売り切れ御免!鎌倉「わっふる21」の昔懐かしい&ふわふわの“日本風ワッフル”
地元・鎌倉で30年以上愛されているワッフルの専門店「わっふる21(ニジュウイチ)」。お目当ては、ふわっふわな生地に濃厚なカスタードクリーム&無添加クリームを挟んだ、昔ながらの“日本風ワッフル”。週末は閉店時間を待たずして売り切れることもあるので、お早めにどうぞ!
30年以上愛されてきた“日本風ワッフル”の名店
昔懐かしいふわふわワッフルのお店「わっふる21(ニジュウイチ)」までは、鎌倉駅東口から徒歩約7分。若宮大路に面して立つ複合ビル「シャングリラ鶴岡」の2階にあります。この建物ができたのは昭和62年(1987年)。エントランスの照明ひとつとってもどこかノスタルジックな雰囲気が漂っていて、それがまたいい!
エントランスを奥へと進み、突き当りの階段をのぼるとその正面に「わっふる21」が。テイクアウト専門店ですが、店舗の隣に用意されたイスに座って食べることもできますよ。
お店のオープンは、ビルの竣工と同じく昭和62年(1987年)。店主の井上さんが毎日焼き上げるワッフルは、ここ鎌倉の地で30年以上愛され続けている、なくてはならない名物です。
「わっふる21」のワッフルは、楕円形に焼いたやわらかいスポンジ生地にカスタードクリームをのせて、ふんわりと柏餅のように挟んだもの。ワッフルといえば“ベルギーワッフル”を思い浮かべる人も多いと思いますが、実はこれ、明治時代に日本で広まったワッフルを踏襲したものなのだそう。“日本風ワッフル”ともよばれていて、ふわふわと軽いくちどけが特徴なんです。
常時8種類のワッフルが並ぶショーケース
ショーケースには、王道の「カスタードクリーム」をはじめ、北海道産の生クリームをカスタードクリームに加えた「フレッシュクリーム」や「ラムレーズンフレッシュ」「あずきフレッシュ」など月替わりも含め、常時8種類が並びます。
新鮮な状態で味わってもらいたい!との思いから「わっふる21」では、ショーケースに多くを陳列しないスタイルを採用しているんです。不足分はその都度作ってもらえるので「あ~、この味は売り切れか……」と諦めず、まずはひと声かけてみてくださいね!
セレクトに迷ったら「カスタードクリーム」味を!
最高級の材料にこだわるだけでなく、添加物を一切使用していない安心・安全なワッフルたち。どの味にしようか迷ったら、まずは「カスタードクリーム」をぜひ!じっくりと1時間以上かけて煮込んで作るカスタードは、舌ざわりなめらか&卵味の濃厚さがとにかくスゴイんです!
このカスタードクリームが「わっふる21」のすべての味のベースとなっているので、食べておいて損はナシ!
正面からは1段に見えていたクリームですが、背面へ回ると実は2段構造に。ワッフルの長辺は約8cm、高さは約5cmと、1個でも結構なボリュームなんですよ。
ほかでは味わえない昔ながらのふわふわワッフルに出会える「わっふる21」。週末は行列ができたり、売り切れ御免!になることも。そんな状況を回避するため、電話予約OK&購入商品の預かりサービスも行っているので、上手に活用しながら鎌倉散策を楽しんでみてはいかがでしょう。
Text:清沢奈央
Photo:櫻井めぐみ
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