山形でコロナ禍のストレスを癒やす!自然&ヒーリングスポット
今は密を避けて、自然いっぱいの場所へのおでかけが人気ですが、山形には、まだまだ知られていない自然溢れる場所がたくさんあります。今回は最上エリアの鮭川村と最上町、村山エリアにある大江町で楽しめるスポットをご紹介します。
Summary
老若男女に大人気「となりのトトロ」そっくりの杉!【最上エリア 鮭川村】
<小杉の大杉>
「結局のところ小さいの?大きいの?」と思わず聞いてしまいそうな不思議な小杉の大杉という愛称は“村内の小杉地区にある大杉”という意だそう。樹齢1000年といわれ、三又状に分かれた幹の根元には山神様が祀られています。地元では夫婦杉、縁結びの木、子宝の木ともいわれ、パワースポットとしても有名なんです。
<鮭川村エコパーク>
「自然との共生」をテーマにした総合滞在型自然公園。森林に囲まれたコテージ・オートキャンプ場での宿泊ができます。キャンプ用品の貸出もあるので、BBQや山形っぽく芋煮会もできますね。
また、バームクーヘン焼きや流しそうめん、イグルーづくりなど、たくさんの体験プログラムも用意されています。
<米湿原>
米地区にあるこの湿原は貴重な動植物が多く生息し、フォトグラファーが足を運ぶスポットになっています。4~5月はザゼンソウ、6~7月はキンコウカ、8~10月はサギソウなど、四季折々に珍しい動植物を見られるスポットになっています。
<まぼろしの滝群>
少年のころに大芦沢地区の奥で滝を見たという村民の話を聞き、半信半疑で村の調査隊が調べたところ、平成5年に地元の人ですらほとんど知らなかった素晴らしい4つの滝群が見つかったとのこと。今では毎年6月にこの滝群をめぐるトレッキングツアーが開催されるほどの人気で、この滝群を一目見ようと多くの人が足を運びます。
◆鮭川村観光協会
時間:8時30分~17時15分
歴史好きにはたまらない、松尾芭蕉と河合曾良が越えた山刀伐峠【最上エリア 最上町】
<山刀伐峠(なたぎりとうげ)>
松尾芭蕉と河合曾良(かわいそら)は最上町の旧有路家住宅《封人の家》に逗留した後、「おくのほそ道」の”最大の難所”といわれている「山刀伐峠」を越え、尾花沢へ向かいました。300年以上の時を越えて、松尾芭蕉の旅を偲ぶことができる貴重な史跡となっています。
芭蕉がたどった”二十七曲り”といわれるほどの曲がりくねった山道は、散策道として整備されています。ブナの木が生い茂る新緑の頃は、幻想的な雰囲気に包まれます。
山頂付近にはトイレが整備され、近くには子宝地蔵尊、子持ち杉、山刀伐峠顕彰碑などの見どころや東屋もあるため、芭蕉の時代に思いを寄せながら、ゆっくりとした時間を過ごすことができます。
※山刀伐峠付近はスマートフォンなどの電波が圏外になります。またクマの目撃情報が多くなっているため、山や林、川、田畑に入る際は、ラジオやクマよけの鈴、音の出る物で、人の存在をクマに知らせるなど、十分注意してください。歴史の道を歩く際は、滑りやすい箇所もありますので注意してください。
◆最上町観光協会
住所:山形県最上郡最上町大字向町581(最上町産業振興センター内)
電話:0233-43-2233
時間:8時30分~17時15分
休み:土・日曜、祝日
貴重なヒメサユリや思わず息をのむ絶景が見られる【村山エリア 大江町】
<大山自然公園>
5月下旬~6月上旬にかけてヒメサユリが咲き誇ります。ピンク色の可愛らしい花は、見頃の時期には約6万本も咲き、木々の緑とのコントラストが綺麗。こちらはキャンプ場とコテージが整備されており、泊まることも。展望台からは朝日連峰や蔵王など360度の大パノラマも楽しめます。
<左沢楯山城史跡公園(あてらざわ たてやまじょう しせきこうえん)>
地元の豪族、大江氏の左沢楯山城跡地にある公園です。頂上からは、眼下にダイナミックに迂回する最上川と重要文化的景観に選ばれた左沢の街並みや朝日連峰・蔵王の山々を一望できます。ここからの景色は全長224㎞ある最上川の中でも絶景とされ、多くの画家や写真家が訪れる最上川ビューポイントです。
◆大江町観光物産協会
住所:山形県西村山郡大江町大字左沢882-1
電話:0237-62-2139
営業時間:8時30分〜17時15分
定休日:土・日曜、祝日、年末年始
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は『るるぶ東北'22』に掲載した記事をもとに作成しています。
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