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2021.01.30
バレンタインにもぴったり！ミニーマウス/フォンダンショコラを作ろう！ ～ABCクッキングスタジオの500円体験レッスン～
お料理スキルは一生モノ！基礎からしっかり学べるお料理教室・ABCクッキングスタジオは、仕事帰りや休日に気軽に通えて「るるぶ&more.」世代にぴったり。人気の「体験レッスン」は、ABCに初めて来店の方に限り、通常4000円相当のレシピが500円のワンコインで参加できるというお得なもの！今回は、編集部員かなごんが、体験レッスンメニュー「ミニーマウス/フォンダンショコラ」を作ります。バレンタインの時期にもぴったりのレシピで楽しみ！教えてくださったのは、笑顔がキュートな白井先生です。
Summary
ABCクッキングスタジオ、うわさの500円体験レッスンとは？
全国119カ所以上（2020年10月時点）に展開するABCクッキングスタジオで開催しており、公式サイトから簡単に予約できます。普段のレッスンで習えるレシピは季節限定メニューから定番メニューまで幅広いので、包丁の持ち方やカットの仕方など基礎から学びたい初心者から、ホームパーティーで素敵な料理を披露したい料理好きまで、いろんな方のニーズに応えてくれます。さまざまな職業の生徒さんが通っているので、料理を一緒に頑張る友達も見つかるかも!?
編集部が体験！1月・2月限定メニュー「ミニーマウス/フォンダンショコラ」
“おうち時間”をより充実したものにするため、自宅でお菓子作りを楽しむ人が増えてきました。お菓子作りがトレンドになるなか、まもなくやってくるのがバレンタインデー。すでに日常的にお菓子を作っている人にもそうでない人にも、バレンタインデーをきっかけにぜひチャレンジしてほしいのが、今回紹介する「フォンダンショコラ」です。
「フォンダンショコラ」は、ナイフを入れた瞬間、とろりとチョコレートが流れ出てくるリッチなお菓子。しっとりとした舌触りと濃厚な味わいが持ち味で、バレンタインデーという特別な日をさらに盛り上げてくれます。“おうち時間”を満喫しつつ、充実したバレンタインデーを過ごしたい人は要チェックの一品です。
なおABCクッキングスタジオでは、ミニーマウスをモチーフにしたキュートなフォンダンショコラを作ることができます。この冬限定の、貴重な機会をお見逃しなく♪
ラム酒の香りをまとった、オトナな味わいのガナッシュ
「ミニーマウス/フォンダンショコラ」は、ビスキュイ生地とガナッシュを合わせたお菓子。チョコレートや薄力粉、卵白、ココアパウダーなどがビスキュイ生地の材料に、チョコレートや生クリーム、バター、ラム酒がガナッシュの材料になります。
白井先生「今回はビスキュイ生地とガナッシュの両方に、カカオ豆の味わいを最もストレートに感じられる『スイートチョコレート』を使用します。『スイートチョコレート』を使うことで、ほろ苦く、大人っぽい味わいに仕上がりますよ。また、ガナッシュには香りづけとして、ラム酒を入れます」
かなごん「ラム酒の香りって、大好きです。それに、ちょっとビターな風味もたまらないですよね♪」
まずは、ラム酒以外のガナッシュの材料をボウルに入れ、湯せんにかけます。
白井先生「ガナッシュを作る時のポイントは、材料を加熱する際のお湯の温度です。温度が高すぎると材料が分離したり、ガナッシュの質感が悪くなったりしてしまいます。お湯の温度は50～60度に保つようにしましょう！また他のチョコレートスイーツを作る時と同じく水分は厳禁です。お水が一滴でも入ってしまうと、ガナッシュの食感が大きく変わってしまいます！」
チョコレートが溶け柔らかくなったら、ボウルをお湯から外し、材料をなめらかな質感になるまでゆっくりかき混ぜます。さらにラム酒を加えた後、今度はボウルを冷水にあてて材料にとろみをつけます。
一連の作業を行っている間、周囲にほんのりと漂うのは、ラム酒とチョコレートが織りなす甘～い香り。思わず幸せな気分になれる贅沢なシチュエーションに、かなごんもうっとり。
かなごん「わぁ、いい香り♪甘い香りが楽しめる点も、お菓子づくりの魅力の一つですよね」
次に、スプーンですくい上げた材料をラップに落とし、キャンディ状に包みます。
ラップに包んだガナッシュは冷蔵庫へ。およそ15分後には、ほどよい固さのガナッシュに仕上がるのだとか。
材料を溶かした後、丸めるだけで完成するガナッシュは、お菓子づくりの初心者にとって強い味方。また、アレンジすればオシャレなスイーツにもなるそうです。
白井先生「ガナッシュの表面をホワイトチョコレートなどでコーティングすると、トリュフのようなチョコレート菓子になりますよ」
おいしいメレンゲを作るポイントをおさえよう！
ビスキュイ生地の下準備にも取りかかります。まずは生地のベースとなる、ココアパウダーと薄力粉をふるうところからスタート。
そのかたわらで、チョコレート、生クリーム、バターを湯せんで温めます。この際も、お湯の温度を50～60℃に保つのが大切なのだそう。
また、ふわふわのビスキュイ生地を作るうえで欠かせないのがメレンゲです。メレンゲとは、卵の卵白と砂糖を合わせ、泡立てたもの。作り方はとてもシンプルですが、白井先生によると、いくつかのポイントを押さえる必要があるようです。
白井先生「卵黄と卵白を分けるときに卵黄が混ざらないよう注意します。卵黄が混ざりこむと泡立ちにくくなりますよ！また油分や水分がついているとメレンゲが泡立ちにくくなるので使う道具はきれいに洗い、水分が残ることのないよう乾かしておきます。」
かなごん「卵黄と卵白が混ざらないように分けるのは少し緊張しますが、卵の殻に卵黄を移していると、自然に卵白が落ちていくんですね！」
白井先生「そうなんです、いい調子ですね。卵白は、コシの強い『濃厚卵白』とサラサラとした『水溶性卵白』で構成されています。ミキサーで卵白を泡立てる際は、前もって『濃厚卵白』のコシを切っておくと、スピーディに均一なメレンゲを仕上げることができますよ」
ミキサーで卵白をすくって落とす、という作業を5、6回繰り返すことで、「濃厚卵白」のコシが切れるそう。また、砂糖を一度に全量入れると卵白の泡立ちが鈍くなるため、およそ2回に分けて入れるのがオススメなのだそう。
なお、こうしたアドバイスを適宜受けられる点も、ABCクッキングスタジオの魅力。通うほどに、お菓子づくりのスキルが上がっていくはず！
調理器具をうまく使って、おいしい生地に仕上げます
ミキサーをかけると、あっという間に卵白が泡立ち始めます。ミキサーの羽を持ち上げた時、メレンゲに角が立って“お辞儀”するような状態になったら、完成形に近づいたということ。
湯せんで温めておいたチョコレート、生クリーム、バターをかき混ぜた後、取り分けておいた卵黄を加えます。
さらにメレンゲと、先ほどふるいにかけたココアパウダーと薄力粉を加え、切り混ぜます。
白井先生「気泡をつぶさないように、ゴムベラで生地の中央に切り込みを入れた後、手首を返すようにボウルの底からしっかりとすくい上げます。できるだけ混ぜる回数を少なくするように、大きく混ぜましょう！手首のスナップをきかせるようにすると、スムーズに混ぜることができますよ。かなごんさん、上手ですね！」
かなごん「ABCクッキングスタジオで、何度かケーキづくりを教えていただいているので。先生方に分かりやすく、優しく指導していただいたおかげでスキルが身についたようです♪」
混ぜ終えた後、白井先生が生地の状態をチェック。最後にプロの目で確認してもらえるからこそ、安心して次の工程へと進むことができます。
チョコレートがとろ～りとろける、リッチな味わいのフォンダンショコラ
生地をカップの高さ1/3位まで分け入れ、ガナッシュをラップから取り出し、中に軽く押し込みます。
白井先生「生地の量がカップの7分目を超えないようにしましょう。それ以上入れると、焼いた生地がカップからあふれ出てしまいます」
かなごん「そうなんですね。初心者が、ついやってしまいそうな失敗ですね……！」
型に流し込んだ生地は、オーブンで焼き上げます。
およそ15分後には、焼き上がったフォンダンショコラが目の前に！仕上げとして、ミニーマウスのピックを飾りつけたら完成です。
熱々のフォンダンショコラにナイフを入れると、中からチョコレートソースがとろ～り。焼き立ての温かいうちに頬張ると、とろけるような食感がたっぷりと楽しめます。また、濃厚な甘みのなかに感じられるビターな味わいが、効果的なアクセントに。思わず意表をつかれるほどのおいしさです。
なお、もしも冷めてしまってもご安心を。レンジで加熱すれば、とろけるような食感がよみがえります。
かなごん「初心者でも、こんなにおいしいお菓子が作れるなんて……！今回、丁寧に教えていただいたので、自宅でも失敗せずに作ることができそうです。今年のバレンタインデーは、フォンダンショコラを作ることに決めました♪」
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