大阪「喫茶と菓子 タビノネ」は新しいのにレトロ?クリームソーダで昭和にタイムスリップ!
2020年10月、大阪・北堀江にオープンした「喫茶と菓子 タビノネ」。クリームソーダやサイフォンコーヒー、手作りスイーツといったこだわりのメニューが注目されているだけでなく、新店とは思えないレトロな雰囲気も話題です。新店なのにレトロ?その秘密ごと紹介します。
スペシャルティコーヒーの名店が、40年以上愛された空間を受け継ぐ
「喫茶と菓子 タビノネ」は、スペシャルティコーヒーを専門に扱う京都のロースター「旅の音」の姉妹店。昭和51年(1976)創業で2020年に惜しまれながら閉店した喫茶店「ローストン」の跡地に、レトロな空間を引き継ぐかたちでオープンしたことが“新店なのにレトロ”な理由です。
もともとの店の雰囲気を生かしつつ、壁や床面などをリノベーション。イスやテーブルも前店のものをリメイクして使っているのだそう。
内装は昭和レトロな空間をベースに、現代風のテイストもプラス。天井をあえてコンクリート剥きだしにしたり、京都のアーティストが手掛けたドライフラワーを随所に飾ったりすることで、おしゃれで落ち着いた雰囲気を演出しています。
カラフルなクリームソーダに喫茶女子たちが釘づけ!
メニューでは、ビビッドな色合いのソーダが大人気。しゅわしゅわ爽やかな喉ごしで、これからの季節にぴったりの一品です。まんまるのバニラアイスをトッピングして、昭和レトロ感満載のクリームソーダにするのがおすすめです。
昔ながらのメロンソーダや、自家製レモンシロップで作るレモネードなど定番4種をラインナップ。さらに季節限定のフレーバーも登場するほか、お好みの2種を組み合わせた「グラデーションソーダ」680円もオーダーできます。カラフルなソーダと、レトロな店内とのコントラストで写真映えもバツグン!
こだわりのコーヒー&手作りスイーツのペアリングも
京都のロースターから直送する豆をサイフォンで淹れる、香り高いコーヒーも好評。「喫茶と菓子 タビノネ」のためのオリジナルブレンド「蛍火(ほたるび)」をはじめ、産地ごとの個性を生かしたスペシャルティコーヒーを取り揃えています。
コーヒーのお供には店内で手作りするスイーツをぜひ。イチ推しは、国産の天然素材で作るしっとりもちもち食感のドーナツ。プレーンやイチゴ、きな粉など多彩なフレーバーが揃うのも魅力です。
ちなみにコーヒーカップや紙ナプキンに描かれたかわいい女の子は、オーナーのアイディアを元にデザインしたという「タビノネ」のイメージキャラクター。店のあちこちに隠れているので探してみてください。
居心地のよいレトロ空間と本格的なメニューの数々で、多くの喫茶店ファンから注目を集める「喫茶と菓子 タビノネ」。季節限定メニューや休業日の情報などを公式インスタグラムで更新しているので、訪問前にチェックしておくとベターです。
昭和から令和へと引き継がれる大阪の喫茶イズムを感じに、ぜひ足を運んでみてください。
■喫茶と菓子 タビノネ(きっさとかし たびのね)
住所:大阪府大阪市西区北堀江1-13-20
TEL:080-9170-8782
営業時間:10~19時(18時LO)※変動の場合あり
定休日:不定休
https://www.instagram.com/tabinonekashi/
text:小倉山とーすと
photo:ナリタナオシゲ、一部店舗提供
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