東京の真ん中で電車ビューに癒やされる「ホテルメトロポリタン 丸の内」へ【すみずみ宿泊ルポ】

東京の真ん中で電車ビューに癒やされる「ホテルメトロポリタン 丸の内」へ【すみずみ宿泊ルポ】

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仙台、長野、池袋など東日本のターミナル駅を中心にJR東日本ホテルズが展開するブランドがメトロポリタンホテルズ。なかでも国内最大級のターミナル駅、JR東京駅に隣接するのが「ホテルメトロポリタン 丸の内」です。2007年の開業以来、多くの国内外ゲストに愛されているその理由を探ってみましょう!

Summary

吹き抜けのロビーでジオラマ模型鑑賞からスタート!

JR東京駅の八重洲北口改札から徒歩2分、日本橋口直結の場所にある「ホテルメトロポリタン 丸の内」。東京駅構内が複雑なので、公式サイトのアクセスページにある動画案内を事前にチェックするとスムーズですよ。
駅構内を歩くだけなので、雨でも傘をささずにホテルに行けるのはうれしいですね!

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ホテル名はホテルメトロポリタン 丸の内ですが、JR東京駅の最寄り改札口は八重洲北口なので間違えないように!
新幹線利用の場合は、日本橋口改札利用が便利です。

27階のフロントフロアに着くと、この吹き抜けのロビーがお出迎え。
全客室フロア分の高さがあり、見上げると首が痛いほど。外からは全く想像できない開放感のある吹き抜けロビーは、「ホテルメトロポリタン 丸の内」の最初の大きなサプライズですね。

見上げたアングルで写真を撮ったゲストは、きっとたくさんいるはず。
天窓から心地いい光が降り注ぐので、チェックインを待つ時間も気になりません。雨の日でも、十分な光が入るそうですよ。

吹き抜けロビーの次なるサプライズは、中央に位置するジオラマ模型。東京スカイツリー®や東京タワー、隅田川など東京の主要観光地がぎゅぎゅっとコンパクトに!

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ジオラマ模型のプロに依頼した作品だけに完成度が高く、電車もぐるぐると元気よく走り続けています。

「ホテルメトロポリタン 丸の内」が入るサピアタワーと周辺のジオラマがこちら。東京駅をはじめ、駅のホームで待つ人や地下鉄までも再現! 
大人は上から覗き込んで楽しめ、子どもは下から地下鉄にも気づくことができます。

このジオラマ模型を背景に、東京駅来訪の記念撮影をすることもおすすめ。かわいくて写真を撮っている人も。
都バスもタクシーも精巧すぎて、ずーっと眺めていられそう。これから始まる東京観光への期待がぐっと高まります。

絶景客室「エグゼクティブコーナーツイン」の浮遊感が心地いい

全339室ある客室のなかでも、人気があるという角部屋の「エグゼクティブコーナーツイン」。 各フロアに2室ある(一部除く)30㎡の室内は、パノラミックな窓のおかげでその数字よりも広さを感じます。
落ち着きがありながら、華やぎもしっかり感じられるインテリアは、東京ステイにぴったりのお部屋です。

こちらの「エグゼクティブコーナーツイン」は、30階の東京駅方面の客室。このソファに座ると、まるで空に浮いたような気分に! 
東京駅周辺は、大きなビルが多くゆったりした街づくりになっていて、意外にも空の広さを感じられるのだなあと今まで気づかなかった東京の一面に気づきました。

窓の下には、東京駅の線路がズラリ。本当に東京駅の真隣にステイしていることを実感。昼間は、車体がはっきり見えるので、ロビーにあったジオラマ模型を再び眺めているような気持ちに。
新幹線って長いんだねー!なんて、子どものように興奮してしまうビューなのです。

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眺望は北西(神田・秋葉原方面)または南西(東京駅方面)のいずれかが楽しめます。特に街並みがきらめく夜景は絶景!独り占めできるなんて最高です。

「エグゼクティブコーナーツイン」のバスルームは、窓があり、洗い場もあってゆったりとバスタイムを楽しめます。

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バスアメニティには、シャンプー、コンディショナー、ボディソーブはもちろん、体を洗うボディタオルまであり女子にはうれしい限りです。

また、ステイの満足度を上げてくれるのがこちらのナイトウエア。
二重ガーゼ生地で、ふんわりとした肌ざわりにこだわりました。セパレートタイプなので男女ともに快適で、ルームウエアとしての利用もOK!


足元の開放感がクセになる「デラックスツイン」

続いて、角部屋以外のお部屋もチェックしてみましょう。こちらは28㎡の「デラックスツイン」の客室。ベッドに横たわると、ちょうど足元に大きな窓が広がります。

こちらの部屋は、神田・秋葉原方向が見えるビューで、なんと日本銀行本店本館が見えました! 
上から見ると本当に“円”の漢字の形なのだなあと感心してしまいます。

周辺は再開発や超高層ビルの建設も進んでいる活気あるエリア。このビューを楽しむには、ぜひお早めに!

こちらはユニットバスですが、広さは十分!
「ホテルメトロポリタン 丸の内」は全室バスタブ付きで、しっかり足を伸ばして入浴可能。湯船に浸かれば、観光の疲れも吹き飛ぶはず。

リニューアルしたーUTSUORIーの客室もチェック!

「ーUTSUROIー ステーションサイドクイーン」の客室
「ーUTSUROIー ステーションサイドクイーン」の客室

2024年4月にリニューアルした客室はーUTSUORIーと冠してあります。「価値あるうつろいのときと共に」をテーマに、地上とは異なる時間がうつろい、上質な時間が楽しめるようなお部屋に。

「ーUTSUROIー ステーションサイドクイーン」
「ーUTSUROIー ステーションサイドクイーン」のバスルーム

なかでもおすすめは「ーUTSUROIー ステーションサイドクイーン」。

全室南側のビューバス付きルームなので東京駅側確約!「エグゼクティブコーナーツイン」の客室でご紹介した絶景が楽しめちゃいます。ユニットバスですが、お風呂からの絶景も満喫できますよ。女子旅や非日常感を味わうおひとり様ステイにぜひ!

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鉄旅なら電車の見える部屋が確約されている宿泊プラン「トレインビュールームプラン」がおすすめ。


ルームサービスでお祝いもできる!

お誕生日や記念日などのステイなら客室でお祝いしてみませんか?ホテルメトロポリタン 丸の内ではオプショナルメニューとしてアニバーサリーケーキ(2700円~、3日前まで要予約)をルームサービスでいただくことができます。
イチゴのショートケーキのほか、レアチーズムースとオレンジジュレを重ね、彩り豊かなフルーツをトッピングした「フロマージュ・フリュイ」などから選べ、メッセージを添えることも可能。お部屋に突然このケーキが届いたら、素敵なサプライズですよね。

「Dining & Bar TENQOO」で東京夜景をひとり占め

最後にダイニングエリアをチェックしましょう。ロビーと同じ27階にあるのが「Dining & Bar TENQOO(てんくう)」です。朝食、昼食、夕食は本格的なフレンチを提供。食事はもちろん、眺望も最高です。

可能なら、空が真っ暗になる前に入店を! サンセットからトワイライトへ変化する空色、ポツリポツリと灯るビルの窓明かり、眼下を走る電車が描く光線など、東京の街の鼓動を感じるパノラミックなショーが見られますよ。

また、こちらのレストランでは朝食ビュッフェ(3200円、6~10時、10時30分クローズ)も大人気! 動き出したばかりの東京駅周辺の街を眺めながら、手作り感あふれる朝食が食べられます。

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平日は7~8時、土・日曜、祝日は8~9時が混み合うそう。混雑する時間帯をさけたり、時間に余裕を持って利用するのがおすすめです。


ホテル周辺のおすすめ観光スポット3選

【ホテルから徒歩10分】 JR東京駅(丸の内駅舎)

C)一般社団法人東京ステーションシティ運営協議会
(C)一般社団法人東京ステーションシティ運営協議会

大正3年(1914)に営業を開始し、平成24年(2012)に保存・復原工事が完成した赤レンガ造りの丸の内駅舎は、国の重要文化財に指定されています。丸の内北口と南口にそれぞれある高さ約35mのドームは芸術作品のような美しさ。ドーム内を彩る両翼を広げた約2.1mの大鷲のやレリーフや8つの干支の彫刻など、精巧な意匠に注目です。

【ホテルから徒歩2分】大丸東京店

東京駅八重洲口の駅ビル「グラントウキョウ」内の百貨店。1階北側と地下1階の食品フロア「ほっぺタウン」には、和洋菓子70ブランド以上が集結しています。年間延べ1000種類以上のお弁当が並ぶ「ほっぺタウン」のお弁当ストリートも大人気。1~11階には、ファッションブランドや化粧品、リビング雑貨などの人気ショップはもちろん、呉服・インテリアなど、充実した売り場が展開。「石井スポーツ」や「ハンズ」などの専門店も入店しています。12・13階レストランフロアの約20店舗に加え、各階に8つのカフェがあり、飲食店も充実しています。

■大丸東京店(だいまるとうきょうてん)
住所: 東京都千代田区丸の内1-9-1
TEL:050-1782-0000
営業時間:10~20時(12階は11~22時、13階は11~23時)。一部店舗は異なる
定休日:無休

【ホテルから徒歩5分】KITTE

東京駅前のランドマーク、旧東京中央郵便局舎の一部を保存・再生して建設された商業施設。全国各地の名品やこだわりの品、地元で愛される老舗の味が集まり、「にっぽんらしさと、あたらしさを。」をコンセプトに個性豊かな店舗が出店しています。地下1階は「ラーメン激戦区」などおいしいものが集まる「KITTE GRANCHE」、5階まで吹き抜けの明るいアトリウムがある1階にはカフェや雑貨などが出店。2~4階は日本のものづくりにこだわった雑貨店など、5~6階は全国の話題店が揃うレストランフロアがあります。


リアルなおすすめタイムスケジュール

【1日目】
11:30 東京駅に到着。一度ホテルに荷物を預け、東京駅周辺を散策&ランチ
17:00 ホテルに戻ってチェックイン。ひと休みしたら「Dining & Bar TENQOO」へ
18:00 夕景から夜景へ。刻々と変わる東京の景色を眺めながら、ディナーを満喫
20:00 客室に戻ってのんびりくつろぎタイム
21:00 ビューバスに浸かって、東京の夜景をバスルームから独り占め!非日常的なバスタイムに癒やされる 
22:30 就寝

【2日目】
6:00  起床。サッと身支度して、混雑する前に朝食を食べに「Dining & Bar TENQOO」へ
8:30  部屋に戻ってちょっと休憩
9:00  東京みやげを探しに東京駅へ。東京駅限定のお菓子などをゲット
11:00 ホテルに戻って荷造り
12:00 チェックアウト 、帰路へ

東京駅のすぐ近くにある快適でステキなホテル「ホテルメトロポリタン 丸の内」。東京観光の拠点として、自分へのごほうびステイとして、一度泊まってみませんか?

■ホテルメトロポリタン 丸の内(ほてるめとろぽりたん まるのうち)
住所:東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー 27階
TEL:03-3211-2233
チェックイン:15時/チェックアウト:12時
料金:エグゼクティブコーナーツイン1泊1室6万8400円(1室2名利用、消費税・サービス料込)、-UTSUROI-ステーションサイドクイーン 1泊1室5万4500円(1室2名利用、消費税・サービス料込)
アクセス:JR東京駅八重洲北口改札から徒歩2分


Text:山田裕子(editorial team Flone)
Photo:斉藤純平
写真提供:ホテルメトロポリタン 丸の内

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は一部るるぶDATAをもとに作成しています。

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