無印良品の世界観にどっぷり浸る、ひとりおこもりステイ。「MUJI HOTEL GINZA」【第6回 東京ヒトリホテル】
東京でホテル暮らしをする私、マロ(@ohitorigram)が、ひとりで泊まりたい都内のホテルを紹介する「東京ヒトリホテル」。第6回目となる今回は、無印良品が提案する旅の宿「MUJI HOTEL GINZA」。旗艦店からレストラン、客室に至るまで、無印良品の世界観にどっぷり浸れるので、ゆったりおこもりしたいひとりステイにぴったりです。ていねいな暮らしを体験できて、日々の生活のヒントも得られるかもしれません。
あれも、これも。無印良品に囲まれた“夢のくつろぎ空間”
東京・銀座に、2019年4月にオープンした「MUJI HOTEL GINZA」。無印良品の世界観を存分に体感できるホテルです。中でもお部屋は、無印良品の製品に囲まれていて、“夢のくつろぎ空間”が広がっています…!
こちらは、私がリピートする中でも、特に大好きなお部屋の「TypeC」。細長いお部屋に、“ちょうどいい”デスクとソファとベッドが配置されていて、色合いも穏やかで、木の温もりも感じられて…心から安らげる空間になっています。
このデスクでPC作業すると、捗るのなんの!木でできているので、温かみを感じるのと、椅子の座り心地も良くて、リラックスして作業に集中することができます。
ちなみに、デスクはどのお部屋タイプにもついていて、リモートワークしたい人にもピッタリです。
ちょっと疲れたら、ソファでリラックスタイム。なんて最高の導線なんでしょう!! お部屋によっては、絵本や写真集などがセレクトされて置いてあるので、ぜひ手にしてみてください。
しかも、じゃん!なんと、みんな大好き無印良品のお菓子も、ちゃっかり置いてあるんです。作業や読書のお供にも、ソファで寝転がりながらぼりぼりするのも、良いですよ~!
個人的には大好きな茉莉花茶(ジャスミン茶)が常備されているのが嬉しいポイント!温かいのもいいけど、冷たいお茶も大好きな私にはたまらないサービスです。
と、ここまででも、ひとりでおこもりできる最高の環境が十分伝わっていると思うんですが、ゆったりリラックスできる“癒しグッズ”も、たくさんあるので紹介していきます。
まずは、この壁掛式のBluetoothスピーカー。空間に溶け込むデザインに、思わず見とれてしまいますよね…。その日の気分で、自分の好きな音楽をかけて、お部屋をじっくり堪能するのがお気に入りの過ごし方です。
お次は、このアロマディフューザー!素敵な香りに包まれるおかげで、夜ぐっすり寝られるので最高です。
アロマはラベンダーか、グレープフルーツの香りを選ぶことができるのですが、私はいつも大好きなグレープフルーツの香りを選択しています^^ これも自分の好みを貫ける、ひとりステイだからこその特権ですね。
ちなみに、ひとりで泊まるときは、今回紹介した「TypeC」以外に、写真の「Type A」などよりコンパクトなお部屋もおすすめ。アメニティなどはほぼ変わらないので、気分に合わせて選んでみてください。
あたたかな日差しとともに味わう、シンプルでおいしい和朝食
朝ごはんは、ホテルロビーと同じ6階にある、和食レストラン「WA」でいただけます。まずもう、晴れた日に日差しが入るときの美しさがたまりません…。
カーテンを通して、ふわっと暖かい日差しが入ってくるので、まるで天国のよう。朝ごはんを食べる前から、心が満たされてしまう空間です。
そんな空間でいただける和朝食がこちら。コロナ禍前のビュッフェスタイルもすごく良かったのですが、シンプルでおいしい、無印良品の世界観が感じられる定食スタイルもまた素敵です。
お魚がいつも美味しいので、白米をついついおかわりしてしまうのと、とろろ昆布のお味噌汁も最高に温まるので、大好きです。あ~幸せ…。
カウンター席はないものの、おひとりさまが結構いるのと、何より穏やかにゆったり、朝ごはんを味わえるのでおすすめです。これぞひとりステイの醍醐味!
また、このレストラン、ひとりランチにもおすすめです。季節によって変わるそうですが、写真の大分ごぜんや愛媛の鯛茶漬けなど、日本の地域をテーマにしたおぜん等をいただくことができるんですよ。あまり教えたくないくらい(笑)意外と穴場なので、すごく重宝しています。朝食は宿泊者限定ですが、ランチは宿泊しなくても楽しむことができるので、ぜひ!
チェックアウト後もおこもりしたい!ひとり時間を満喫できる施設
ホテルのフロントと同じ階にはコーヒーなどが楽しめる「Salon」やデザインに関する展示をしている「Gallery」などがある「ATELIER MUJI GINZA」、1~5階にはショップ「無印良品 銀座」、地下1階には食堂「MUJI Diner」と、滞在中やチェックアウト後も、無印良品の世界でのおこもりが楽しめる環境になっています。
写真は、「Salon」(※2021年1月現在営業休止中)。大きな楠のカウンターで、こだわりの名作の椅子に座りながら、珈琲やカクテルをいただけて、ゆったりとくつろぐことができるカフェ兼バーです。
「ATELIER MUJI GINZA」の「Library」本棚に並ぶ、自分好みのデザイン関連の本を片手に、自分だけの時間を贅沢に味わうのがおすすめです。宿泊していると、お客さんの少ない時間帯を狙っていけるのも◎!営業が再開したら、ぜひ行ってみてくださいね。
続いては、1~5階のショップ「無印良品 銀座」。宿泊して気になったアメニティを、すぐに買えちゃうのがいいですよね~。
わたしが購入したのが、こちらの「軽くて乾きやすいトラベルパジャマ」(3990円)です。
このパジャマのいいところは、その名の通り、軽いところと乾きやすいところ(洗顔で水が袖についたときも、速攻乾く!)。そして、なんと500mlのペットボトルくらいコンパクトに畳めるので、旅行に軽々と持って行くことができちゃうんです。
宿泊を通して、生地がさらっとしていて、寝心地が良いことも確認できたので、即決でした!おうちでも大変重宝しています^^
最後にご紹介するのは、地下一階の食堂「MUJI Diner」。朝~夜まで、カジュアルに利用できるレストランです。
こちらは「週替わり定食」(1250円)。私が行ったこの日は親子丼でした!いつも、“素の食”の美味しさが引き出された体に優しいメニューで、あまり調子の良くない日でもするっと食べられるので、すごくいいんですよね。
「本和香糖の焼きプリン」(380円)も甘さほんのり、硬さも柔らかすぎず固すぎず絶妙!カフェ利用にもおすすめです。
「MUJI Diner」にはカウンター席もあって、ひとり利用者がいつも多い印象なので、ひとりで気軽に入りやすいです。朝~夜どの時間でも行きやすいので、銀座でひとりごはんに困ったときは駆け込んでください!
いかがでしたでしょうか? お部屋だけでなく、施設内がとても充実していて、色んなおこもりの方法がありますので、ぜひ自分流の“おこもりスタイル”で、無印良品の世界観を堪能してみてください!
■MUJI HOTEL GINZA
住所:中央区銀座3-3-5(無印良品 銀座上)
TEL:03-3538-6101
チェックイン時間:15時~
チェックアウト時間:~11時
宿泊料金:
TypeA⇒1名利用1万4900円(2名利用の場合は+5000円)、TypeC⇒1部屋2万9900円
text:マロ
1992年東京生まれ。物心ついた頃から"ひとり行動"が大好き。「ひとり時間の楽しさ」をもっと多くの人に伝えたいと、2017年におひとりさま専門メディア「おひとりさま。」を設立。Instagramアカウント(@ohitorigram )のフォロワーは2.6万人超。ひとりで行きたいお出かけ情報を日々発信するとともに、ホテルや飲食店とコラボして“ひとり向けプラン”の企画・プロデュースも手掛ける。
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