食・グルメ
2021.05.01
巣鴨の名パティスリー「パティスリー ヨシノリ アサミ」で食べたい！チョコレート×コーヒーの絶品ショコラケーキ
とげぬき地蔵や巣鴨地蔵通り商店街で知られる巣鴨の街に、2015年のオープンから人気の「Pâtisserie Yoshinori Asami（パティスリー ヨシノリ アサミ）」があります。フランスのアルザス地方の名店でシェフパティシエとして活躍し、数々の国際コンクールにて受賞経験をもつパティシエ・浅見欣則さんが作る、スペシャリテのチョコレートケーキをチェック！
コウノトリが目印。手土産に買いたい伝統菓子も
JR巣鴨駅から徒歩3分、閑静な住宅街にコウノトリが描かれた大きな看板が見えてきたら、「Pâtisserie Yoshinori Asami」に到着です。オーナーパティシエの浅見欣則さんはフランス、アルザス地方の中心都市・ストラスブールにある名店「キュブレー」で10年間シェフパティシエを務め、帰国した後の2015年にこのパティスリーをオープンしました。
看板に描かれたコウノトリはアルザス地方のシンボル。くちばしにアルザスの伝統菓子・プレッツェルをくわえています。このプレッツェル、よく見ると「A」の文字が見えます。浅見さんのイニシャルとアルザス地方の「A」を表しているんですよ。
ストラスブールの街並みを描いた絵画や、アルザス地方の名菓クグロフ型の陶器が飾られた店内は落ち着いた雰囲気に包まれています。ケーキのほか、アイスクリームやチョコレート、アルザス地方の伝統菓子も販売しています。コウノトリを描いたパッケージもあり、おみやげにもぴったり。
ほろ苦コーヒーと濃厚チョコレートが最強のおいしさ！
常時約20種類揃うケーキのなかでスペシャリテは、コーヒーとチョコレートムースの「カフェショコラ」。国際製菓コンクール「サロン・デュ・ショコラ シャルル・ブルースト杯パリ」で準優勝したチョコレートケーキです。
濃厚なチョコレートとコーヒーのほろ苦さ、そして香ばしいローストアーモンド&ヘーゼルナッツの生地が最高のコンビネーション。コーヒーとチョコレート、どちらのムースも口どけなめらかで上品な味わいです。
その他のおすすめメニュー、モンブランとチーズケーキも食べてみたい
こちらは熊本県産の和栗を使った「モンブラン」。濃厚な和栗のペーストと栗の渋皮煮、その下には生クリーム、サクサク食感のクランブルが入っています。クリーミーで軽やかな生クリームと和栗の深い味わいが楽しめます。
「いちごとレアチーズ」は、ラズベリージャムと生クリームの間に刻んだベイクドチーズ入りのレアチーズが。濃厚なチーズにラズベリーの酸味がベストマッチ。イートインスペースは店内とテラスにもあり、ゆっくり味わえます。
浅見さんはM.F.O（フランス国家最優秀職人）のグラシエ（アイス職人）部門で外国人初となるファイナリストに選ばれた経歴もあり、アイスクリームをたっぷり使ったパフェもデコレーションの美しさと合わせて大人気です。みなさん、ぜひ巣鴨でフランスのおいしい本格スイーツを味わってみて。
Text：木村秋子（editorial team Flone）
Photo：新谷敏司
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