バレンタインに!ボウルひとつで混ぜるだけの濃厚本格テリーヌショコラ【kyoko_plusのレシピ&テーブルコーデvol.28】
年が明けたと思ったら、すぐにやってきますよ、バレンタインデー!チョコレートが大好きなので、作るのも、もらうのも、そしてあげるのも楽しい季節です。(あげるのが最後になっている…(笑))シンプルなお菓子ほど、材料の質が大事。おいしいチョコレートや生クリームを使って、ボウルひとつで、溶かして混ぜていくだけなのに、本格的な仕上がりになる、濃厚なテリーヌショコラのレシピをご紹介します。
Summary
生クリームは北海道産一択!
お菓子作りに欠かせない、生クリームやホイップクリーム。
今回作るテリーヌショコラのように濃厚さを求める場合は、ぜひ、動物性脂肪(乳脂肪)=生乳のみを原材料とした「純生クリーム」を使ってほしいです。
使用したのは、北海道産の純生クリーム。
乳脂肪分も高めなので、クリーム本来の風味や口溶け、コクが存分に味わえます!
乳脂肪分が高ければ高いほど、すぐ泡立ってしまい、ケーキのデコレーションなどは少し難しいので、泡立てて使う場合は、42~43%ぐらいがおすすめです。
夏場はあっさりと、35%ぐらいのものを使っています。
【レシピ】濃厚テリーヌショコラ
【濃厚本格テリーヌショコラ】
製菓用チョコレート…200g グラニュー糖…50g 無塩バター…50g 生クリーム…100g 卵…2個 ココアパウダー…20g お好きな洋酒(ラム酒、コアントロー、ブランデー等)…15g トッピング…いちご、ピスタチオ、ストロベリーダイス、カカオニブ、岩塩、ピンクペッパーなど |
①
ボウルにチョコレート、グラニュー糖、無塩バター、生クリームを入れます。
パウンド型には、型に合わせてオーブンシートを敷いておきます。
写真のような樹脂製のシートだと、洗って何度も使えますし、紙のクッキングシートと比べても、側面がしわになりにくいので、激しくオススメです!
(紙のシートを毎回型に合わせて切るのがとてもストレスなので、こちらのシートを、よく使う型に合わせていろいろなサイズに切っています。)
②
①のボウルを60℃の湯煎にかけます。5分ほど置いておくと、バターとチョコレートがいい具合に溶けてきますので、なるべく空気が入らないように混ぜて、完全に溶かします。
③
湯煎からおろし、溶き卵を2回に分けて入れ、その都度混ぜます。
全工程ゴムべらを使って作りましたが、泡立て器を使って混ぜても。その場合、なるべく空気が入らないように気をつけて。
お好きな洋酒を加えてさらに混ぜます。
④
ココアパウダーをふるいながら加え、粉気がなくなるまでよく混ぜます。
⑤
深めのバットにパウンド型を入れ、底から1cmほどまで熱湯をそそぎます。
150℃に予熱したオーブンを120℃に下げ、1時間ほどじっくり湯煎焼きします。
今回、底が取れるパウンド型を使ったので、二重にしていますが、共底のパウンド型の場合は、直接湯煎して大丈夫です。
表面がぷるぷるしている状態になれば、焼き上がりです。
粗熱が取れたら、冷蔵庫で半日~1晩しっかり冷やします。
⑥
型からひっくり返して取り出します。底が上面になります。
細く切った紙などを上に乗せ、ココアパウダーを振って、そっと紙を外します。
⑥
トッピングはお好きなものを。
ピンクペッパーや岩塩などでアクセントをつけるのもオススメです。
⑥
カットは、必ずあたためたナイフで。
一切れカットするたびに、ナイフをきれいに拭くか、洗うのがポイントです。
華やかテーブルコーデ
今回は、情熱の赤(笑)を基調に、華やかにコーディネートしてみました。
黒のスレートのお皿は、シックなチョコレートのお菓子をのせたり、パイやチーズをのせておもてなししたりと、白いお皿よりも断然雰囲気が出るのでオススメです。
ケーキの上にのせたトッピングをスレートの上にも散らして余白を埋めます。
常温に戻したテリーヌショコラは、粉を一切使っていないので、身も心もとろける柔らかさ。
冷凍しても固くならないので、時間に余裕のあるときに作っておいても。
ホイップを添えてお皿にのせれば、ディナーのデザートにもなりますよ。
2月14日は日曜日。すてきなバレンタインになりますように!
よかったらぜひ作ってみてくださいね。
Text&photo:kyoko_plus
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