京都・長岡京市おすすめのお花見スポット3選!花手水や真っ赤なツツジで春を満喫です♪

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京都から電車で約10分、大阪からは約25分に位置する洛西エリアの長岡京市には、春の花が有名なスポットが盛りだくさん。そのなかから、定番&旬の3スポットをピックアップしてお届けします。今年の春は、自然と歴史の魅力がいっぱいの長岡京市でお花見を!

Summary


長岡天満宮で真っ赤なキリシマツツジに魅了される

長岡京市で定番の花見スポットといえば、市名の由来にもなった「長岡天満宮(ながおかてんまんぐう)」。菅原道真公が太宰府へ左遷された時、しばしば詩歌管弦を楽しんだこの地に立ち寄って名残を惜しみ、自作の木造を祀ったことが創建の由来とされる古社です。

最も人気を集めているのが、4月下旬に見ごろを迎えるキリシマツツジ。高さ約2.5mもある株いっぱいに、燃えるような真紅の花が咲き乱れます。真っ赤な花と春の青空のコントラストはまさに絶景!八条ヶ池(はちじょうがいけ)の中堤では、トンネル状に。水上橋などを含む「八条ヶ池ふれあい回遊のみち」周辺にも咲き、散策しながら楽しむことができます。

八条ヶ池ではツツジのほかに、桜やハス、カキツバタなど、季節ごとにさまざまな花を鑑賞できます。

花手水が人気の柳谷観音 楊谷寺は「新緑ウィーク」が狙い目

※画像はイメージ。龍手水に浮かべる花はテーマ等により毎回異なります。
※画像はイメージ。龍手水に浮かべる花はテーマ等により毎回異なります。

眼病平癒(がんびょうへいゆ)のご利益があり、平安時代より皇室からも信仰される「柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)」。近年は手水鉢(ちょうずばち)に花を浮かべる“花手水”の発祥として、SNSを通じて若い女性を中心に注目を集めています。

特に人気の龍手水に花を浮かべるのは、年3回のイベントウィーク期間中のみ。そのうちの1回「新緑ウィーク」が2021年4月25日(日)~5月5日(水・祝)まで開催予定。フォトジェニックな光景をひと目見られるチャンスです!

新緑ウィーク期間中は、青々とした葉を間近に鑑賞できる上書院や、寺宝庫の特別公開を実施。さらに押し花をあしらった「押し花朱印」の配布やアロマワークショップなど、プレミアムな体験を多数用意して参拝客を迎えます。

■柳谷観音 楊谷寺 やなぎだにかんのん ようこくじ
住所:長岡京市浄土谷堂ノ谷2
TEL:075-956-0017
時間:9~16時
定休日:無休
料金:通常は参拝無料(イベントウィーク期間中は拝観有料)

築城450年を迎えた「明智光秀最期の城」勝龍寺城も注目

織田信長の命で元亀2年(1571)に築城された「勝龍寺城(しょうりゅうじじょう)」は、当時最先端の本格的な瓦や石垣、天主を備え「近世城郭の原点」とも評される名城。明智光秀は天正10年(1582)の山崎の戦いでここを拠点として羽柴(豊臣)秀吉を迎え撃ち、最期の夜を過ごしたのだそう。

3月下旬~4月上旬には桜が、4月下旬にはキリシマツツジが開花し、当時の石垣も遺る城跡を彩っています。

京都 御朱印

2021年は築城450年を記念し、企画展をはじめさまざまなイベントを実施予定。また発掘調査で出土した2種類の瓦をデザインした、限定の御城印も登場。長岡京市内3カ所の観光案内所などで購入することができます。

■勝竜寺城公園(勝龍寺城跡)しょうりゅうじじょうこうえん(しょうりゅうじじょうあと)
住所:長岡京市勝竜寺13-1
TEL:075-955-9515(長岡京市商工観光課)
時間:9~18時(11~3月は~17時)
定休日:無休(年末年始を除く)
料金:入場無料

※記事に記載の花の見ごろは例年のものです。



text:小倉山とーすと


●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。



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