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鎌倉・雪ノ下の知る人ぞ知る茶房「湖湖」へ!季節の手作り和菓子がとにかく絶品です!

鎌倉のカフェ 茶房 和スイーツ・和菓子 甘味 手作り るるぶ&more.編集部
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鶴岡八幡宮の脇、鎌倉・雪ノ下の路地裏に佇む「茶房 湖湖(ここ)」は、季節の手作り和菓子とおいしい日本茶が楽しめる、とっておきの隠れ家茶房です。鶴岡八幡宮の境内から東鳥居をくぐり、さらにその先へ。電柱の横にポツンと置かれた立て看板がお店への目印です。こんなところに、こんなに素敵なお店が!と、探し当てた自分を思わず褒めてあげたくなりますよ!

Summary

鶴岡八幡宮の東鳥居を抜けて雪ノ下の路地へ!

電柱の脇にひっそりと置かれたこの看板がお店への目印。見逃さないように要注意です!
電柱の脇にひっそりと置かれたこの看板がお店への目印。見逃さないように要注意です!

誰かに教えたいけれど、本当にお気に入りの場所は自分だけの秘密にしておきたい。そんな独占欲を刺激するとっておきのお店が、今回ご紹介する「茶房 湖湖(ここ)」です。
お店があるのは、鎌倉駅東口から歩いて15分ほどの雪ノ下エリア。鶴岡八幡宮の東鳥居を抜け、2本目の路地を右へと進むこと約50m。

格子戸と鶯色の暖簾が見えてきたら目的地に到着です。店先の黒板に書かれているのは、その時季おすすめの和菓子メニュー。店内利用だけでなく、テイクアウトもできます!(お持ち帰りの場合は、なるべく事前予約がベストですよ)

妙に心地よい!長居必至のモダン茶房

店内に足を踏み入れると、そこは茶室を連想させる和モダンな上質空間。木のぬくもり溢れるL字のカウンターも素敵で、ついつい長居をしたくなる居心地のよさです。

話し上手であり、聞き上手な店主・亜湖美さんとのトークも醍醐味のひとつ
話し上手であり、聞き上手な店主・亜湖美さんとのトークも醍醐味のひとつ

店主の芳澤亜湖美さんは、40年以上教壇に立ち続けた元国語教師。今から15年ほど前、お茶席で出合った“花びら餅”の美しさとおいしさに魅了され、和菓子の虜になったそうです。教師として多忙な毎日を過ごす傍ら、和菓子の専門家から和菓子作りを学び、引退後ご自宅の隣に「茶房 湖湖」をオープンさせました。

店主が作る季節替わりの絶品和菓子

お茶と甘味セット700円(税込) ※甘味は季節替わり(手前から時計回りに)露地の楽しみ、此の花Ⅱ、埋火
お茶と甘味セット700円(税込) ※甘味は季節替わり(手前から時計回りに)露地の楽しみ、此の花Ⅱ、埋火

和菓子は「お茶と甘味」のセットメニューで楽しめます。季節替わりのオリジナル甘味(5種類)の中からお好きなものを1点と、煎茶かほうじ茶かを選ぶスタイルです。
訪れたこの日は、外郎(ういろう)の生地で黄身餡を包んだ「此の花Ⅱ」のほか、赤シソ漬け(ゆかり)を散らして仕上げた落雁風の押し菓子「露地の楽しみ」などが登場しました。

埋火(うずみび)
埋火(うずみび)

こちらは「湖湖」オリジナルの流し菓子・埋火(うずみび)。上段はラム酒入りの錦玉羹(きんぎょくかん)、下の層はこし餡の栗羊羹になっています。

鼻から口へふわりと抜けるラム酒の芳醇な香りと、くちどけのよい滑らかな羊羹との見事な融合に心奪われる一品です。

亜湖美さんが生み出す繊細で美しい和菓子は、どれも一級品。和菓子は基本的に2週間に1回のペースで替わるそうですよ。鎌倉の路地裏に佇むとっておきの隠れ家で、季節の和菓子とおいしい日本茶に癒されてみてはいかがでしょうか。

Text:清沢奈央
Photo:櫻井めぐみ

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。

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