ピリッと新生姜で自家製デザートいろいろ【kyoko_plusのレシピ&テーブルコーデvol.31】
春先から出回り始める新生姜。普段、薬味としてしか使わないので、こんなにたくさんあってもなあ…と買うのを躊躇してしまいがちなのですが、大丈夫!定番の甘酢漬けのほかにも、使い道はいろいろ。甘く煮た新生姜はとてもおいしいので、ぜひ一度作ってみてほしいです。今回はそんな新生姜のレシピをお届けします。
ほんのりピンクの新生姜に萌え♪
今回のお取り寄せは、高知県の新生姜。
収穫されたばかりの生姜は、写真のとおりみずみずしく、茎がピンク色。
普段使っている生姜よりも、すっきりした辛みで、思わずそのままぽりぽりとかじりたくなっちゃいます。
私はこの時期にまとめて購入して、適当な大きさに切り、皮ごと冷凍しています。
いつでも新鮮な生姜を楽しめるのでおすすめですよ。
【レシピ】新生姜の甘煮とシロップ
材料/1L保存容器1本分
【新生姜の甘煮とシロップ】
新生姜…300g グラニュー糖…200g 水…500ml 【アレンジ】 りんご…1個を上記の材料に加えます。 |
①
保存容器は熱湯で消毒して、水気をふき取っておきます。
鍋に水とグラニュー糖を入れ、火にかけて溶かします。
②
新生姜はピーラーで薄く皮をむき、1cm厚さに切ります。
食感が残るほうがおいしいので、気持ち厚めがおすすめです。
りんごはよく洗い、芯を取って、皮のまま薄切りにします。
③
グラニュー糖が溶けたら、生姜を入れて、弱火で40分、ことこと煮ます。
④
こちらはアレンジ。
煮上がる10分前にスライスしたりんごを加え、さっと火を通します。
それぞれ瓶に入れて完成です。
冷蔵庫に入れて保存して。
飲むだけじゃない!新生姜の甘煮を使ったアレンジいろいろ
とはいっても、まずは定番のこちらから。
シロップを炭酸水で割って飲む、自家製ジンジャーエール。
ほんのりピンク色のジンジャーエールは、すっきり甘く、市販のものよりもピリッと目が覚める刺激があります。
朝飲むと気持ちもすっきり。
私のおすすめは、アイスクリームのトッピング!
生姜の甘煮とりんごを刻んでアイスクリームにのせるだけで、びっくりのおいしさですよ!
ぜひ一度試してほしいデザートです。
ひと手間かけて、パウンドケーキに入れても。
材料/ミニパウンド2本分
【ごまと新生姜のパウンドケーキ】
卵…3個 グラニュー糖…130g 溶かしバター…150g 薄力粉…150g 新生姜の甘煮…100g ごま…適量 |
①卵とグラニュー糖をボウルに入れ、もったりとするまで泡立てます。
②溶かしバターを加え、ゴムベラで底からかき混ぜます。
③ふるった薄力粉を加え、底から切るように混ぜます。
④刻んだ新生姜の甘煮を加え、混ぜます。
⑤パウンド型に入れ、ごまと生姜のスライスをのせます。
⑥180℃のオーブンで40分焼きます。
冷蔵庫で冷やして食べると、新生姜の食感が生きたパウンドケーキを楽しめます。
パウンド型がない場合は、マフィンカップでも焼けますよ(その場合は焼き時間を少なくして。)。
シロップだけでなく、ぜひ甘煮も堪能してみてくださいね!
photo:kyoko_plus
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