食・グルメ
2021.05.13
ジェラートを支える健気なプリン!? ラテアートも美しいイタリアンバール
2020年10月、大阪の玉造エリアにオープンしたコーヒーと自家製ジェラートのイタリアンバール「Lattiera（ラッティエーラ）」が早くも話題。パティシエとして腕を磨き、本場イタリアに留学後はラテアートの大会で優勝を成し遂げた、実力派のオーナーバリスタが腕を振るうお店です。人気のケーキセットを中心にご紹介！
イタリアでも認められた美しいラテアート
「ラッティエーラ」があるのは、大阪・天王寺区の真田山エリア。JR「玉造駅」、Osaka Metro「谷町六丁目駅」、近鉄「大阪上本町駅」から、それぞれ徒歩10～15分ほどです。
オーナーは、バリスタでパティシエの山本さん。もともと大阪の有名パティスリーのパティシエだった山本さんがエスプレッソに魅せられ、しっかり学びたいと本場イタリアへ留学。カフェやイタリアンバールでエスプレッソやジェラートの技術を習得し、昨年秋に念願の店をオープンしました。
エスプレッソやカプチーノなど、本場仕込みのコーヒーがいただける同店。中でも山本さんが得意とするのがラテアートで、イタリア留学中は現地のラテアートコンテストで優勝を果たすなどその実力はお墨付きです。
こちらのラテアートは、通称“ジェラニスト鳥”という山本さんのオリジナル。向かって左側のハートで鳥の顔を表現し、そこから首がすっと伸びて美しい羽が幾重にも連なります。「おいしいコーヒーとミルクでなければ描けないんです」（山本さん）と話すとおり、ふくよかなコクとうまみ、ミルクのやさしい風味が広がり、思わず頬がゆるむ一杯です。
ぷるぷるプリンがジェラートを支える？人気の「ケーキセット」に注目！
元パティシエならではのスイーツも同店の看板メニュー。イタリアで学んだ自家製ジェラートをトッピングしたスイーツが、とにかくおいしいと評判です。特に人気なのが、こちらのぷるぷるなプリン。ジェラートの重みにプリンが踏ん張っているようなルックスが「健気でかわいい！」と評判なのだとか。
プリンは、ジェラートがトッピングできるよう固めでありながら、口当たりよく仕上げられているのがポイント。乳脂肪分の高い牛乳をたっぷり使ったコク深いプリンと、濃厚さと後口すっきりのバランスが絶妙なジェラート。別々に食べても抜群なのですが、組み合わさることで口いっぱいに幸せが広がります。
ジェラートが主役のふわふわシフォンケーキ
ケーキセットは、プリンのほかに「シフォンケーキ」や「ガトーショコラ」などもラインナップ。スイーツの主役はあくまでジェラートなので、焼き菓子はジェラートが引き立つようにシンプルなテイストに仕上げています。
とはいえ、空気をたっぷり含んだふわふわシフォンケーキはアールグレイの茶葉を加えたリッチテイストで、十分に主役級。こちらもジェラートとともにいただけば、ミルクがシフォンにたっぷりと染み込み、さらなるおいしさに。
ジェラートは、ミルクのほかにもピスタチオやチョコ、チーズハチミツなど常時5、6種類を用意。プラス100円でケーキに付くミルクジェラートの味を他の味に変更できます。
本場イタリア仕込みの本格的なコーヒーとジェラートで、存分に癒やされてくださいね。
Text & Photo:木村桂子（ウエストプラン）
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