鎌倉・若宮大路にお目見え!ネルドリップ&有田焼カップの「自家焙煎珈琲 シャドレ」
鎌倉駅東口から徒歩約7分。若宮大路沿いに2021年2月に誕生した「自家焙煎珈琲 Shadore(シャドレ)」は、鎌倉でネルドリップコーヒーが楽しめる貴重なお店です。ネルドリップならではの、とろりとした舌ざわりや独特の重みをぜひ堪能してみて。豊富な品揃えの有田焼のカップ&ソーサーもとっても素敵なんですよ!
Summary
鎌倉・若宮大路沿いに誕生した“ネルドリップコーヒー店”
お店までは、鎌倉駅東口から歩いて約7分。若宮大路沿いのビルの2階にあります。目印はこの看板。階段先の左側の扉が入口です。
ゆっくり時が流れる寛ぎのカフェ空間
2021年2月にオープンした「自家焙煎珈琲 Shadore(シャドレ)」。古民家の廃材を使った梁や艶やかな光を放つ木の床、一枚板のカウンターなど、昔ながらの素材を生かした素敵な癒し空間です。
争奪戦間違いなし!の居心地の良すぎるソファー席。鶴岡八幡宮の参道であり、神奈川県指定史跡の「段葛(だんかずら)」が一望できる絶好のロケーションも魅力です。
こちらが店主の相原ひとみさん。もともと六本木で会員制のバーを経営されていたそうですが、四谷荒木町の珈琲専門店「猫廼舎(ねこのや)」のコーヒーに惚れ込み、自らもコーヒーの世界へ。「猫廼舎」での修業を経て、ここ鎌倉で「シャドレ」を開店させることとなりました。
店名の“Shadore(シャドレ)”は、コーヒーを最初に飲んだとされるアラビア半島のお坊さんの名前なんだとか。彼がコーヒーに魅了され、おいしさを広めたのと同じように、ここのコーヒーも“誰かに教えたくなる一杯”となれば……、との思いが込められているそうですよ。
「シャドレ」3大ポイント!ネルドリップ・自家焙煎豆・有田焼
「シャドレ」最大の特徴は、ネルドリップで1滴ずつ丁寧に抽出した一杯が楽しめること。喫茶店やカフェが多い鎌倉の中でも、ネルドリップコーヒーを提供するお店は意外と少ないので、かなり貴重な存在です!ネルドリップならではの、とろりとした舌ざわりや独特の重みをぜひ堪能してみてください。
こだわりであるコーヒー豆は、すべて手作業で選別し、水洗い湯洗いをしてから焙煎へ。中深煎りから極深煎りに仕上げた自家焙煎豆をシングルオリジンなど10種ほどで楽しめます。店主・相原さんのおすすめは、「モカ・ハラー」(900円)とショコラのような甘みの「ブラジル・プレミアムショコラ・ピーベリー」(800円)。
「シャドレ」で扱っているカップ&ソーサーは主に有田焼。脚付きだったり取っ手が魚の形になっていたり、カップを眺めているだけでもワクワク&特別な気分に。使ってみたいカップがあれば、一度相談してみて!
店主おすすめの「モカ・ハラー」と「バナナチョコブラウニー」
「シャドレブレンド」にも入れているという、店主おすすめの「モカ・ハラー」。 コーヒー発祥の地・エチオピアで、上級品として取引されるハラー地区のコーヒー豆がこの「モカ・ハラー」です。「シャドレ」ではそれを極深煎りで。甘い香りと芳醇な苦みの奥に感じる、くせになる味わいを楽しんでみてください。
コーヒーのおともには、米粉とバナナとココナッツミルククリームで作られた「バナナチョコブラウニー」を。動物性食品を使用していないので、ヴィーガン対応のメニューとしても人気です。
「自家焙煎珈琲 Shadore(シャドレ)」では、ドリンクのテイクアウトだけでなく、コーヒー豆の販売も行っています(オンラインショップもありますよ!)。おいしいコーヒー豆を手に入れて、充実したおうち時間を過ごすのもいいですね!
Text:清沢奈央
Photo:櫻井めぐみ
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