「京都水族館」で京都の夜の通な楽しみ方を。幻想的な空間でいきものたちと過ごす「夜のすいぞくかん」
京都市下京区の「京都水族館」で、夏休みなどに開催されてきた人気イベント「夜のすいぞくかん」が2021年4月10日(土)からスタート。今年は例年よりも多くの日程で開催されます。夜だからこその演出がされた幻想的な水族館はデートにもぴったりです。
2021年の「夜のすいぞくかん」の開催日程が決定
京都市水族館の「夜のすいぞくかん」は、夏休みやシルバーウィークなどの連休やクリスマスを中心に期間限定で開催されている人気のイベント。好評の声に応えて、2021年度は4月から11月までの土・日・祝祭日を中心に開催日を拡大。詳しい日程は公式サイトに営業時間年間カレンダーを公開されているので、行く前にチェックしてみて。
京都市水族館公式サイト:https://www.kyoto-aquarium.com/
対象日は17時以降、館内のさまざまなエリアで明かりを落とし、夜限定の幻想的な照明で空間を演出。館内を巡ると、夜行性のオオサンショウウオが動く様子や、ペンギンが寄り添って眠る姿など、いきものたちの夜ならではの姿に出会うことができます。
見どころはココ、“夜ならでは”のいきものの生態
ここで、「京都市水族館」内にいる、海のいきものたちをすこしだけご紹介します。
ミナミアメリカオットセイは、日中は水中にいることが多いですが、夜は岩場に上がって眠ります。「夜のすいぞくかん」では、そんなミナミアメリカオットセイの寝ている姿を見ることが可能。前あし、後ろあしから熱を放出して体温を調節しているため、暑い夏は大の字で、冬は丸くなって眠るかわいらしい姿を観察することができます。
ケープペンギンは、夜はペンギンたちもカップルや夫婦で寄り添って眠ります。お互いもたれあいながら眠るペアや、立ったままうとうとするペンギンなど、寝方にも個性があっておもしろいですよ。
オオサンショウウオは、日中は水槽の端に折り重なるようにじっとしていますが、夜行性のため、夜になると少しずつ動き出します。「京の海大水槽」では、夜になるとマイワシの群れがゆったりと泳ぐ様子や、暗がりに潜んでいたサメの仲間が姿を現すなど、普段とは少し違った魚の動きを見ることができるかもしれません。
光に浮かび上がる幻想的なイルカのショー
日中に開催しているイルカパフォーマンス「YEAH!!」も、夜限定の照明で演出されます。色とりどりのムービングライトやスポットライトの光の中、音楽に合わせて一緒に手拍子をしたり、ジャンプしたりするイルカたちのパフォーマンスに感動!
夜限定メニュー「光る★クラゲソーダ」
2020年の「夜のすいぞくかん」で人気を博した「光る★クラゲソーダ」(680円)が復活。クラゲの形の光るキューブが浮かぶクラゲソーダは、ミックスベリー入りの見た目も綺麗なブルー(ブルーハワイ味)とレッド(カシス味)の2種類。光るクラゲのキューブは、お土産として持ち帰りもOK。家でも光るソーダが楽しめます。
ロマンチックな夜の水族館。春先のデートにいかがですか?
■夜のすいぞくかん
開催期間:2021年4月10日からの主に土・日曜、祝日
※営業時間は日により異なるため、公式サイトの営業時間年間カレンダーを要確認
開催場所:京都市水族館(京都府京都市下京区観喜寺町35-1)
TEL: 075-354-3130
時間:大人2200円、高校生1700円、中・小学生1100円、幼児(3歳以上)700円
休み:無休(施設点検、気象状況などで 臨時休業をする場合あり)
アクセス:JR京都駅→徒歩15分
公式サイト:https://www.kyoto-aquarium.com/index.html
Text : 小西尋子
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更、消費税率変更に伴う金額の改定などが発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。