国立競技場が、目の前に…!名建築を愛でる贅沢。「三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア」【第5回 東京ヒトリホテル】
東京でホテル暮らしをする私、マロ(@ohitorigram)が、ひとりで泊まりたい都内のホテルを紹介する「東京ヒトリホテル」。第5回目となる今回は、「三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア」をご紹介します。なんとこのホテル、隈研吾氏が手掛けたあの国立競技場の目の前にあり、壮大な景色とともにゆったりと滞在できます。ひとりでぼーっとこの景色を眺めているだけで贅沢なのに、館内施設も充実していて、すっかり虜に。私も何度もリピートする、このホテルのひとりステイならではの魅力をたっぷり紹介していきます!
国立競技場を“ひとり占め”。神宮の緑にも癒されて
国立競技場の真向かいに位置する「三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア」。目の前で国立競技場の美しい建築が楽しめるとともに、神宮外苑の緑に囲まれているので、“別荘地”にきたかのようにリラックスして滞在することができます。
外観の素材にも木を使用していて、そんな周辺エリアと呼応するようなデザインに。そしてなんと、この木の部分、全室についているバルコニーとなっているんです!
ゆえに、どのお部屋からも眺望が楽しめるのですが、私が特に気に入っているのが、「デラックスツイン」のお部屋。見てください、このビュー!!
本当に目の前で国立競技場を眺められるんです。
国立競技場は、改めて間近で見ると、複雑な木材のデザインや、緑の映える建物が本当に美しいんですよね…。また、周りの豊かな緑、そしてさらに奥に広がるビル群との調和も素晴らしくて、圧倒されます!
ベッドで起きたときに、この景色が広がっているのは本当に感動もの…。朝が苦手な私も、この景色を見ると、しゃきっと起きることができるんです。
また、今回宿泊したホテルは角部屋のL字型のお部屋となっていて、2方向に視界が分かれているので、もう一方からは神宮外苑の緑を望むことができます。
都会のビル群と、たくさんの緑のコントラストが東京らしくって、東京に28年間住んでいる私も、「ああ、東京っていいなあ~」と改めて思える景色です。
さらに、このお部屋でなくても、宿泊者はホテル最上階にあるルーフトップテラスから国立競技場を一望することができます(夕陽の時間帯がとくにおすすめ!)。“額縁”に収まるビル群と、国立競技場のこの景色が特に好きで…。何度訪れても、吸い込まれそうになる美しさなんですよね。
しかも、テラスには可愛らしいふかふかなソファも用意されているので、太陽を浴びながらゆったり寛ぐことができちゃうんです。
コスパ抜群!本格的なイタリアンレストランで、贅沢ひとりディナー
ホテル1階にある、モダンイタリアンのレストラン「RISTORANTE&BAR E’VOLTA」。スタイリッシュでありながら、木々などの自然素材がふんだんに使われていて、居心地の良い空間になっています。
「これだけ洗練された空間だと、さぞかしお料理もお高いのでは…」と思うかもしれませんが、ディナーコースは、6500円(税別)、または8000円(税別)と比較的リーズナブルに楽しめます。
また、私が食べたパスタセットは、パンやスープ、前菜、メインのパスタがついて、なんと3000円(税別)!
美しい有田焼の器に盛りつけられた手打ちのパスタはコシがあって、味付けも旬の食材を少し和風にアレンジしていて、本格的なラインナップでどれも美味しい!
この日はからすみのパスタをいただいたのですが、アンチョビ、カリフラワーのラグーに、さわやかな柚子の隠し味もきいていて、病みつきに。同じシーズンにリピートしてしまうほどでした。
私、あまり「コスパがいい」という表現が、多用されすぎていて言葉の真実味が薄い気がしてしまいあまり好きじゃないのですが(笑)、こればかりは“コスパがいい”と言わざるを得ない空間です。
併設されたベーカリーの焼き立てパンも美味しいので、ぜひ行ってみてくださいね!
広い大浴場でリラックスタイム。湯上りはバルコニーでのんびり
なんとこのホテル、ひろ~~い大浴場があるんです!色んなホテルの大浴場を利用してきましたが、洗い場も含めてここは本当に広々していて、快適に過ごせます。
もともと、明治神宮外苑水泳場の跡地だったということで、床が青いタイルになっているなど、プールがモチーフになっているんです。プール好きの私としては、テンションが上がるポイント♪ そして、朝は6時、夜は25時まで開いているので、早朝・深夜に利用できるのもありがたいです。
この周辺、夜は特に本当に静かなので、こんなにも幻想的で煌びやかな夜景をゆったりひとりで味わうことができちゃいます。お風呂でくつろいで、バルコニーでゆったりして、ぐっすり眠れること間違いなし!
いかがでしたでしょうか?
国立競技場をこんなに近くで贅沢に一望できるうえに、神宮の緑でリフレッシュできて、絶品イタリアンディナーもいただけて、大浴場でお風呂にゆったり浸かれて…朝から晩まで五感で楽しめるホテルです。
ちなみに、“私だけの楽しみ方”としては、朝ごはんを食べた後に、神宮外苑や周辺エリアをひとりでお散歩すること。晴れている日は陽の光を浴びながら、緑豊かなエリアを歩いているだけで、リフレッシュすることができます。背伸びして、深呼吸して「今日も一日頑張るぞ!」って。人通りも少ないので、本当におすすめです。
私のアカウントのフォロワーさんも泊まった方がとても多いホテルで、私のような都内在住の人も気分転換でひとりステイしているようです。皆さんも週末、ぜひ気軽に泊まってみてください♪
■三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア
住所:東京都新宿区霞ヶ丘町11-3
電話番号:03-5786-1531
チェックイン時間:15時~
チェックアウト時間:~11時
料金:デラックスツイン1泊(1名利用時)2万2700円~(税・サービス料込)、
(2名利用時1人あたり)1万1350円~(税・サービス料込)
text:マロ
1992年東京生まれ。物心ついた頃から"ひとり行動"が大好きで、「ひとり時間の楽しさ」をもっと多くの人に伝えたいと、2017年におひとりさま専門メディア「おひとりさま。」を設立。Instagramアカウント(@ohitorigram)のフォロワーは2.5万人超。ひとりで行きたいお出かけ情報を日々発信するとともに、ホテルや飲食店とコラボして“ひとり向けプラン”の企画・プロデュースも手掛ける。
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