浜松町に「パティスリー NOLI et NORI」が誕生!宝石みたいなホールケーキが手土産に最適
まるっとホールケーキを手土産にもらった時の幸せたるや……!カットされたケーキ以上に胸の高鳴りを覚えませんか? そんな日常を特別に変えてくれる宝石のように美しいホールケーキやバスクチーズケーキが自慢の「パティスリーNOLI et NORI (ノリエノリ)」が、東京・浜松町に2021年3月にオープン。試食会へ行ってきました。
Summary
旅の帰りに、浜松町駅でケーキを購入してみない?
お店が誕生したのは、日本の空の玄関口「羽田国際空港」と東京の街を結ぶ東京モノレールの始発駅でも知られる浜松町。旅行の帰りに立ち寄って、家族や仲間にホールケーキや焼き菓子を贈れば、予想外のサプライズに拍手が沸き起こるかもしれません…!
浜松町は大企業も多いオフィス街でもあるので、得意先への手土産や贈り物を探すにもぴったりです。
3号から5号までのホールケーキは予約も可能なので、ここぞという日は予め数日前から予約をしておくのがオススメ。
看板スイーツ「苺のミルフィーユ Naomi(ナオミ)」にうっとり
落ち着いた店内には、四季折々の創作フランス菓子やホールケーキ、コンフィチュール、お茶、ギフトセットなどがズラリ。
なかでも目を引くのはショーケースに並べられた、ホール状のスイーツジュエリー(ケーキ)の数々です。看板スイーツは素材にとことんこだわった「苺のミルフィーユ Naomi(ナオミ)」。
コアントローで香り付けしたバニラクリームと、たっぷりのイチゴをキャラメリゼした自家製パイでサンドした、美しいビジュアルにうっとり。
エグゼクティブシェフの山名範士さんは、「茨城県産のブランド卵・奥久慈卵や天然バニラを惜しみなく使用しています。生地とクリーム・苺が三位一体となった味をぜひお楽しみください」と胸を張ります。
口に運ぶと、甘すぎず、生クリームが重たすぎない上品な風味で、これは何個でも食べられそう!
バスク地方のチーズがとろっとろ!「BASQUE CHEESECAKE」
続いての名物ケーキは、フランス・バスク地方のAOC認定チーズ「オッソイラティ」を使用した「BASQUE CHEESECAKE」。
「オッソイラティ」はハチミツを思わせる豊かな甘味が特徴で、あえて中までしっかりと火を通していないため食感はとろっとろ&濃厚です。
牛乳ではなく羊乳をチョイスしているだけに、味はこってり。それでいて羊特有の嫌なクサみは感じず、これは虜になりそう!
香川県産讃岐和三盆と北海道産の澄ましバターを効かせた「フィナンシェ」
手軽に持ち運びできる焼き菓子も充実。なかでもオススメは、希少な食材を厳選し妥協を許さず辿りついたという渾身の「フィナンシェ」です。
「これまでいろんなフィナンシェを食べてきたけど、自分のなかではいまいちコレだ!と感動するものがなく。どうせ作るなら皆に馴染みのあるフィナンシェこそ、ぶっとんで美味しいものを作りたいと思ったんです」とエグゼクティブシェフの山名さん。
そこで、甘い香りと滑らかで良質な油分が特徴の南仏産アーモンド、上質な香りに合わせた香川県産讃岐和三盆、北海道産の澄ましバターのみを贅沢に使用。試作を何度も繰り返し、雑味のないクリアな味が完成しました。
四季折々10種類以上のホールケーキにうっとり
「パティスリーNOLI et NORI」がホールのみを販売している理由。
それは「特別感のあるホールケーキのお土産で日常を特別に変えたい」という想いがあるから。ショーケースには季節ごとに顔ぶれが変わる10種類以上の生ケーキが並んでいます。
今回はその一例をご紹介しましょう。
北海道産生クリームが口当たりのよい「ガトー オ フリュイ」は、地鶏卵を使ったスポンジと季節のフルーツをたっぷりと使用したデコレーションケーキです。
「プランタン」はピスタチオのスポンジといちごのバタークリーム。さっぱりとしたいちごのジュレの9層仕立て。美しいビジュアルに思わずときめきます。
ココナッツと黒胡椒のサクサクメレンゲに渋皮煮の栗と生クリームをのせた「モンブラン」は、熊本県産のマロンクリームをたっぷりと絞った贅沢な一品。
「マルキーズ ショコラ」は奥深いカカオの香りとコニャックを効かせた濃厚なチョコレートケーキ。
季節でラインナップが変わるので、足を運ぶ度にどんなケーキに出会えるのか楽しみです!
ちなみに試食会ではケーキと一緒に中国茶が出てきました。中国茶はスイーツの油を流してくれるので実は好相性。
オススメは、樹齢300年以上の樹から採れた古樹茶と野菊の「オリジナルブレンド」。古樹茶には豊富な栄養分と茶気(茶エネルギー)が含まれていると言われ、ケーキと一緒にプレゼントすると喜ばれそうです。
生ケーキ以外にも「フィナンシェ」をはじめとした焼き菓子、人気のオリジナルブレンドティー「古樹茶と野菊」を生クリームで炊いたコンフィチュール(写真上)など、さまざまなおみやげ向きのアイテムがそろっています。
コンフィチュールはアイスやヨーグルトにかけて食べるのがオススメ。
「ボリュームあるから皆で切り分けて一緒に食べよう!」「大好きな味だから独り占めしちゃおう」などなど、ホールケーキが与えてくれる精神的満足は計り知れません。この春、大切な人へのギフト・リストに加えてみてはいかが?
Text & Photo:mogShore