食・グルメ
2021.01.04
都内で本場の英国式アフタヌーンティーを味わうなら「JURI’S TEA ROOMS」で決まり！
東京には数多くのアフタヌーンティースポットがありますが、本場である英国式のエッセンスに触れるなら「JURI’S TEA ROOMS（ジュリスティールームス）おすすめ！気になるアフタヌーンティーのマナーも一緒にご紹介します。都内でアフタヌーンティー選びに迷ったら、ぜひ足を運んでみて♪
英国で「TOP TEA PLACE」を受賞したティールーム
オーナーの宮脇樹里さんが2003年に英国でオープンした「Juri’s（ジュリス）」は、ベストティールームの称号「TOP TEA PLACE」を受賞し、お茶にこだわりのある本場英国の人々にも評価されていたティールーム。2017年に東京に拠点を移し、日本にいながら伝統的な英国スタイルを肩ひじはらずに味わえる場所として親しまれています。
お店があるのは、三越日本橋本店の地下フロア。シックな色の壁に囲まれた、明るいティールームです。こだわりのブレンドティーやスコーンを通して、英国のお茶文化のエッセンスが楽しめます。
オーソドックスなフルアフタヌーンティー
「Juri's フルアフタヌーンティー」は1名3465円（写真は2名分）で、オーソドックスな三段スタンドと、紅茶のセットがいただけます。紅茶はオリジナルブレンドの「Juriʼs イングリッシュブレックファストティー」や「Juriʼs アフタヌーンティー」を含んだ8種類からセレクト。1種類がポットで提供されます。
三段スタンドは、下段にキュウリとサーモンのフィンガーサンド、中段にはスコーン、上段にはケーキなどのスイーツが！
スイーツは英国らしく、ヴィクトリア サンドウィッチケーキなどのトラディショナルブリティッシュケーキがいただけます。英国式アフタヌーンティー本格派も納得のラインナップですね！
英国式と聞いて気になるのは、やっぱりスコーン。外はさくっと、中はしっとりで、クロテッドクリームとジャムもオーナーの宮脇さんがこだわって選んだ逸品です。たっぷり付けて、贅沢にいただきましょう。
ケーキやスコーンはテイクアウトも可能です。テイクアウトのみの利用もできるので、スコーンを買いに訪れる人も多いのだとか。
アフタヌーンティーの基本マナーを伝授！
気の置けない人たちとのティータイムであれば、貴族のお茶会レベルのマナーは不要ですが、ちょっとしたマナーを知っておけばもっとアフタヌーンティーが楽しめるかも。基本の作法を「JURI’S TEA ROOMS」のオーナーである宮脇樹里さんにレクチャーしてもらいました！
①「スタンドの下段から順番に」
憧れの三段スタンド。どこからいただくのが正解でしょうか？「塩気のあるセイボリーから食べ進めるのが基本です。一般的には下段にセイボリー、中段にスコーン、上段にペイストリーがのっているので、下段からいただきます。でも、スコーンを温かい内に食べたいなんていう時には、ルールに縛られなくてもいいと思います」と宮脇さん。
②「スコーンはあらかじめひと口サイズに」
「スコーンは食べるごとに手でひと口サイズにちぎって、クロテッドクリームやジャムを付けていただきます。誰かとシェアする場合は、あらかじめ自分のお皿にクロテッドクリームやジャムを取りましょう」。スコーンは“運命の石”と呼ばれる食べ物なので、なるべくナイフは入れないほうがいいのだそう。
③「カップの持ち方に基本はあるけれど…」
ハイテーブルの時はカップのみ、ローテーブルの時はカップとソーサーを持ち上げます。写真のように、取っ手に指はひっかけずにつまむのが正式なカップの持ち方。でもちょっとアンバランスなことも……。「指が通るサイズの取っ手でしたら、指を通してもいいんです。ただ、小指は立てないように気を付けてくださいね」。
④「差し湯は紅茶に注ぐもの」
ポットの隣に差し湯が置かれることがありますが、何に使うものかご存知ですか？「茶葉の入ったポットに加えるのかと思われがちですが、使うタイミングは2～3杯目の紅茶をカップに注いだ時。濃さを調整するために置いてあります」と宮脇さん。差し湯の使い方をマスターすれば、最後まで紅茶を堪能できそうですね。
ぜひお店の雰囲気やマナーも楽しみながら、本場のアフタヌーンティーを体験してみてはいかがですか？
Text: 泉友果子
Photo: 斉藤純平
掲載した情報についてもっと知りたい方は、発売中の『アフタヌーンティー愛』をご覧ください。
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