別感を味わってほしい”との思いから、ここでは豆とカップを自分でセレクトするのがルールなんです。

一杯一杯丁寧にハンドドリップで。強すぎない酸味と苦みが絶妙の「蕪ブレンド」(550円)をはじめ、野性味のある独特なアロマが特徴の「コピ・ルアック」(3000円)など、扱うコーヒーは多彩。

コーヒーとともに味わいたい!絶品スイーツたち

自家製林檎タルト 400円、蕪ブレンド 550円
自家製林檎タルト 400円、蕪ブレンド 550円

最後にご紹介するのは、コーヒーに合うおすすめのスイーツたち。トップバッターは「自家製林檎タルト」です。ヨーグルトを加えてさっぱり味に仕上げたチーズケーキ生地と、赤ワインで1時間ほど煮詰めたリンゴのコンポートが好相性。

自家製レモンケーキ 400円
自家製レモンケーキ 400円

サクサク生地の上に生クリームと広島・瀬戸田のレモンハチミツ漬けを添えたひと品。甘さと酸味&サクサク食感のバランスが最高です。

蕪かき氷(右:イチゴ、左:レモン)1000円 ※夏季限定 
蕪かき氷(右:イチゴ、左:レモン)1000円 ※夏季限定 

暑い季節が心底待ち遠しい!純氷を使用した「蕪かき氷」は、夏季限定のお楽しみ。フワフワタイプではなく、昔ながらのシャリシャリタイプのかき氷です。さっぱり&すっきり派には、広島・瀬戸田のレモンハチミツ漬けとレモンシロップがたっぷりかかった「レモン味」がおすすめ。「イチゴ味」は、あまおうを使ったシロップにイチゴのコンポートがもりもり。北海道産のコンデンスミルクとの相性も抜群です。

今回ご紹介したメニュー以外にも「サンドウィッチ」800円や「バナナスムージー」550円などおすすめが充実の「蕪珈琲(かぶらこーひー)」。特別感のある空間と極上のおもてなしを楽しみに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。

text:清沢奈央
photo:櫻井めぐみ


●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更、消費税率変更に伴う金額の改定などが発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。


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